Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ペダルの玉当り調整 SPD-SL アルテグラ

2016-05-02 20:17:29 | 自転車整備 ペダル
先日グリスアップをしたシマノのビンディングペダル SPD-SL ULTEGRA PD-7400
これの玉当り調整を確実に行いました





先日友人から依頼を受けてグリスアップを行ったビンディング用ペダルです
自転車に乗るとシマノの赤いクリート、遊びが無いタイプを使っているのに
僅かにフローティングするので玉当りにガタが有るのではないかと言う話でした








グリスアップ時に当然玉当り調整をしてペダル本体を
組付けるのですが、この時にガタを感じる事は無い
仕上りにしています






実際に自転車に取り付けた時にはどうでしょう
私の自転車に取り付けて試してみます 私の
使っているペダルはアルテグラ PD-6620です






グリスアップを終えたペダルに交換しました






回り具合と手に持っても遊びを感じす 特に問題は
有りません




左側はどうでしょう 友人が違和感を感じていたのは
こちらです あら、少しガタを感じます ほう~左右
同じ様に調整しましたがこんな事が起るのですね




これでは整備を引き受けた意味が有りません調整を
やり直します






元々回転部分はこの小さな所でそれを樹脂製の黒い
ロックボルトで全体を受け止めています 回転に
ガタは無くとも多少ペダルが動くのは事実です




それと回転にガタを感じるのは別問題 少し渋めに
玉当りを調整しました








再度自転車に取り付けて確認します 色々な
方向から試してみましたが今度は大丈夫です





今回はアルテグラでしたが 下位グレードのペダルで同じ構造を持っているものは
最終的にはこの様に玉当りの確認はした方が良いですね 整備台の上だけでは
感じる事の出来ない遊びを感じる事が出来ます 確認せずに返却していたら下手な
整備と言われる処でした(笑)

関連記事 【 ペダルのグリスアップ アルテグラ PD-6700 】

※ この後、友人にもこの状態を確認してもらい引き渡しました 整備前とローラーで比べてもらうと
  やはりガタを感じるとの事です 手にベアリングの玉を感じる位渋い調整ですが駄目な様です
  シマノはペダルの内部一式をアッセンで用意しています 新しい時の状態に戻すには内部のパーツを
  交換するしか無いのかも分かりません それはこの様な品番です Pedal Axle Assembly 右Y45J98030
  左Y45J98020 これは 105シリーズ PD-5700 にも同じ物が使われています

コメント (2)
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