Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

DURA-ACE PD-7810 ペダルの 取り付け

2011-11-03 20:11:20 | Tacurino ロード 組立て
前回ハンドルバーテープを巻いた タクリーノのコズマ 今回はペダルを
取り付けます 用意しているのはデュラエース PD-7810 綺麗なペダル
ですね




これが今回の自転車に用意している DURA-ACE PD-7810
SPD-SL ペダルです 本人は今 LOOK のペダルを使って
いるのですが 私がこのペダルを強く勧めました

その理由はこのペダルの構造と精度がとても素晴らしい
から このペダルは価格以上の値打ちが有るのじゃない
かな シマノの他のシリーズとは全く別物です






ネジ部には何時もの様にグリスを塗布しておきます
腐食と固着防止の為です






クランクのペダル用のネジを見ると 切削加工時の
掃除が行き届いていません こんなゴミは残して
おきたくないのでデグリーザーで綺麗にしておきましょう






その後は粘度の高い スーパールーブの潤滑剤を
ネジに回しておきます ペダルのネジにグリスを
塗っていても ネジと言うのはオスとメスの間に
必ず隙間が出来ます 片方だけの油脂の塗布では
その隙間に行き渡らないので 確実にオイル皮膜を
作る為の指先の作業です

実はこの隙間が、緩み止め剤が活躍する空間なんですよ
こんな話は また別の機会にしましょう






じゃ準備も終わったのでペダルを付けましょう
デュラのペダルは ペダルレンチを使う所が無く
シャフトに 8 mm のアーレンキー用の 6 角穴が
加工して有ります






右側から行きましょう こちらは ※正ネジです






裏側から 8 mm のアーレンキーで締め込みますが
大きな力が必要なこの作業 大変やりずらい仕事です

工具が滑ると間違いなく怪我をします ここはギア板に
ウエスを当てるなどして作業を進めた方が良いですね






左側は ※逆ネジです 力が入れ難いアーレンキーでの
作業 これが原因でペダルが緩むなんて御免
 
私はアーレンキーを殴って締め込みました





Tacurino タクリーノのカーボンロード COZMA コズマ これで全ての組立て
作業は終わりました 後は備品の取付けなど最後の仕舞いです 次回には
完成した ロードレーサーをお見せ出来ると思います お楽しみに・・・

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fiji:k フィジーク バーテープを巻く

2011-11-02 20:50:54 | Tacurino ロード 組立て
タクリーノのコズマ 組み始めて時間も経ちますがいよいよ仕上げの
段階になって来ました 今回はハンドルにバーテープを巻きましょう






フレームから各部品まで全て新しく揃えた Tacurino
タクリーノのコズマ ここまで組上げるとオイルで
汚す事も有りません バーテープを巻きましょう






友人が選んだテープはフィジークの ややクッションが
入ったタイプ バーテープにも人それぞれ好みが有るので
これは友人の好みを尊重 ただ色は全体のバランスを考え
白にしてもらう






ブラケットのクランプ部を補うテープをカット
角を落とすのは捲れ難くする為






バーエンドから巻き始めるが 最初の 10 cm 程は
テープを斜めに切っておきます 巻き始めの重なりが
太くならない様にするためです

テープは外から内側に巻き込んで行く これはハンドルを
握る時は内側に絞り込む様にするので テープが緩み難い
のがこの方向






シフトレバーのブラケット部はこんな感じ あまりくどく
巻くと握りが大きくなるので あっさりと巻くのが良いな




最後まで巻くと 最後に付属のプラスチックテープで
端を止めて巻き終わり






ハンドルの端には バーエンドキャップを付けるが
やや径が細くガサガサ ここもプラスチックテープを
巻いて太さ調整






やや太めに調整したバーエンドキャップを
力技で押し込む このエンドキャップは必ず
必要

ハンドルの切り口は革用のポンチの様な物
落車をした時 ハンドルが肋骨の間に入る事が
有るが そんな時エンドキャップが無ければ
大きな怪我をします





バーテープを巻けばいいよ完成ですね 細々とした備品を省けば
後はもうペダルだけです 毎日作業が終われば最後はワックスを掛けて
締めくくり ここまでやってやると今は、色っぽい良い艶を出していますよ

コメント (2)
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気を付けよう Tacurino COZMA B.B 裏 ワイヤーリード

2011-11-01 20:42:26 | Tacurino ロード 組立て
Tacurino タクリーノが新しく発売したロード用 カーボンモノコックフレーム
COZMA コズマ このフレームのハンガー裏には樹脂製のワイヤーリードを
使いますが その装着方向には注意が必要です






タクリーノのハンガー裏には この様な樹脂製の
ワイヤーリードが付属品としてフレームに付いて
来ます




一旦外しておいたこの部品を フレーム到着時と
同じ様に取付け 作業を進めて行きました






作業が進み変速機を取付けワイヤーを張ると
チェーンステーにシフトワイヤーが当ります

これは少し具合が悪いです Tacurino の
上阪氏に現状を伝えた処 フレームの出荷時
ワイヤーリードの方向を反対に装着して出荷
してしまったとの事 誠に丁寧な連絡を頂戴
しました






じゃもう一度 張ったワイヤーを外し 正常な
方向へワイヤーリードを付け替えましょう






自転車を裏返し ワイヤーリードを外します
そして方向を逆にし・・・




正しい方向に取り付けます ビスには緩み止め剤
ロックタイト 222 を再度使っています



正誤の比較



上が誤った装着例 下が正しい装着状態です






付け替えたワイヤーリードにインナーを通しました
変速機にワイヤーを固定すると これなら O.K です
改善しました





近くの野原でこれから咲こうとしている つぼみ この時期なら菊の一種かな

今回のワイヤーリードの件 私は正常で無い事に気付き 幸いにも改善出来ましたが
ひょっとすればそのままお使いの方がいらしたらお気の毒です 差し出がましいですが
そんな気持で記事にさせて頂きました

Tacurino タクリーノの代表者 上阪氏 今回に限らず些細な事でも 必ず連絡を
くれます 事業者として大変気持の良い対応です Tacurino は益々繁栄する事でしょう 

コメント (2)
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