「サカキ」(榊)は、モッコク科の常緑小高木で、
神棚や祭壇に供え、神事に用いられます。
茨木・石川以西、四国、九州に分布し、
新潟県ではヒサカキを代用します。
苗木を自宅東側軒下に植えましたが、
大きくなったので、移植を考えています。
6月下旬に咲いた清楚な白花です。
花径1.5cmの5弁花
葉は革質で厚みがあり、神棚に備えても長く持ちます。
葉腋から小さな花を下向きに咲かせます。
花は間もなく黄変します。
猛暑の中で結実が悪く、8月下旬の緑実です。
晩秋に黒熟するのですが、写真を撮り忘れたまま雪囲いされました。
以下は、実成りの多かった過去画像を参考にアップします。
11月下旬、径6~8mm程の黒塾果、
1月上旬、雪囲いされても、黒き輝く果実が見られました。
「ハナキリン」(花麒麟)は、トウダイグサ科の多肉植物で、
アフリカ東岸のマダガスカル島が原産地です。
鋭い棘がたくさんある茎の先端に、鮮やかな花を咲かせます。
茎が上へ上へと伸びていくので、挿し木して作り直した鉢植えです。
居間の出窓で年中開花してきましたが、
大きくなりすぎ、棘が嫌だと妻が言うので、昨秋から外玄関に移し、
下画像は10月初めに、庭で撮ったものです。
11月中旬です。
12月中旬の積雪から玄関内に置き、晴天時は外にも出します。
葉が黄変して落ちてきました、1月上旬です。
5号深鉢植えで、丈が70cmほどになったので、
夏に切り戻せばよいのですが、樹液は触れるとかぶれ、要注意です。
寒い玄関では、花が咲かなくなるのでは?
全体の鉢数が多過ぎるので、整理の対象になる?・・・・。
「アンスリウム」(アンスリューム)はサトイモ科で、
熱帯アメリカ原産の観葉植物です。
3年前の敬老の日に、町内会からお祝いにいただいた鉢植えで、
以後、植え替えもせず無肥料で、水管理だけしています。
居間の出窓に置いて、年中休みなく開花し続けています。
1月上旬の花と葉姿です。
赤い仏炎苞(ぶつえんほう)を持った、変った花を咲かせます。
花は肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる
棒状の尾のような形です。
英語ではtailflowerと呼び、尾のような花の意味です。
1月下旬です。
熱帯植物なので冬でも最低10℃は必要ですが、
直射日光には弱いので、
南側の出窓で、レースのカーテン越しが適当らしい。
頂いてから3年間、この花が咲いてない日はありません。
7号深鉢植えのサザンカ「朝倉」(アサクラ)は
樹高120cm程で、白花八重咲の中~大輪花を咲かせます。
10月中旬、薄紅色の蕾が大きく膨らんで、
開き始めました。
外弁が淡紅色で、内弁が白色なので、
花弁を開いていくと白花になります。
10月下旬~11月下旬に次々と咲いた花で、
中心部に黄色い雄しべが見えると全開で、カップ咲きの感じです。
12月中旬から強い寒波に襲われ、開花出来ずにいた蕾が、
1月下旬に開いてきましたが、寒さでピンクを帯びたまま、
大きく全開できないでいます。
「紅白梅」は、紅梅の「大盃」や「紅冬至」と白梅の「冬至」を、
1本の樹に接ぎ木した、主に正月飾り用の盆栽です。
今年も綺麗に開花しました。
12月に屋外の棚から玄関に移し、12月下旬の蕾です。
上が紅梅、下が白梅です。
1月上旬、蕾が膨らんできました。
ほぼ満開となった1月中旬です。
香りとともに正月の玄関を飾って、
現在も名残り花はありますが、終わりを迎えています。