SUNTOUR サンツアーのボスフリー 全て分解し、錆びていた
スプロケットの錆落としも済みました 今回は各部を洗浄し
ボス本体のグリスアップと組立を行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/83/2cc2212fb8c09d61e1bd9ec3f6156615.jpg)
ボスフリーの構成部品の洗浄を行います 使う洗い油はガソリン
どんなデグリーザーより綺麗になりますが くれぐれも火気注意!
この洗浄と言う作業は どんな自転車整備でも大切な事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e4/652a3d36e6fdac165a01792b33ab962a.jpg)
フリーと言え 少しでも良い状態に仕上げたいので
Microlon マイクロロンのメタル・トリートメントで事前処理を
行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f7/c2bc91865771f5417b5e7f446a589eb0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/41/258f39f47083d44e4cf381adfca85d92.jpg)
ボスフリー組立前の事前準備がこれで全て完了しました
これから構成部品を丁寧に組み付けて行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a4/f996bf190610a3b98cedde181e636ed4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/0a/375333b08e639ff3b16b3b36d1ddc5a5.jpg)
ではボス本体内部のラチェット部の 爪を組みましょう
この時 この本体全体に錆止め程度に薄くグリスを塗っておきましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a7/8f156e94eb4407161b6e42b995997efb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a0/528eface3bce02f17c7923e74687de91.jpg)
この爪を装着する部分にグリスを塗布します ここはなるべく
粘度の低いグリスが良いでしょう 好みも有るでしょうが固い
グリスは手応えが悪くなります
今回はマイクロロンのルブ・リカントを使います 量も少なくて
良いでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0d/8872349a57a5cb7b25ac5ade53616026.jpg)
ラチェットの爪を納め スプリングを外から巻き込み
爪の装着は完了です この部分は次の作業まで置いておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/97/6b317cc01669cf02bbc0e5c3d4d13057.jpg)
次はボス本体外側ケースに スチールボールを並べます
この時にはケース内側に 錆止めに薄くグリスを塗布します
内部のギザギザ部分は ラチェットの爪が絶えず接触しますので
適量のグリスが必要ですが ここの量も少ない方が私の好みです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/51/8d5284995af1c7425e10dab41c8ec0e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/66/95b27e33093e26fc27fed95853514970.jpg)
ボス外部ケースの ボールレースにスチールボールを並べます
この小さな鋼球を入れる時は 一杯に入れて一個抜く これお約束事
このボールにもマイクロロン ルブ・リカントを少量塗布
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6e/d51ada06bbaadf9bc8d19f7063d6f55e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/49/270a941fd5f45a7890a2218cdaca70b1.jpg)
この外部ケースに 先程爪を組んだ内部を上から納めます
この時はどうしても爪がケースに当るので 反時計方向へ
回しながらそっと入れます
ボールもこぼれる事なく 上手く納まりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/82/b5bdff6b6ca52c1b574b79e4a78aadbd.jpg)
内部を落とさない様に気を付けて裏返します
ここで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7e/a5e61a8a1100c8e1e38544e2e4ebe650.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d6/c5b4b5f6e56669aff83cd9e9850eebaf.jpg)
普段はこんな事はしませんが ボールにどれくらいグリスが
廻っているか 再度ケースを外し見て頂きましょう
グリスはこの位の量で充分です
さて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7c/9afd0c0b45db0acc2e13706ef0befa65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f8/0281d12e7dbb59412bac6a19cb1933dc.jpg)
裏返したら 爪の押さえと玉当り調整を兼ねたワッシャーを入れ
表側のボールレースにも スチールボールを並べます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e6/35eb0387adbfd883709f3c7c1f68fbeb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/fc/02d1bf6a367f8dc8c69203b77132277e.jpg)
ボールを並べ終えたらグリスを適量塗布します
先程からボールを並べ終えてからグリスを入れていますが
先にボールにグリスを塗るより この方が埃を呼ばなくて良い
でしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/df/04d265e68ca91d4b6b9d277e4ce178b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ca/22f52ebb415d9e33f04b9ab1d700a7dd.jpg)
次はベアリングの玉押しを兼ねた 蓋を取り付けます ここは逆ネジです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d5/0002ec88dcdc0bda5c35f9eb2de84dfa.jpg)
カニ目レンチで蓋をしっかりと 締め込んでおきます
増し締めはこの状態では出来ないので これは最後の作業です
これでボスフリーのボス本体の組み付けは完了です
今回はグリスは粘度の低い物が良いとか 量は少なくと
言っていましたが
この理由は 固いグリスや量が多いと とても手応えの悪い
湿っぽいフリーホイールになってしまうからです どうしても
小気味良いカチット感が出ません
これが気にならない方は拘る事は有りませんから お好きな
グリスと量を使われても構わないでしょう
ただどこにもシールドされていないこのフリー 雨の中を走行すれば
中には水が入ります グリスの量が多いメリットも無い様に感じています
さて長くなってしまいました スプロケットの取り付けにも少々
注意する処が有ります 何時まで掛かるんだ! なんて叱られそう
ですが完成は次回に・・
スプロケットの錆落としも済みました 今回は各部を洗浄し
ボス本体のグリスアップと組立を行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/83/2cc2212fb8c09d61e1bd9ec3f6156615.jpg)
ボスフリーの構成部品の洗浄を行います 使う洗い油はガソリン
どんなデグリーザーより綺麗になりますが くれぐれも火気注意!
