先日より LATIDO ラティードのロードホイールを組む予定をしていましたが
やっと着手しました 手組みのホイールは少しでも良いホイールに仕上げる為
組み手によりそれぞれ拘りが有ると思いますが 緩み難いホイールに仕上げる
一つの方法 ホイールは二日掛けて組上げる・・・

前置きが長いぞ! と突っ込みが入りそうです
じゃホイールを組んで行きましょう 前輪はラジアル
後輪はギア側 6本組タンジェント 左側ラジアルで組みます


これは事前準備 リムのニップル穴には製造時の バリが
良く残っています これは後でリムの中に落ちたりしますから
今の間にリムバーなどを使い削り取っておきます

これは軽量化には寄与しませんが ちょっとした心遣いです

ニップルには 袋の中に CRC 5-56 を吹き付け シェイク
しておきます ホイールのテンションが上がってきた時
スポークのネジとの喰い付や焼付を防止するのが目的です


じゃ前輪からいきましょう スポークを通します 空力効果を
考えると この方向からスポークを通すのが有利でしょう



ラジアル組なのでそれ程注意する処は有りませんが リムの文字と
ハブの文字の方向を揃えるなど 拘りが有る方はその位はしましょう
ハブの文字がバルブ穴から見える これも拘りの一つかな?
絶対に守る事 リムのニップル穴は左右に振られています
これにハブのフランジの左右を合わせるのは お約束事です


今回のリム ARAYA ADX-1 エアロ1 はニップルとリムの間に専用部品
アールワッシャーを入れる必要が有ります


スポーキングが進んで行くと この様なニップルビットを使わないと
ニップルを納める事が出来ません

前輪のスポーキングが終わりました ちょっと置いておきましょう

後輪に掛かります ハブにスポークを通します

後輪はラジアルとタンジェントの組み合わせ スポークはこの様に通しました

後輪のスポーキングも前輪とする事は同じです


ギア側はタンジェントの 6本組 左側はラジアルです

じゃスポークを張り触れ取をして行きます この辺では
適度に万遍なくニップルを締めて行っているだけです


スポークを張って行く時にはホイールのセンターも意識
しながら作業を進めます リムのバルブ穴を覗くとハブが
見えます この時、ハブのセンターへ事前に印しを付けて
いますが それが役に立ちますよ
穴から覗いた時 リムとこの印しが重なる様にすれば良いですね


触れ取りが進みスポークテンションが上がってくると
スポークの交点に粘度の低いオイルを一滴 これが結構効きます
ニップルを回す時も片手ではいけません スポークを掴みながら
ニップルレンチを使います

この辺まで作業が進んでくると ホイールセンターも
しっかり出して行きます 縦横の振れがしっかりと取れていれば
センターの寄せはそんなに難しい作業では無いですね 後から
センターを調整する組み方も有りかな?

ホイール組、振れ取りが大方終われば ホイールに体重を掛け
苛めてやります これで歪みが出れば再度振れ取りをします

さて普通ならこれで完成ですよね でもホイールを一晩
寝かせてやります

ホイールを一晩寝かせる これはホイールを組み一晩経つとスポークテンションが下がります
私はテンションメーターで測った事は有りませんが これは手応えで感じます スポークを引っ張ると
当然スポークは伸びます しかしこれは 0.01ミリ以下だと言われ、これではテンションに影響はさほど
与えないでしょう
真っ直ぐなスポークを綾取りをする事で曲がる部分が出て来ます これはハブ側の雁首であったり
交差部であったり・・ 一晩寝かす事でこの様な処が馴染んでくるんでしょう 寝かせた次の日に
仕上げをする 少しでも良いホイールにするなら、これは結構大切な事なんですよ
さて仕上げは日を改めましょう
ホイール組の事前作業 スポーク長計算はこちら 【 スポーク長計算 スペアホイール 】
この作業の続きはこちら 【 ロード用ホイール Kino モデル 】
やっと着手しました 手組みのホイールは少しでも良いホイールに仕上げる為
組み手によりそれぞれ拘りが有ると思いますが 緩み難いホイールに仕上げる
一つの方法 ホイールは二日掛けて組上げる・・・

