新車組立時から全くブレーキが効かなかったロードレーサーでしたが
前回フロントブレーキを交換したら凄く改善されました 今回は後ろの
ブレーキも同じ物に交換します
これが前回フロントブレーキを交換したロード
ブレーキは DURA-ACE BR7700を使っています
フロントも同じ物を使っていたのですが全く
効きませんでした
ブレーキを外しましょう まずブレーキワイヤーを
解放します 使うのは 5mmのアーレンキーです
ブレーキの取付けネジはシートブリッジの裏側です
ここも 5mmのアーレンキーで緩めます 正ネジです
ブレーキワイヤーを本体から抜きます
ブレーキ本体を引っ張りフレームから外します
DURA-ACE BR7700 の刻印
取り換えるブレーキはこの LATIDO ラティードから
外します 使っているのは DURA-ACE BR7403
8速時代の古いタイプです
こちらも基本的な構造は同じで取り外し作業も
先程のブレーキと同じ手順です
DURA-ACE BR7403 デュラエースの 7400系が登場したのは
1984年で その後同シリーズで 1991年に STI 手元変速が
登場しています
外したブレーキをそのまま使うのでは無く
少し手入れをしてやりましょう
これは BR7700 を後ろから見ています
これは BR7403 ですが スプリングの保持部に
何か細工がしてあります
これは BR7700 には無い機能ですが マイナスドライバーで
この保持部を回す事が出来ます その機能は赤い指示棒の
先に見る事が出来ます
これを回す事で偏芯されたパーツが回り
スプリングの強弱を選ぶ事が出来ます
7400シリーズは素晴らしいと良く言われますが
この様な細かな部分にそれが表れています
今度使う 7403の方のパーツを簡単に外しました
シャフトに付けているギザワッシャーが割れました
思っているより硬い材質の様です
油汚れをしているパーツは洗浄します
本体の可動部はテフロン樹脂をスプレーしオイルも
差しておきます このテフロン樹脂はオイルでは
有りませんが独特のスベスベ感を感じる事が出来ます
白いシューホルダーは私が塗装した物ですが
これはワックスで汚れを落しましょう
白い塗装の様子 【 ロード ブレーキシュー 交換の準備 】
ゴールドにも塗りました 【 ブレーキ シューホルダーを塗装する 】
ブレーキゴムの修正もしておきましょう
用意しているのはペーパーです
それ程距離は使っていませんがかなりリムの癖が
付いています このシューは BR7900の物です
綺麗に修正出来ました 2~3分で済む作業です
気が付いた時 食い込んでるアルミ片や砂の
除去に併せ修正もしてやれば良いですね
両方の面合わせが出来ました
ギザワッシャーも買い置きが有りました こんなに
直ぐに割れる物なら幾らか持っておいた方が良い
ですね
これで使う方のブレーキ本体の手入れが終わりました
少しの整備ですが部品が又活力を取戻します
どうして BR7700より古い BR7403 の方が良く効くか
その理由ですが 私が考えているのはテコの原理
BR7700のワイヤークランプと可動部の寸法
力点と支点の距離は 約 63mm
それに対し BR7403 はその距離が 約 69mmで
6mm の差が有ります おそらくこの違いでブレーキの
効き具合が変わってくるのでしょう
保護色、良く見ないと分かりません こんな寒い時期にバッタが居ました
さすがに近づいても動かなかったです 可哀想に越冬は出来るのかな?
じゃブレーキの取付けは次回に致します、次もお付き合い下さい
次の作業 【 ブレーキの交換 取り付け 】
フロントブレーキはこちら 【 効かないブレーキ 】
前回フロントブレーキを交換したら凄く改善されました 今回は後ろの
ブレーキも同じ物に交換します
これが前回フロントブレーキを交換したロード
ブレーキは DURA-ACE BR7700を使っています
フロントも同じ物を使っていたのですが全く
効きませんでした
ブレーキを外しましょう まずブレーキワイヤーを
解放します 使うのは 5mmのアーレンキーです
ブレーキの取付けネジはシートブリッジの裏側です
ここも 5mmのアーレンキーで緩めます 正ネジです
ブレーキワイヤーを本体から抜きます
ブレーキ本体を引っ張りフレームから外します
DURA-ACE BR7700 の刻印
取り換えるブレーキはこの LATIDO ラティードから
外します 使っているのは DURA-ACE BR7403
8速時代の古いタイプです
こちらも基本的な構造は同じで取り外し作業も
先程のブレーキと同じ手順です
DURA-ACE BR7403 デュラエースの 7400系が登場したのは
1984年で その後同シリーズで 1991年に STI 手元変速が
登場しています
外したブレーキをそのまま使うのでは無く
少し手入れをしてやりましょう
これは BR7700 を後ろから見ています
これは BR7403 ですが スプリングの保持部に
何か細工がしてあります
これは BR7700 には無い機能ですが マイナスドライバーで
この保持部を回す事が出来ます その機能は赤い指示棒の
先に見る事が出来ます
これを回す事で偏芯されたパーツが回り
スプリングの強弱を選ぶ事が出来ます
7400シリーズは素晴らしいと良く言われますが
この様な細かな部分にそれが表れています
今度使う 7403の方のパーツを簡単に外しました
シャフトに付けているギザワッシャーが割れました
思っているより硬い材質の様です
油汚れをしているパーツは洗浄します
本体の可動部はテフロン樹脂をスプレーしオイルも
差しておきます このテフロン樹脂はオイルでは
有りませんが独特のスベスベ感を感じる事が出来ます
白いシューホルダーは私が塗装した物ですが
これはワックスで汚れを落しましょう
白い塗装の様子 【 ロード ブレーキシュー 交換の準備 】
ゴールドにも塗りました 【 ブレーキ シューホルダーを塗装する 】
ブレーキゴムの修正もしておきましょう
用意しているのはペーパーです
それ程距離は使っていませんがかなりリムの癖が
付いています このシューは BR7900の物です
綺麗に修正出来ました 2~3分で済む作業です
気が付いた時 食い込んでるアルミ片や砂の
除去に併せ修正もしてやれば良いですね
両方の面合わせが出来ました
ギザワッシャーも買い置きが有りました こんなに
直ぐに割れる物なら幾らか持っておいた方が良い
ですね
これで使う方のブレーキ本体の手入れが終わりました
少しの整備ですが部品が又活力を取戻します
どうして BR7700より古い BR7403 の方が良く効くか
その理由ですが 私が考えているのはテコの原理
BR7700のワイヤークランプと可動部の寸法
力点と支点の距離は 約 63mm
それに対し BR7403 はその距離が 約 69mmで
6mm の差が有ります おそらくこの違いでブレーキの
効き具合が変わってくるのでしょう
保護色、良く見ないと分かりません こんな寒い時期にバッタが居ました
さすがに近づいても動かなかったです 可哀想に越冬は出来るのかな?
じゃブレーキの取付けは次回に致します、次もお付き合い下さい
次の作業 【 ブレーキの交換 取り付け 】
フロントブレーキはこちら 【 効かないブレーキ 】