熱帯性スイレンは、熱帯地方が原産ですが、
秋遅く、11月初めまで開花するほどです。
「ティナ」青紫色の品種で、7月から9月の開花写真です。
花は朝開いて夕方閉じ、3日間繰り返しますが、花形が違います。
開花1日目は、黄色い大きな雌しべが見えます。
2日目、雄シベがドーム状になって、雌シベを覆います。
開花3日目の花、雄シベが開き気味になり、
花弁の開きも弱くなり、花が終わります。
葉に付くムカゴで増やした苗を、2種寄せ植えした鉢で、
左は「ブリンク」という品種です。
4号鉢に植えて、直径30㎝のプラスチック睡蓮鉢に入れています。
タテハチョウの仲間で、「キタテハ」です。
9月中旬の晴天日、連日訪れて、ニラの花上を舞っていました。
近づいても逃げないので、撮りやすいチョウです。
翅の裏側はこんなです。 ムクゲの葉上で休んでいる時です。
キタテハは、晩秋にも庭で出会ったりするので、
雪囲いのどこかで成虫越冬しているかも?
ブルーベリーはツツジ科で、北米原産の落葉低木果樹です。
大きくならないので、手の届く範囲で収穫できます。
3種の苗を庭植えし、挿し木で増やして、
東庭に2本、北側通路脇に5本、空き地に2本計9本を植えました。
昨年3本伐採し、今年は6本で収穫しました。
無農薬・無肥料ですが、たくさんの収穫に恵まれました。
4月末、鈴生りの蕾が膨らんで、
5月上・中旬に白いつぼ型の花を咲かせました。
7月中旬から、緑の実が大きくなって、青紫色に熟し始めます。
7月下旬の収穫例です。
小さい実は径1㎝位、大きい実が径1.5cm程で、品種の違いです。
8月上・中旬、今年の長岡は猛暑で降水が少なかったので、
鉢植えと同じように水やりをしました。
実成りは順調です。
8月半ばの収穫例、1回でこの量です。
小粒の品種は鳥用に残し、秋に処分する予定です。
8月下旬も、休みなく収穫が続きます。
9月上旬も、
9月下旬、実成りの残りが熟していますが、鳥があまり食べません。
雨風で落果し始めたので、本日すべてを収穫しました。
この後も、落葉前に綺麗な紅葉を見せてくれます。
収穫の都度、冷凍して置き、すべてジャムに加工し、
昼食のパンで美味しくいただいています。
両生類であるニホンアマガエル(日本雨蛙)、
体長は3~4.5cm程です。
卵から孵化した幼生(オタマジャクシ)は、
えら呼吸で水中生活をします。
成体は、手足が生えて、肺呼吸で陸上生活をします。
このオタマからカエルへの形態変化を、「変態」と呼びます。
5㎝位に成長したオタマジャクシは、
黒いまだら模様を持った褐色です。
尾の付け根に、小さな後ろ足が形成され(上)、
徐々に足が大きくなり、体内では前足も形成され、
胴体も変形してきます。
やがて、えら穴から前足が出てきます。
褐色の体色が薄くなり、背中が黄緑色に変わって来ます。
この頃は、餌も食べず水中でボーっとしている感じになります。
肺呼吸に変わった子ガエルが、水中から出て、スイレンの葉上へ、
さらには、ハスの茎をよじ登ったり、
貯水容器の壁面を這い上がります。
長い尾が、徐々に短くなってきました。
前足に4本、後足に5本の指、指先には丸い吸盤が付いています。
尾が無くなる頃、背面が緑色になり、
子アマガエルとして、自由に飛び跳ねることが出来ます。
玄関前のサギソウの鉢で、
庭のシダの葉上に乗ったり、
ギボウシの花茎を上って、花の上に鎮座したり、
さらに高い所へ、ユリの茎に登ったり、
鉢植えのバラの木にのぼり、
先端の花にたどり着いて、花弁の間で眠りに、
これからは、庭のリンゴやナシの果樹や、モミジの樹など、
樹木の枝や葉が主要な生活の場になっていきます。
おそらく夜間に、道路を横断して遠征に出かけていくのでは?
「イワタバコ」(岩煙草)は、本州以南に分布し、
湿った岩や崖に生えるイワタバコ科の多年草です。
名は、艶のある葉が、たばこの葉に似る事から。
5号浅鉢に植え、長年植え替えていません。
厳しい猛暑に耐え、葉焼けはしましたが、
9月に入って、何とか数本の花茎を上げました。
9月11日、最初に開いた花です。
紫色の花弁が5裂する、星形の花です。
花茎は10㎝前後で、花径は1.5cmほどです。
9月半ばの花です。
花時だけは、玄関の内外で過ごします。
花が終わって、また北側軒下の棚に帰りました。
晩秋に葉が枯れ、新葉が縮んだ冬芽を着けて雪下越冬します。