Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ウチョウランの仲間(4)~サツマチドリ

2017-07-31 | 山野草

サツマチドリ」(薩摩千鳥)は鹿児島県甑島(こしきじま)の
崖に
自生が見られるウチョウランの地域変種です。
 
下は、7月上旬の咲き始めの頃です。 
本来は草丈がもっと伸びるのですが、今年は8㎝ほど、 
 

 
唇弁の斑紋が、細かい斑点状で、多いのが特徴です。 
 

 
たくさん咲かせ、ほぼ満開となった7月半ば過ぎです。    


 
 
次は「サツマチドリ 星の砂」という園芸品種です。 
 

 
7月上旬の開花姿です。 こちらは花茎18㎝にも伸びてきました。
 

 
唇弁の斑紋は、細かい砂のように散りばめられています。 
 

 
7月中旬です。 
 

 
まだ蕾もあって、長く咲き続けます。 
 

 
7月が終わりますが、残り花がもう少し、 
 

 

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庭の西洋アジサイ~手まり咲きアジサイ(1)

2017-07-30 | 花木

日本原産のアジサイが、ヨーロッパなどで品種改良されたものが
西洋アジサイと呼ばれています。
自宅の改築で庭も作り変え、以前よりあったアジサイを移植して
維持していますが、品種名は不明です。
 
手まり咲きアジサイ」は、装飾花が発達して花序が手まり状の
球形となったものです。 2株あるうちの1種です
 
濃い青色のアジサイでしたが、新たに作ったブロック塀の脇に植えた
から
でしょう? 花色が変わってしまいました。  
 

 
上が7月上旬、下が6月下旬の花姿です。
 
 
  
咲き始めの頃、こんな花色から、
 

 
装飾花で覆われた手まり咲きですが、紫を帯びた桃色花となりました。
 

 
装飾花の中央に、両性花が咲き始めました。 
 

 
青い4弁花です。 
 

 
7月上旬、ガクが変形した装飾花も傷みが出てきました。 
 

 
自宅南側の塀際で、朝陽を受ける手まり咲きアジサイの2種です。 
 

 

 

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ユリ(3)~プリンスプロミス

2017-07-29 | 園芸草花

プリンスプロミス」は、テッポウユリとオリエンタル系ユリの
人工交配種です。
 
7月上旬、2本の花茎から7個の花が咲き揃いました。 
 

 
7号深鉢植で、90㎝丈まで伸びました。株元から実生のネジバナも、 
 

 
大輪の桃色テッポウユリで、 
 

 
たくさんの花粉を出し、強い香りも漂わせます。 
 

 
強い陽射しの中でも、気品を感じさせます。 
 

 
咲いた順に萎れてきた花を摘み取って、残りの1輪まで・・・、 
 

 

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鉢植えのヤマアジサイ(3)~七段花

2017-07-28 | 花木

鉢植えのヤマアジサイ、「七段花」(シチダンカ)は、シーボルトが
「日本植物誌」で世界に紹介し、その後は幻の花とされていたが、
1959年、神戸の六甲山で再発見されたヤマアジサイです。

 
6月上旬、青色で八重咲の装飾花と、目立たない両性花が咲き揃いました。 
 

 
6月初めに伸び出た装飾花は、初めは黄色を帯び、
 

 
徐々に青紫へと変わっていきます。 
 

 
装飾花とほぼ同時に、両性花も開花しますが、
稔ることなく散り落ちるようです。
 
 

 
ガクが発達した装飾花は、星形で重なっています。 
 

 
6月半ば、5号鉢植で、樹高20cm余り、花の最盛期です。 


 
6月の後半には、装飾花が横向きになり、 
 

 
6月末には、反転してきます。 
 

 


 
花後は特に剪定はせず、花穂だけを切除して、来年に備えます。
見落とされて残っていた花が、黄緑色に変わっていました(7月28日)。
 

 
 
 

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ウチョウランの仲間(3)~アワチドリ

2017-07-27 | 山野草

アワチドリ」(安房千鳥)は、ウチョウランの地域変種の1つです。
千葉県・房総半島の山地に自生し、小輪花をたくさん咲かせます。
 
7月中旬に開花した原種です。 
 

 
葉が黄変し調子がイマイチ、1本だけの花茎で、花数も僅かでした。 
 

 
 
元気良く、たくさんの花を咲かせたのは交配種のアワチドリでした。 
 

 
7月初め、3号鉢で増殖し、多くの花茎を上げました。 
 

 
7月中旬の花姿です。 
 

 
ウチョウランとの違いは、葉が少し長く、距が短めです。 
 

 
広めの花弁、はっきりした斑紋、多花性で、花が長持ちしています。 
 

 

 

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