元は鉢植や鉢に実生したものですが、庭のあちこちに各種オダマキが育っています。
草丈の低いもの4種です。
日本の高地の礫地や草原に自生する「ミヤマオダマキ」は、実生を繰り返し、
庭でも20cm位で良く咲いています。
通路の踏み石脇で、ワスレナグサと一緒に、右下はアジュガと並んで、
「桃色オダマキ」はミヤマオダマキの園芸種で、鉢植で維持しています。
4号平鉢なので、草丈は10cm余りです。
北アメリカ原産で、黄色い花弁に赤いガクが強い印象を与える「カナダオダマキ」です。
元の鉢植は枯れて、他の草や木の鉢で自然実生で育っています。
中国高地原産の「風鈴オダマキ」も小型で、オダマキの花形の特徴である距を持た
ない花です。 鉢植を枯らしたのですが、意外な所で生き残って、風鈴のように釣り
下がって咲きました。
植え替えで生じた、殖えた生きミズゴケを入れた発泡スチロール函です。
苗から小球にまで育てたものを、ホームタマネギとしてとして購入しました。
本来は8月に植えつけ、12月に収穫する予定でしたが、雪下越冬してしまいました。
植えつけは8月29日 でした。 19球を配置し、芽先を埋め無い程度に伏せ込みます。
右下は葉が伸びてきた9月20日、
追肥後の10月8日、 右は順調に生育したように見える11月2日です。
12月、全く収穫しないうちに、例年より早く1m近くの積雪に見舞われました。
その後の積雪は少なく、雪融け後の3月4日と、右はその後再成長する5月2日の畝です。
5月15日、葉が倒れてきたので収穫を始めます。
老夫婦2人だけなので1回に2本収穫し、計8個、柔らかく甘いので、全てサラダで
いただきました。 葉もネギとは異なる柔らかい食感で、味噌汁で利用しました。
今春開花のツバキ、最後の4種は、3月末から5月初めにかけて咲いたものです。
「太郎冠者」又は「有楽」と呼ばれる桃色のツバキです。
一重、中輪、ラッパ咲きです。
紅花の「玉の浦」は、白覆輪をもつツバキです。 野生のヤブツバキから発見されたようです。
筒~ラッパ咲きの中輪花です。
本来はもっと鮮明な白覆輪が出るのですが、
調子の悪い鉢植では、全く覆輪が出ない年もあります。
次の「黄鳳」は、中国椿の「金花茶」との交配で作出された黄花種です。
一重の筒咲きで、クリーム黄色の中輪花です。
接ぎ木苗を、自宅東側の軒下に地植えしています。
最後は洋種ツバキで「ナイトライダー」という品種です。
ニュージーランドで作出された交配品種で、黒に近い赤紫色のツバキです。
八重咲き小輪花で、鉢植の小木でもたくさん蕾をつける多花性です。