オイルポンプの構造

過去の記事 『チェーンの手入れ 』で少し紹介したミニオイラー　今回はその内部を見てみましょう
このオイル差しは本当に便利で工具箱に一つ入れておくとかなり重宝しますよ
では構造を見てみましょう






ペンの様な形をしていますが　下部はキャップです　注油口の保護と漏れ止めです






上部は押しボタンが蓋になっています　中にはバネが入っておりボタンを押した後、
手を離すとボタンが戻ります






内部には心棒が一本先端まで通っています　この先端にもバネが入っており押した後、
手を離すとやはり戻ってきます




先端の注油口　やや黄色く見える部分が出入りし中の心棒を伝いオイルが出ます
その量はほんの僅かでポタと落ちるか落ちないかの量






オイル容器の付属ノズルでは困ったこんな場所や　
オイルの量を調整したいチェーンにも大変便利です




私はルーターで名前を彫り違う色を入れ　オイルの使い分けをしています

又マイクロロンの様にテフロン樹脂が添加され、攪拌（かくはん）が必要なオイル用には
中に小さなスチールボールを入れて　使用時に良く振り攪拌しています
要所にOリングも入っておりオイル漏れもありません



このオイルポンプ　販売している所をあまり見掛けませんが　
【カツリーズ　サイクル】 がオリジナルカラーで取り扱いされています
色はチャンピオンカラーの5色　そのセンスの良さに　参りました！