シマノの105シリーズ PD-5700 SPD-SL ペダルのオーバーホールを行います
沢山の写真で解り易くご案内させて頂きます
シマノのビンディングペダル PD-5700 105シリーズです DURA-ACE 以下のグレードは
基本的に同じ構造です 使用頻度の少ない今回のペダルですが分解整備を行いましょう
シマノのアルミプレートの SPD-SL ペダル PD-5700
分解に必要な工具はまずこれだけです シャフトを
外した後に次の作業へ進みます
ペダルの回転部分の分解は、この黒い樹脂の
ロックボルトを緩めます
ロックボルトを緩める為の工具 シマノの純正です
TL-PD40 これは絶対に必要です、使わないと後で
酷い目に合います
ペダルのロックボルトに工具を装着します
工具の四角部分は約36mm 有ります 少し口が大きく
開く工具が必要です ここで使っているのは設備工事で
良く使うトラップレンチと呼ばれるものです 使える物が
他に有ればこれに拘る必要はありません
結構固く締まっているのでペダル側も何かで
保持した方が良いと思います
ネジを最後まで緩めシャフトと回転部分を抜きます
※ ロックボルトはペダルの左側は正ネジ 右側は
逆ネジです
シャフトと回転部分の一式が取り外せませた ケースの
端が茶色いのが少し気になります 良く観察しながら
作業を進めます
ペダル本体の内部デス奥にネジが見えています
入口付近はロックボルトがきつく入っている部分です
左右のシャフトが抜けました 次は回転部分の分解に進みます
先程気になったケースの端の色 左側は銀色をしています
この原因が分からないですね・・
回転部分の分解には 10mm のスパナ 出来れば
薄い物が有れば良いと思います
この回転部分の玉押しにスパナを掛けるのですが
薄いスパナと通常の物ではこの様な違いが有ります
この後上のロックナットにレンチを使いますが、通常の
スパナではレンチの掛りが浅くなってしまいます
ロックナットに使うのは 7mm メガネレンチが良い
でしょう
カップ&コーンの構造です 玉押しとロックナットの
両方に工具を使い ロックナットを緩めます
次は玉押しを外します 全て正ネジです
玉押しの奥にはボールが使われています 3/32 の
小さな サイズが 12個です
ベアリングのケースも簡単に引き抜けます
このケースに方向は有りません表裏同じ造作の様です
奥にも 3/32 のボールが 12個使われています
ベアリングのケースに隠れていた内部です
シャフトのこの部分が奥の玉押しになっています
シャフトに差し込まれた樹脂製のブッシュを
抜きます 差し込んであるだけなので少しの
手応えを感じながら引き抜けます
ロックボルトの端に金属製のリングが入っています
片方が玉受けの様な形状をしていますが そこには
直接ボールが触れている形跡は有りません
黒い樹脂製のロックボルトは差し込んで有るだけです
シャフトの一番クランク寄りにゴム質のシールが
入っています
とても貧弱な感じがします 傷めない様に気を付けないと
これだけの部品の供給はされていません
これで回転部分の分解は完了です
始めに気になったケースの色ですが ベアリングの
焼けかとも思いましたが内部まで均一に同じ色を
しています 玉受け部は白い色をしているので
焼けた訳ではなさそうです 理由は解りませんが
このまま使いましょう
左右の回転部分を分解しました 初めてオーバーホールをした時には
考えが及ばなかった事も少しずつ違う見方が出来る様になって来ました
この小さなボールと回転部分 これが本体の片側だけで脚の力を受け止めて
いる事に大丈夫なの? と感じていましたが、思いの外しっかりしているじゃ
ないのかと最近思い始めています
この後の作業 【 シマノ ペダル 105 オーバーホール 洗浄、グリスアップ 】
今回の作業で専用工具は絶対に必要と書きましたが それを使わなかった為に
ロックボルトが破損し、次の様な酷い目に合っています
過去記事 次の三部作 述べ7時間の物語は結構面白いですけどね・・
【 ペダルの整備 悪戦苦闘 】 【 ペダル こやつは手強いぞ 】 【 ペダル 雪辱戦の行方は 】
沢山の写真で解り易くご案内させて頂きます
シマノのビンディングペダル PD-5700 105シリーズです DURA-ACE 以下のグレードは
基本的に同じ構造です 使用頻度の少ない今回のペダルですが分解整備を行いましょう
シマノのアルミプレートの SPD-SL ペダル PD-5700
分解に必要な工具はまずこれだけです シャフトを
外した後に次の作業へ進みます
ペダルの回転部分の分解は、この黒い樹脂の
ロックボルトを緩めます
ロックボルトを緩める為の工具 シマノの純正です
TL-PD40 これは絶対に必要です、使わないと後で
酷い目に合います
ペダルのロックボルトに工具を装着します
工具の四角部分は約36mm 有ります 少し口が大きく
開く工具が必要です ここで使っているのは設備工事で
良く使うトラップレンチと呼ばれるものです 使える物が
他に有ればこれに拘る必要はありません
結構固く締まっているのでペダル側も何かで
保持した方が良いと思います
ネジを最後まで緩めシャフトと回転部分を抜きます
※ ロックボルトはペダルの左側は正ネジ 右側は
逆ネジです
シャフトと回転部分の一式が取り外せませた ケースの
端が茶色いのが少し気になります 良く観察しながら
作業を進めます
ペダル本体の内部デス奥にネジが見えています
入口付近はロックボルトがきつく入っている部分です
左右のシャフトが抜けました 次は回転部分の分解に進みます
先程気になったケースの端の色 左側は銀色をしています
この原因が分からないですね・・
回転部分の分解には 10mm のスパナ 出来れば
薄い物が有れば良いと思います
この回転部分の玉押しにスパナを掛けるのですが
薄いスパナと通常の物ではこの様な違いが有ります
この後上のロックナットにレンチを使いますが、通常の
スパナではレンチの掛りが浅くなってしまいます
ロックナットに使うのは 7mm メガネレンチが良い
でしょう
カップ&コーンの構造です 玉押しとロックナットの
両方に工具を使い ロックナットを緩めます
次は玉押しを外します 全て正ネジです
玉押しの奥にはボールが使われています 3/32 の
小さな サイズが 12個です
ベアリングのケースも簡単に引き抜けます
このケースに方向は有りません表裏同じ造作の様です
奥にも 3/32 のボールが 12個使われています
ベアリングのケースに隠れていた内部です
シャフトのこの部分が奥の玉押しになっています
シャフトに差し込まれた樹脂製のブッシュを
抜きます 差し込んであるだけなので少しの
手応えを感じながら引き抜けます
ロックボルトの端に金属製のリングが入っています
片方が玉受けの様な形状をしていますが そこには
直接ボールが触れている形跡は有りません
黒い樹脂製のロックボルトは差し込んで有るだけです
シャフトの一番クランク寄りにゴム質のシールが
入っています
とても貧弱な感じがします 傷めない様に気を付けないと
これだけの部品の供給はされていません
これで回転部分の分解は完了です
始めに気になったケースの色ですが ベアリングの
焼けかとも思いましたが内部まで均一に同じ色を
しています 玉受け部は白い色をしているので
焼けた訳ではなさそうです 理由は解りませんが
このまま使いましょう
左右の回転部分を分解しました 初めてオーバーホールをした時には
考えが及ばなかった事も少しずつ違う見方が出来る様になって来ました
この小さなボールと回転部分 これが本体の片側だけで脚の力を受け止めて
いる事に大丈夫なの? と感じていましたが、思いの外しっかりしているじゃ
ないのかと最近思い始めています
この後の作業 【 シマノ ペダル 105 オーバーホール 洗浄、グリスアップ 】
今回の作業で専用工具は絶対に必要と書きましたが それを使わなかった為に
ロックボルトが破損し、次の様な酷い目に合っています
過去記事 次の三部作 述べ7時間の物語は結構面白いですけどね・・
【 ペダルの整備 悪戦苦闘 】 【 ペダル こやつは手強いぞ 】 【 ペダル 雪辱戦の行方は 】