11月19日 快晴の早朝、栖吉川堤防の遊歩道歩きです。
年間通して私もナッチャンも、この川沿いを歩いて季節を感じ、飽きることがありません。
最低気温が2,2℃ まで下がり、相対的に温度が高い川面から水蒸気が発生して、
上の様な幻想的な光景が展開しました。これから冬の間、晴天の早朝に見られます。
今年初めての降霜 でした。朝日を浴びて東に進みます。手前の川霧 と、朝靄の背後
に東山 が幻想的です。
下3枚は、堤防脇の秋景色です。大きな柿の木は、夏にアメシロの食害で多くの葉を
失いながらも、小ぶりな実を着けました。実が熟すのを、カラスやムクドリが心待ちにし
ています。 次は朝日に輝くイチョウと、屋上に立つアオサギです。
右端は、青空の下、泳ぎ始めたカルガモ の小群れです。
イチゴの木はツツジ科で、南ヨーロッパ原産の半耐寒性常緑低木です。
その矮性種なので鉢植えにして、秋に花と果実が同時に楽しめ ます。
冬も屋外で廂下の棚に置き、光沢ある厚葉の多くは落葉しますが心配ないです。
次の左2枚は9月下旬 です。前年の果実が緑から黄色く色付き始め、今年の花芽
が成長してきました。 右2枚が11月初め で、白い壺型の花をたくさん開きました。
下の左2枚 、果実が赤く熟してきました。 右2枚は11月下旬 で、花の多くは散り
落ちました。花後は約1年かけて、イチゴのような果実に成熟 していきます。
果実は生食、ジャム、果実酒などに利用されるそうですが、食べてもあまり美味しくは
無く、鉢植え1本では量が少ないので専ら観賞用です。 挿し木は容易にできます。
セグロアシナガバチが、根上り盆栽仕立てのサツキの枝 に巣を作りました。
毎年のように、鉢植えや庭木のツツジに巣が作られましたが、親バチがいなくなったリ、
巣が鳥などに獲られて消失しました。 しかし今夏は違いました。
下左から7月中旬、7月下旬、8月中旬の日中です。邪魔になる枝は口で噛み折って、
巣を大きな楕円形に広げ ていきます。 右端は朝で、夕方からは働きバチがビッシリと
巣に張り付いています。 その間に慎重に鉢への水やりをします。
下1枚目はは、8月中旬で、精一杯羽を振って 暑さから巣を守っています。
2~4枚目は餌の肉ダンゴ を作って幼虫に与える所です。
8月29日、朝の水やりで、誤って巣にも水がかかった時 、危険を感じたのでしょう
働きバチが攻撃に出ました。 1匹に左の上腕をチクリと刺された ! 一瞬でした。
その日は痛みも腫れもたいしたことなく、キンカンを塗っただけですが、翌日から腫れ
が左手の甲まで広がって収まるのに5日間 かかりました。
それまで友好的だと感じていたのですが、この後、幼虫が羽化し終わる10月末まで、
鉢への水やりの度に怖い思いをしました。
( 蜂の社会は、メス中心です。オス は、特定の時期にのみ生まれ、女王蜂と交尾
します。 女王蜂は精子を保存できて、長期にわたり産卵し続けることが出来るそ
うです。卵、幼虫、蛹、を経て成虫となった働き蜂もすべてメス ということです。 )