「アキチョウジ」(秋丁字)は岐阜県以西に分布するシソ科の多年草です。
鉢植で、風情のある草姿を楽しみました。
10月初めから咲き出して、今も名残り花を見せています。
青紫色の細長い筒状(唇形)花です。
細い花茎にたくさんの花を着けて、風に揺れるさまは秋の風情を感じさせます。
個々の花は1.5~2cm程の唇形で、上唇は4裂し下唇は船形となります。
独特な花形は、丁字(漢方薬やスパイスに利用)に似るということですが、
動物や履物など、いろんなものを連想させます?
7号深鉢植えで、初夏に水切れで茎葉の先が枯れこんだのですが、復活しました。
花茎を50~70cmに伸ばして、下の方から上へと咲き進みました。
花の最盛期には、毎年複数のキチョウがやってきます。
普段はあまり静止しないのに、この花の吸蜜時はカメラが近づいても平気です。
空き地畑で毎年栽培するサツマイモは、「紅あずま」という品種です。
5月10日、ホームセンターて買った挿し穂25本を植え付けました。
5月20日、ほぼ活着し、発根してきたようです。
5月23日、 新芽・新葉の勢いに差がありますが、もう大丈夫かな?
6月中旬の様子です。
7月中旬、気温上昇とともに、旺盛にツルを伸ばし繁茂してきました。
10月初め、周りに芽生えたコスモスの花に囲まれ、生い茂ります。
畝作りの時、堆肥と少しの肥料を入れるだけで全くの放任です。
10月21日、ツル返しもしたことないので、周辺に伸び放題です。
半畝の7株を収穫しました。 ツルを切除した所です。
上から、脇から掘って出てきたイモ・7株分です。大きすぎてビックリ!
その後3回に分けて収穫し、今日、最後の残り4株を掘り出しました。(下写真)
品種説明では、「紅あずま」は赤紫皮、黄肉、甘味強く、多収で、大芋になり易く
低温に弱い、とある。 来年はもっと早く収穫したいと思っています。
手頃のサイズを選んで、先日収穫したリンゴと一緒に大阪の孫にも送りました。
10月27日、信濃川右岸の水道公園まで、夕陽を見に行ってきました。
かつての水道施設が保存され、給水塔は長岡のランドマークでもあります。
8月2,3日の長岡花火では、一帯が観客で埋め尽くされます。
西南に見える山は、柏崎の米山かと思います。 10代の終わりに1回だけ
登ったことがあります。 河川敷が樹木に覆われて本流が見えません。
信濃川本流から分かれて支流が堤防下に流れてきています。
16時38分、西山丘陵に沈もうとする夕日に、ススキの穂が照らされ、
16時42分、秋の夕暮れを演出してくれました。
16時44分、太陽が稜線にかかり、
16時45分、
16時46分、最後の輝きを見せ、
16時47分、あっという間に、
16時48分、沈んでいきました。
16時50分、空が焼け、
16時51分、久方ぶりに秋の夕暮れを噛み締めました。
この後、週間予報通りの曇雨天が続き、寒くて昨日からはストーブを使っています。
今日の長岡の最高気温は、12.8℃でした。
「ナンバンギセル」(南蛮煙管)はハマウツボ科の寄生植物です。
1年草なので毎年種を採取し、春にススキの株に蒔いています。
ススキの根に寄生しススキから養分を吸収し、9月になると花茎を伸ばして
1個の花を咲かせます。
庭石左の縞ススキは、自然実生で株の内部でたくさんの花芽が上がりました。
ススキを刈り取ったので、今年は穂が少ないです。
石の右は自然実生で生えた糸ススキです。 9月下旬に撮りました。
うつむき気味に咲く花姿から、万葉集では「思い草」として登場します。
早く咲いた花は、種子を着けて黒化し、中には粉状の種子が入っています。
花の形が、かつて南蛮人と呼んだポルトガルやスペインの船員が使った喫煙具
(マドロスパイプ)に似ているところからナンバンギセルと呼ばれています。
玄関前通路のスイレン容器の背後で、屋久島ススキに自然寄生したものが、
9月末から10月にかけて花を咲かせていました。
10月中旬に咲いた花です。
本日10月28日、播種しなかった所で、咲いているキセルの花です。
北側の樹陰に植えてあるミョウガの株元にも、ひっそりとキセルの姿が・・・。
「キバナノツキヌキ(黄花の突抜き)ホトトギス」宮崎県だけに自生する
絶滅危惧種です。 渓流沿いの崖地に垂れ下がるように生えているそうです。
日本の自生種は、鉢栽培が難しいのが多く、本種も今年は1輪しか開きません。
互生する葉が茎を取り巻いているため、茎が葉を突き抜けるように見えます。
葉の付け根に花茎4cm程の黄色い花を、1つずつ上向きに付けます。
6本の雄しべと1本の雌しべ、雌しべは深く3裂し、更に先が2つに裂け、
6枚の花弁には、褐色の斑点が入ります。(10月25日に撮りました)
葉の付け根に1つずつ、たくさんの花を咲かせるには植え替えが必要です。
鹿児島県産の「タカクマホトトギス」は葉焼けがひどく、今年も蕾が付きません。