花の少ない夏場用に、熱帯花木のハイビスカスも育てていますが、今夏の猛暑続き
では開花も途切れ気味のうえ、蕾が夜間に虫食いにあったりしています。
50年ほど昔、大学2年の夏にパスポート
を申請して沖縄に行き、アメリカ施政権下
の沖縄を巡って衝撃を受けました。
思い出の中に、初めて見た赤いブッソウゲ
(仏桑花)とデイゴの花がありました。
左はフウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)
です。アフリカ東部原産、原種系なので花
が小さく開花数も少ないのですが独特の
花弁と形です。(樹高は高くなります)
冬も居間に置いて葉を維持し、夏以外でも
時折開花もします。
写真は屋外に出してから6月中旬に咲いた最初の花と、8月の花です。
下はホームセンターで苗木を買って数年経過する、園芸品種のハイビスカス 4種です。
冬は無加温の納屋に置き、剪定して葉も落とした状態で、春まで休眠させています。
夏を代表する庭の花木がサルスベリと
ムクゲです。
サルスベリは中国南部原産で、ミソハギ
科の落葉中高木です。
滑々した幹肌は、成長に伴って古い樹皮
がはがれて出来ます。
(ただし、猿は登れるそうです)
長期に紅色の花が咲くことから「百日紅」
(ヒャクジッコウ)とも呼ばれます。
下左2枚が、開花し始めた7月下旬です。 右は花房を増やした8月初めです。
秋に短く剪定したのに、若木の勢いで、新枝を長く伸ばして、その先に円錐花序の集
合花をつけます。重みで垂れ下がって、隣家の窓に触れるほどになってしまい、やむ
なく途中で剪定もしました。
花をアップで見ると、黄色い蕊とチリメン状に縮れた濃いピンクの花弁が美しい。
豪雨や台風の被災地もある中、当地はまったく雨が降らずに猛暑は更に続きそうです。
鉢植えだけでなく、庭木や菜園まで水やりに追われて・・・。
サルスベリの花も終盤を迎えています。
ミニカボチャ「坊ちゃん」を支柱仕立てで栽培し、その生命力の強さに驚きです!
苗の植え付けは5月2日、約1ヵ月後の姿が1枚目(手前はブロッコリー)です。
6月下旬から、人工授粉 を始め、受粉するとすぐに果実が肥大し始めます。
1株だけなので、雄花だけ雌花だけの時もあり、両方ある時は朝のうちに受粉します。
親ツルは摘んで子ズルを4本伸ばし、実を付けながらも、支柱を上から横へと旺盛に
ツルを伸ばして行きます。
左が雌花と雌しべ、右が雄花と雄しべです。 雄花の花弁を取り除いて、雄しべを雌
しべに付けて受粉します。
かぼちゃは茎が太く丈夫なので、所々ツルを支柱に結んでおけば、問題ありません。
自家菜園はブロック塀で隔てた歩道脇にあるので、このカボチャと小玉スイカの空中
栽培は人気(近くに保育園があり、毎日見ていく園児もいました)がありました。
受粉後40~50日で収穫ですが、実が大きくても早採りは禁物です。 表皮の艶が無く
固くなって、特に花梗部がコルク化 するまで待ちます。 収穫後もすぐには食べず、し
ばらく乾燥させ、保存してから(1~4週間)の方が甘味が出て美味しくなります。
すでに6個収穫し3個は食しました。 まだ元気にツルを伸ばして花をつけ、今朝も
ダメモトで受粉しましたが、まだ大きな実が5個と小さな実が3個着いています。(右端)