Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

湯茶サービス

2011-11-21 20:08:25 | どうでもよい話
何処かの自転車屋さんが おいでになったお客様や自転車乗りのために
セルフで湯茶のサービスをしているらしい 夏は店主が冷たいハーブティー
なんかを用意するんだって





何か良い話だよね 最近は何処にでも自動販売機が
有るし 飲むものなんて困らない

でも店主の嬉しい気遣いに感謝しながら 自分で
暖かい飲み物を作って頂く・・・

そんな素敵な自転車屋さんへ 頼まれた訳じゃない
ですが インスタントコーヒーなどを送っておいた
400 piece も有ればしばらくはいけるだろう





自転車選手のピークなんて短いもの だから毎日やその一瞬が大切で
おろそかに出来る時間なんて無い そんな時、立ち寄った自転車屋さんで
暖かいおもてなし ちょっとした事だけど嬉しいよね そんなの大好き

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ヘッドの整備に ヘッドワン ポンチ

2011-11-19 20:16:16 | 自転車 工具
自転車整備で必要な専用工具は色々有りますが 今回はヘッドワンポンチを
見てみましょう これはフレームのヘッドチューブに圧入されたヘッドワンを
取り外す工具です






私の手元には 2 種類のヘッドワンポンチが有ります
形状と構造は同じですが メーカーの違いでお値段も
随分違います




こちらは Park Tool パークツールの RT-1
1 インチ~ 1-1/8 までのサイズに対応し
お値段は 6800円程






こちらは TIOGA タイオガ AVENGER と刻印が有ります
かなり古い物ですが お値段が 1850円 ただ現在は
この工具を販売しているか不案内です こちらは O.S
オーバーサイズ用との事です




この工具は

フレームのヘッドチューブに圧入された 下側の
ヘッドワンを外す場合 ヘッドチューブの下から
工具を頭から差し込み






工具の先割れした先端が ヘッドワンに当ったら
工具の上部、頭をハンマーで殴ってやります






この工具の大きさは おおむね 30cm 程度の物






工具の頭側です 少し形状が違いますが 特に
どちらが使い易いと 比べる程のものでもないですね






工具の先端 この割れた方の 4ヶ所がヘッドワンに
当ります 割りの長さが違いますが これは割れの
長い Park Tool の方にやや分が有りそうです





黄色が鮮やかな花ですね 小さな坪庭に咲いていました

今回ご紹介したヘッドワンポンチ 他の切削工具や大きく力を掛ける工具とは違い
特にその精度を大きく求める必要も無いでしょう パークツールやホーザンは
7000円前後のお値段がしますが今回ご紹介した様な お安い物が有ればそれで
充分使えるのじゃないかな 

Campagnolo も UT-HS050 の品番で 7000円弱で発売していましたが 現在まだ
有るかは調べないと解りません ただカンパのこの工具は 先の割れの部分が
折れる事が有ります 材質がそれだけ硬いのでしょうね
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サイクルモード 歴代の DURA-ACE

2011-11-18 20:22:08 | よもやま話
サイクルモード2011' 大阪 これに行かれる方達はそれぞれ目的が有って
行かれる方も多いでしょう 各メーカーの新商品も興味深いですが 自転車の
歴史を感じる物もそれなりに感慨深いものがあります






私が大阪の会場まで車や自転車で行かずに 
電車やタクシーを使うのも 食事の時にやはり
お酒を楽しみたいからです






お昼にしましょうと言って 頼むお料理もこんなアテ
今回は会場に隣接する ミュンヘンと言うレストランで
ランチタイム ここでも沢山のお知り合いに会えました

ビールは黒を一本取り 生とのハーフ&ハーフで
行きましょう 少しコクが増し美味しく頂けます




食事も楽しく済ませたので会場へ戻ります
シマノのブースが有ったので入ってみます





シマノの新商品も沢山有ったのですが 私の目を惹いたのはこの陳列スペース
歴代の DURA-ACE デュラエースが紹介されていました これは初代のデュラ
1973年の登場です シマノが海外を意識し開発したデュラ この頃はまだまだ
カンパニョーロに勝る部品が無い時代です 

このデュラは私もまだ現役選手だったので良く覚えています 正直全く魅力を
感じないコンポーネントでした と言いながらこのハブがまだ手元に有ります(笑)





1980年に登場した DURA-ACE AX この時代はエアロ 空気抵抗を軽減する為の形状が
部品だけでは無く フレームにも採用された時代です




このデュラ AX を使った自転車は 雑誌などいたる処で
写真が使われました 風洞実験をしている写真を記憶
されている方も多いのじゃないかな





1991年 DURA-ACE 7400 初の STI システム トータル インテグレーション 手元変速の
登場です この部品の開発でカンパニョーロに追い付き追い越したと言えるかもわかりません
このデュアルコントロールレバーに対抗し カンパは 1992年に初代エルゴレバーを発売して
います





1996年登場の DURA-ACE 7700 リアスプロケットが 9速になって登場 クランクが
ホローテックになり 装着部はオクタリンクです この辺りになって来るとまだ記憶
されている方も多いかと思います 私のロードもこの 7700 がメインで 変速機は前後
7800 を使っています





近くの空き地で見かけた草花 子孫を残す為の種なのかな?

パソコンがやたらと重くなって来ました これは自転車の様に自分で触れません
ぼちぼち寿命なんでしょうか 本当に壊れてしまうまでに どうにかしないといけませんね

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サイクルモード ナカガワ サイクルワークス

2011-11-16 20:45:18 | よもやま話
サイクルモード大阪会場 自転車好きが集まるイベントや競技会場では
懐かしい知人と会う事も良く有ります 会場内のハンドメイドの魔術師たち
日本のフレームビルダー達が出展する この展示ブースを訪ねてみましょう 






サイクルモードの会場へはタクシーで乗り付ける贅沢さ
その車窓から見えるのは トレードセンタービル この
地域を開発した時の意気込みだけは感じます






自転車の部品や完成車 そのどれを見ても楽しいのだが
やはり見て感銘を受けるのは 職人さんが手塩に掛けた
工作技術






自転車の歴史が浅い日本の技術や知識が海外に
追い付いていない頃は この様な海外の自転車の工作が
珍しく 見る度に心が躍ったものでした




そんな日本のフレームビルダー達が作る自転車を
展示してあるブース ハンドメイドの魔術師たち
ここを覗いてみましょう

でも日本のフレーム作りの職人さんが自転車を理解し
本気で作る自転車は 日本人ならではの繊細さが現れ
本当に素晴らしいものです






もうこの自転車は遠目にも 中野浩一の物と解ってしまう程
今までに色々な所に登場しました これの製作者は写真の
長沢氏






ここは大阪会場 大阪ならこの人でしょう ナカガワ
サイクルワークスの中川 茂さん

先方が私を見つけて声を掛けて下さいました
N: お~ 木下君 久し振りやなー (中川さんの声を
ご存知の方はその声も想像して下さい)

K: 中川さんご無沙汰です お変わりないですか
N: お~ これがうちの一番の自転車や






と紹介して下さったのが 中川ピンクのクロモリフレーム
話を聞くと クロモリで有りながら 7kg を切るとの事

シートチューブがカーボン トップチューブはクロモリを
肉抜きし内部にカーボンを挿入し補強がして有るらしい






中川さん独特のヘッドラグ この裏側を見ればナカガワだと解ります
綺麗に塗装されたステム こういう塗装が得意な人が一人石川県に
居た気がする・・ これは私の勝手な想像




これがトップチューブ 薄いクロモリのパイプを肉抜きし
内部のカーボンチューブで補強 かなり思い切った工作です





中川さんとは 昔一緒のロードレースを走った仲 その時中川さんはZUNOW ズノウの登録
中川さんの選手時代を知っている人も もう少なくなったでしょうね 

そうそう 同じ時期にズノウに登録していた 城本量徳氏とも会場で会いました
ちょっと写真が撮れなかったのが残念だったね

   
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最高齢競輪選手 井狩吉雄選手

2011-11-15 21:02:13 | 競輪
先日私の携帯電話にメールが入った とうとう現役最年長選手になった
寂しいような 嬉しいような・・・ このメールを下さったのは滋賀県の
現役競輪選手 井狩吉雄選手でした





井狩吉雄選手
中京大学商学部 体育会自転車競技部 1974 年卒業 
その後、日本競輪学校 35期卒業生とし滋賀県登録で競輪選手としてデビュー
同期には中野浩一選手が居ました この写真の右から 2人目が井狩先輩
左端は福岡県の山下秀房先輩 この方も競輪選手になられています

横からお茶目に顔を出しているのが私 厳しい縦社会でしたが私は
先輩達に良く可愛がってもらいました





これは井狩先輩のロードレーサー イタリアへ行った時の自分へのお土産らしいです すご(笑) 
以前から 木下、現役最年長の競輪選手になるまで頑張るわ と仰っていました 
そして自転車はやはり距離を乗らないとあかんで と若手選手が驚く位の練習を
今でもされています

メールを頂いた翌朝電話をさせて頂くと その朝は佐世保の配分から夜中に帰宅された
らしい その時の電話では 今日は一日中自転車に乗っておくわ! 恐ろしい還暦選手です






以前に頂いた 通算 400勝を記念した T シャツ 現在はここから 424 勝まで延ばされています
レースダイジェストで競走を見ていると 最終コーナーから流れ込みなど考えず 若い選手を相手に
今でも差し脚を発揮します 気力が衰えないのが凄いですよね

1951年5月生まれの 60歳 取り合えずの目標達成おめでとうございます 
しかし体調管理に留意されまだまだ現役で頑張って頂きたいと思います

 
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