柴犬のナッチャンは、8歳10ヶ月になり散歩量も減ってきましたが、桜の季節は遠出も
します。寒暖差が大きい今春、長岡の桜は昨年より10日以上も遅れ ました。
上左3枚は愛宕公園 の16日、19日、24日の3枚で、開花し始めは梅の満開と重なり
ました。 右端は自宅近くの神明公園 の満開時です。
下左3枚は、毎春一度の遠出散歩、福島江(用水路) 沿いの花見です。
犬連れなので土日を避けて、早目でしたが19日に行きました。
右端はいつもの散歩コースの24日、栖吉川堤防から琴平公園 を見たものですが、満開
の桜の明るさが際立ちます。 田起こしが進みました。
今日27日は、風強く午後からは雨、桜吹雪が舞って、葉桜へと変わりつつあります。
3月のうちに購入した種ジャガイモを、ようやく今日植えつけました。
園芸を始めた頃(30歳代前半、当時は熱帯魚飼育が中心でした)故郷の里山に
群生していたカタクリ数球を、記念に持ち帰って鉢に植えました。
私にとっては1番のスプリング・エフェメラル で春の妖精 そのものです。
鉢で年々球根が増えたので、庭の4箇所に分けて植えてみました(分球しないので
実生以外では増殖できないという地域もあるようですが)。
庭でも増殖している所で、上左端は4月上旬、花芽をつけて2枚葉が展開しました。
その4日後には開花し始め(2枚目)、夜から朝は花弁を閉じています(3枚目)。
朝日が当たるとゆっくりと花弁を開きます(4枚目)。
下左2枚が、花弁をほぼ反転させた状態です。今年は低温で曇りや雨の日が続いた
ため、花の開閉 が出来ずに花は長持ちしましたが、きれいに反転せずに終わります。
右2枚は別の場所の開花の様子です。
1属1種 で、日本の固有植物 (キンポウゲ科またはシラネアオイ科)で本州中北部
から北海道に分布します。 シラネアオイ(白根葵)の名称由来は、日光白根山に多く
自生し、姿が葵に似ているからと言われます。
上左端は4月10日、7号深鉢で葉に包まれた大きな花芽が伸びだし、気早な1花が
開きました。 2枚目が、春の強風にあおられた翌16日で、茎が曲がってしまいました。
しかし、その3日後には直立して、花茎11cmを超える見事な花 を開きました(3枚目)。
花弁に見えるのは4枚のガク片ですが、葉色、花色、質感、その調和がなんとも日本的
で素晴らしい!。
右端は別の鉢で、栄養不良なのか実生のせいか、花弁が細くて色も淡くなりました。
3号プラ深鉢を使った、実生による苗の成長を下の写真で紹介します。
左1枚目が花後の種子 です。 秋に取り蒔き します。
2枚目は翌年5月上旬、4月に発芽した双葉 苗です。
3枚目は2年後の4月で、本葉 が展開しましたが、前年には発芽せず2年目に発芽した
双葉苗も 1本あります。
植え替えずにそのままの状態で迎えた4年目の今春、1輪開花 しました(右端)。
私が生まれ育った村は、「コシヒカリ」で知られる魚沼地方です。
山際の水田や畑のすぐそばにショウジョウバカマやカタクリが群生
していました。
左写真は村から持ち帰ったショウジョウバカマで、今も空地の塀脇
でひっそりと花を咲かせています。
玄関前では、前に紹介したツクシショウジョウバカマの矮性種 といわれる、小型の
ヤクシマショウジョウバカマが開花中です。
左端は植え替えの時に分けた4号平鉢での開花の様子です。
右3枚は、何年も植え替えてないので、7号平鉢いっぱいに増殖したヤクシマショウジョウ
バカマです。 2枚目で葉を押し分けて白花を上げ、3,4枚目はその1週間後です。
この後、花茎が10cm以上にも伸びてピンク色が濃くなっていきます。