Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車 カセットスプロケットを取り付ける

2012-04-01 20:14:24 | 自転車整備 その他 
整備が終わったシクロクロス用のホイール これにカセットスプロケットを
取り付けます シマノの 9速ですがオイルアップをしながら丁寧に作業を
進めましょう




リアホイールの整備を始める時にスプロケットを
取り外しました これを清掃してから再度フリーに
取り付けます






このスプロケットは自転車を洗車した時にオイルアップ
までしていますが もう一度丁寧に洗浄します
今回はガソリンで洗いましょう ガソリンが白く濁り
浮遊物が浮くのは フッ素系のオイルを使っていると
良く起きる現象です




綺麗に洗浄したスプロケット ホイールに装着する前に
オイルを塗っておきましょう






使っているオイルは Super Lube スーパールブの
多目的オイル フッ素系のやや粘度の高いオイルです




指が使えない所は エアー工具を使いオイルを
奥まで運んでやります






スプロケットの準備が出来たので ホイールに取り付け
ましょう






スプロケットを取り付けるフリーボディですが
これも事前に洗浄し オイルが枯れた状態です






ここにも錆を防止するため オイルを塗っておきましょう






ここに使ったオイルはやはり Super Lube スーパールブですが
先程よりもっと粘度が高い 超耐久潤滑剤です






このフリーボディにスプロケットを組付けて行きますが
フリーの溝にスプロケットの溝を合わせて差し込みます
これはシマノですが カンパなどとは形状が違い互換性は
有りません






その後はスペーサーと歯を交互に入れて行きます




歯には裏表が有り この歯数が刻まれた方が
外向きですね




最後はトップギアです これだけワッシャーが要らない
厚みを持っています






最後はこのロックナットでスプロケットを締め付けます






分解した時にはこの薄いワッシャーが入っていません
でしたが 普通は使うので在庫の分を入れておきます

※ ワッシャーの件
本記事を投稿後 TIAGRA ティアグラにはワッシャーは
使わないとのコメントを頂戴しました

シマノの展開図で確認した処 105以上のグレードでは
ワッシャーを使いますが TIAGRA CS-HG50-9 9速用
CS-4600 10速用にはワッシャーは使わない様です
その理由までは不案内ですが ここに加筆訂正させて
頂きます            2012.4.1 Kino






ロックナットのワッシャーとネジ部にもオイルを塗布
これは錆付きを防ぐ為です フリーボディには内側に
メスネジが切って有ります






ロックナットをフリーボディの内ネジに入れます






ここで工具を使います フリーホイールリムバーなどと
呼びますが ロックナットの脱着に使う工具で これは
シマノの純正 TL-LR15 その他パークツールなど色々な
メーカーから販売されています






工具をロックナットのスプラインに合わせ センターピンを
ハブの中空シャフトに差込ます この工具にはこのセンター
ピンが無い物も有りますが 私はピンが有る方が好みです






工具にモンキーレンチを掛け締め込みます ※ ここは正ネジです
締め付けトルクは 30~50m/N などと書かれていますが 私は結構
きつめに締めています これで完了ですね





ホイールのハブやフリーホイールも分解し 新しいグリスも入れ替え この様に
手入れをしたスプロケットを付ける事に依って かなり良い状態になりました
手入れをしてもあまり良くならない部品もたまに有りますが 今回は気持の良い
仕上がりです

前回の作業 【 シマノ フリーハブ FH-4400 グリスアップ 】

次の作業 【 インナーワイヤーの 先端処理 】

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする