11月の庭はススキと庭木の紅黄葉でした。
斑入りの縞ススキは株元にナンバンギセルを咲かせてから、秋遅れて穂を出しました。
ハナミズキの紅葉、ピラカンサやナンテンの赤い実、モミジの黄葉と互いに引き立て
あって秋を演出しました。 2枚目の縞ススキの左背後には、夏から出穂したヤクシマ
ススキの残り穂も見えています。
次の2枚はイトススキで葉幅が狭く、小型でしたが庭では1.5mくらいに伸びます。
背後はヤマボウシの紅葉です。
3枚目はマンサク です。まだ緑の種子と褐色に熟した種子、2月には雪中で咲く花芽と
が同居しています。この後の黄葉も綺麗でした。
4枚目が軒下に植えたツバキの「西王母 」です。花盛りでしたが、花や蕾をつけたまま
雪囲いされました。
鉢植えでは、大文字草の仲間でセンダイソウ、原種シクラメンのヘデリフォリウム の
種子(クルクル回る形がシクラメンの語源です)、
熱帯のハイビスカス も咲き続けました。
下の3枚はツメレンゲです。 多肉質の葉を紅葉させながら、花茎の下から順に咲き
上がります。
右端はカンアオイの「御所錦 」で、明るい淡黄緑の花を咲かせています。
リンゴ、洋ナシ、プラム、梅などの果樹 は、自宅の南で菜園との間に1列に植えてあ
ります。 木の高さを出来るだけ低く抑えて、全体を板囲いしてしまいます。
ツバキなどの花木や実物樹木などの鉢植えと一部の草物鉢を、これら板囲いの下に
ギッシリと詰め置きします。 丸太を組んだ後板を打ち付けていきます。
南側から見ると(右端)下が空いていますが、スイレ鉢類を移動した後、アルミ棚板等
で塞ぎます。
枝垂れモミジやラカンマキ、大きいツツジ1本も板囲いなので、下に鉢を移動して置き
ました。
右端は菜園周りで、手前にオオヤマレンゲとムクゲ、奥は隣家との境にキンモクセイ
やユスラウメ等の竹縛り、サルスベリは強剪定して囲い無しです。
その他の小型庭木(ツツジ、ブルーベリー、木苺、アケビなど)は、竹の支柱を立てて
縄で縛ります。造園士は特注の穴掘り棒 を使って竹支柱を立てます。
右2枚は自宅北側の囲いで、通路右側の軒下には、アルミの棚下に山野草などの鉢
がビッシリと並んで収まります。
狂い咲きのボケと背後のアジサイ、ビナンカズラやアケビも竹縛りです。
自宅西側(3枚目)のマンサクも強剪定して囲い無し、右端は東庭の雪囲い姿です。