前置きが長いぞ! と突っ込みが入りそうです
じゃホイールを組んで行きましょう 前輪はラジアル
後輪はギア側 6本組タンジェント 左側ラジアルで組みます


これは事前準備 リムのニップル穴には製造時の バリが
良く残っています これは後でリムの中に落ちたりしますから
今の間にリムバーなどを使い削り取っておきます

これは軽量化には寄与しませんが ちょっとした心遣いです

ニップルには 袋の中に CRC 5-56 を吹き付け シェイク
しておきます ホイールのテンションが上がってきた時
スポークのネジとの喰い付や焼付を防止するのが目的です


じゃ前輪からいきましょう スポークを通します 空力効果を
考えると この方向からスポークを通すのが有利でしょう



ラジアル組なのでそれ程注意する処は有りませんが リムの文字と
ハブの文字の方向を揃えるなど 拘りが有る方はその位はしましょう
ハブの文字がバルブ穴から見える これも拘りの一つかな?
絶対に守る事 リムのニップル穴は左右に振られています
これにハブのフランジの左右を合わせるのは お約束事です


今回のリム ARAYA ADX-1 エアロ1 はニップルとリムの間に専用部品
アールワッシャーを入れる必要が有ります


スポーキングが進んで行くと この様なニップルビットを使わないと
ニップルを納める事が出来ません

前輪のスポーキングが終わりました ちょっと置いておきましょう

後輪に掛かります ハブにスポークを通します

後輪はラジアルとタンジェントの組み合わせ スポークはこの様に通しました

後輪のスポーキングも前輪とする事は同じです


ギア側はタンジェントの 6本組 左側はラジアルです

じゃスポークを張り触れ取をして行きます この辺では
適度に万遍なくニップルを締めて行っているだけです


スポークを張って行く時にはホイールのセンターも意識
しながら作業を進めます リムのバルブ穴を覗くとハブが
見えます この時、ハブのセンターへ事前に印しを付けて
いますが それが役に立ちますよ
穴から覗いた時 リムとこの印しが重なる様にすれば良いですね


触れ取りが進みスポークテンションが上がってくると
スポークの交点に粘度の低いオイルを一滴 これが結構効きます
ニップルを回す時も片手ではいけません スポークを掴みながら
ニップルレンチを使います

この辺まで作業が進んでくると ホイールセンターも
しっかり出して行きます 縦横の振れがしっかりと取れていれば
センターの寄せはそんなに難しい作業では無いですね 後から
センターを調整する組み方も有りかな?

ホイール組、振れ取りが大方終われば ホイールに体重を掛け
苛めてやります これで歪みが出れば再度振れ取りをします

さて普通ならこれで完成ですよね でもホイールを一晩
寝かせてやります

ホイールを一晩寝かせる これはホイールを組み一晩経つとスポークテンションが下がります
私はテンションメーターで測った事は有りませんが これは手応えで感じます スポークを引っ張ると
当然スポークは伸びます しかしこれは 0.01ミリ以下だと言われ、これではテンションに影響はさほど
与えないでしょう
真っ直ぐなスポークを綾取りをする事で曲がる部分が出て来ます これはハブ側の雁首であったり
交差部であったり・・ 一晩寝かす事でこの様な処が馴染んでくるんでしょう 寝かせた次の日に
仕上げをする 少しでも良いホイールにするなら、これは結構大切な事なんですよ
さて仕上げは日を改めましょう
ホイール組の事前作業 スポーク長計算はこちら 【 スポーク長計算 スペアホイール 】
この作業の続きはこちら 【 ロード用ホイール Kino モデル 】