この洗浄と言う作業は どんな自転車整備でも大切な事です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e4/652a3d36e6fdac165a01792b33ab962a.jpg)
フリーと言え 少しでも良い状態に仕上げたいので
Microlon マイクロロンのメタル・トリートメントで事前処理を
行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f7/c2bc91865771f5417b5e7f446a589eb0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/41/258f39f47083d44e4cf381adfca85d92.jpg)
ボスフリー組立前の事前準備がこれで全て完了しました
これから構成部品を丁寧に組み付けて行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a4/f996bf190610a3b98cedde181e636ed4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/0a/375333b08e639ff3b16b3b36d1ddc5a5.jpg)
ではボス本体内部のラチェット部の 爪を組みましょう
この時 この本体全体に錆止め程度に薄くグリスを塗っておきましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a7/8f156e94eb4407161b6e42b995997efb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/a0/528eface3bce02f17c7923e74687de91.jpg)
この爪を装着する部分にグリスを塗布します ここはなるべく
粘度の低いグリスが良いでしょう 好みも有るでしょうが固い
グリスは手応えが悪くなります
今回はマイクロロンのルブ・リカントを使います 量も少なくて
良いでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0d/8872349a57a5cb7b25ac5ade53616026.jpg)
ラチェットの爪を納め スプリングを外から巻き込み
爪の装着は完了です この部分は次の作業まで置いておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/97/6b317cc01669cf02bbc0e5c3d4d13057.jpg)
次はボス本体外側ケースに スチールボールを並べます
この時にはケース内側に 錆止めに薄くグリスを塗布します
内部のギザギザ部分は ラチェットの爪が絶えず接触しますので
適量のグリスが必要ですが ここの量も少ない方が私の好みです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/51/8d5284995af1c7425e10dab41c8ec0e5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/66/95b27e33093e26fc27fed95853514970.jpg)
ボス外部ケースの ボールレースにスチールボールを並べます
この小さな鋼球を入れる時は 一杯に入れて一個抜く これお約束事
このボールにもマイクロロン ルブ・リカントを少量塗布
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6e/d51ada06bbaadf9bc8d19f7063d6f55e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/49/270a941fd5f45a7890a2218cdaca70b1.jpg)
この外部ケースに 先程爪を組んだ内部を上から納めます
この時はどうしても爪がケースに当るので 反時計方向へ
回しながらそっと入れます
ボールもこぼれる事なく 上手く納まりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/82/b5bdff6b6ca52c1b574b79e4a78aadbd.jpg)
内部を落とさない様に気を付けて裏返します
ここで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7e/a5e61a8a1100c8e1e38544e2e4ebe650.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d6/c5b4b5f6e56669aff83cd9e9850eebaf.jpg)
普段はこんな事はしませんが ボールにどれくらいグリスが
廻っているか 再度ケースを外し見て頂きましょう
グリスはこの位の量で充分です
さて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/7c/9afd0c0b45db0acc2e13706ef0befa65.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f8/0281d12e7dbb59412bac6a19cb1933dc.jpg)
裏返したら 爪の押さえと玉当り調整を兼ねたワッシャーを入れ
表側のボールレースにも スチールボールを並べます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e6/35eb0387adbfd883709f3c7c1f68fbeb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/fc/02d1bf6a367f8dc8c69203b77132277e.jpg)
ボールを並べ終えたらグリスを適量塗布します
先程からボールを並べ終えてからグリスを入れていますが
先にボールにグリスを塗るより この方が埃を呼ばなくて良い
でしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/df/04d265e68ca91d4b6b9d277e4ce178b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/ca/22f52ebb415d9e33f04b9ab1d700a7dd.jpg)
次はベアリングの玉押しを兼ねた 蓋を取り付けます ここは逆ネジです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d5/0002ec88dcdc0bda5c35f9eb2de84dfa.jpg)
カニ目レンチで蓋をしっかりと 締め込んでおきます
増し締めはこの状態では出来ないので これは最後の作業です
これでボスフリーのボス本体の組み付けは完了です
今回はグリスは粘度の低い物が良いとか 量は少なくと
言っていましたが
この理由は 固いグリスや量が多いと とても手応えの悪い
湿っぽいフリーホイールになってしまうからです どうしても
小気味良いカチット感が出ません
これが気にならない方は拘る事は有りませんから お好きな
グリスと量を使われても構わないでしょう
ただどこにもシールドされていないこのフリー 雨の中を走行すれば
中には水が入ります グリスの量が多いメリットも無い様に感じています
さて長くなってしまいました スプロケットの取り付けにも少々
注意する処が有ります 何時まで掛かるんだ! なんて叱られそう
ですが完成は次回に・・