スカシユリ(透百合)は、紀伊半島以北に分布し、
海岸の砂礫地や崖などに自生しています。
草丈20~60cmで、盃状の花を上向きに着けるのが特徴です。
花弁の付け根付近がやや細く、隙間が見えることから和名が、
「ロリポップ」は、その園芸種で、
鮮やかなバイカラー(2色咲き)です。
6月中旬、最初の1輪が開きました。
翌日には2輪開花、白に、濃いピンクの縁取りが鮮やかです。
3日後には3輪揃って咲きました。
7号深鉢植えで、草丈20~30cm余りです。
「ジューンベリー」はバラ科の落葉低木で、北米原産です。
果樹として7号深鉢に植えて、樹高が130cm程になりました。
早春の花、6月の果実、秋の紅葉と四季を通して楽しめます。
早春、白い5弁花を咲かせました。
4月中旬、葉の展開前に、蕾が開いてきました。
その4日後、満開の花です。
花後に緑葉を展開し、小さい果実を着けます。
(2)へ続きます。
「クジャクサボテン」(孔雀サボテン)は熱帯アメリカ原産で、
樹木に着生する森林性サボテンで、大きな花を咲かせます。
数鉢あるのですが、植え替え出来てないので、
今年の開花は1鉢だけになりました。
小さな蕾が2個着いていたのですが、開花したのは1輪だけでした。
6月中旬、大きく膨らんだ蕾から、
5日後にようやく開花しました。
冬は無暖房の納屋で越冬してました。
苗を鉢で育てて、庭植えにした「オオバオオヤマレンゲ」、
今年は特にたくさんの花を、次々と長期に咲かせました。
1つ1つの花は長持ちしないで、白い花弁が茶変し、
この状態でしばらく着いていて、やがて散ります。
5月末の花、2mを超える高さで、下向きに咲いています。
白い花弁は8枚前後が多いのですが、
中には花弁数が多い八重咲のような花も見られます。
6月中旬の蕾と果実、
6月下旬に咲いた花は、
連日30℃を超える猛暑の中で、翌日には黄変してしまいました。
花後に着いた果実です。
オレンジ色に熟した種子が顔を見せるのも楽しみの1つです。
鉢植えのアッツザクラ(別名ロードヒポキシスとも言う)、
「ルビーの輝き」は、濃い赤色の小輪花です。
他の2種より遅れて、6月に入ってから開花しました。
6月初めに1輪目が開花、
3日後には3輪が咲き、
6月中旬には、8輪が咲き、9輪目が開花準備中です。
4号浅鉢植えで、株は増殖しています。