「リンドウ」(竜胆)はリンドウ科の多年草で、
本州・四国・九州の野山に自生します。
購入した山野草の鉢について我が家に来て、
リンドウだけの鉢植えは無いのですが、
他の鉢植えや庭のあちこちで自然実生で咲いています。
釣鐘型の青紫色花が、上向きに晴天時だけ開きます。
① 各種鉢植えに実生で育ったリンドウ、
10月中旬の蕾から、開花へ、
10月下旬、
その5日後、
② 庭で咲いたリンドウ、
10月下旬、
その7日後、
11月上旬、
その7日後の花、
現在は花が終えて、実を結んでいます。
ヒオウギ(檜扇)の花後です。
黒い種子は、射干玉(ぬばたま)とも呼ばれて、
和歌では黒や夜にかかる枕詞でもあります。
9月中旬の緑色の袋果から、
10月下旬の果実、
熟すと莢が割れて、径5mmほどの黒い種子が出てきます。
11月上旬、黒く艶がある種子=射干玉(ぬばたま)です。
11月中旬の種子、
「ヒオウギ」(檜扇)は東アジアに広く分布し、
日本では本州・四国・九州に自生する、アヤメ科の多年草です。
夏にオレンジ色の6弁花を咲かせ、秋に黒い種子を着けます。
名の由来は、扇を広げたような葉姿が、
ヒノキの薄板をとじ合わせた扇(檜扇)を広げた形に似る事から。
7月末の開花です。
オレンジ色の花弁に赤い斑点があり、
花茎5cm程で、放射状に開きます。
8月中旬の花、
8月下旬の花、
9月中旬、花後の果実は、袋状の大きな莢です。
中に黒い種子が出来ますが(2)で、
「ヨメナ」(嫁菜)はキク科の多年草で、野菊の1種、
本州中部以西~四国、九州に自生します。
HCで、斑入り葉のポット苗を入手し、
玄関手前のハナミズキの樹下に植えました。
秋に白~淡紫の花を咲かせます。
春4月中旬の新葉は斑入り葉です。
7月末の葉姿、夏には斑が消えてしまいます。
秋10月下旬、蕾から開花しました。
11月上旬の花です。
庭のハナミズキとツツジが大きくなって、日当たりが悪くなったので、
一部を、空地の果樹と菜園の境に株を移植しました。
地下茎があり、群落を作りつつあります。
7月初めの葉姿、草丈10~20cm位です。
10月下旬の花、
11月上旬の花、
現在も名残り花が咲いています。
「フジバカマ」(藤袴)は、キク科の多年草で、秋の七草の1種です。
茎の先端に、5mm程の小さな花を10cm前後の房状に多数、
花色は白~淡い紅紫色です。
まっすぐ伸びる茎に3裂する葉が対につきます。
近くの住宅跡地で、果樹と菜園の境に植えた株が増殖しました。
信濃川の支流の1つ、栖吉川の堤防から1株移植したものです。
8月下旬から咲き出しました。
9月中旬、
9月下旬、
オオハナアブとキタテハチョウが吸蜜に、訪れました。
10月10日、
10月下旬、花の終盤、バックは柿の実です。
名残り花のアップです。