庭で現在開花中は1株(ヤマツツジ)だけで、
他の計13株の庭植えツツジは、全て花が終わり、
枯れ枝を切除し、花がらと子房をすべて摘み取りました。
庭を作り変える前から、庭に在ったツツジは品種名が不明です。
基本は自然樹形で、刈込・剪定などしていません。
開花順に、今年の姿を記録します。
サキガケアヤメの背後で、アヤメより先に咲いた、
濃い赤花のツツジです。
4月下旬から咲き始め、4月末日、満開の時です。
樹は大きくなりませんが、小ぶりの濃い赤花を密に咲かせました。
鉢栽培の日本桜草「妖精」(ヨウセイ)です。
花茎を1本上げて、1輪だけの開花でした。
白地に淡紫色のボカシが入る多弁花なのですが、
株に力無く、本来の姿になれません。
5月上旬の開花でした。
「ハナミズキ」(花水木)は、北米原産でミズキ科の落葉高木です。
小さな苗木を鉢で育て、玄関右手前に植え付けました。
3mを超える樹高となって、たくさんの花を咲かせました。
(奥に紅花ハナミズキ、手前はシャクナゲ太陽です)
晩秋には出来ていた蕾、
冬の間雪囲いされて、春を待つ3月上旬です。
4月下旬、隣の紅花種よりも少し早く、白花が咲き始めました。
花序を包んでいた総苞(花の付け根の葉が変形した)が開き始め、
開いた苞は初め黄緑色で、
その後白色になって花弁のように見えます。
苞の中心に花序があり、たくさんの蕾が集まっています。
4月末日、総苞が白い花弁に見えます。
5月上旬、ほぼ満開となりました。
苞が開くのが遅れた場合、
苞に包まれた中で、本来の花(径5mm位)が開花しています。
5月中旬の白花の樹姿、
白い花びらに見える総苞の中心には、
小さな花弁を散らした後、子房が残って果実を形成します。
本日の様子です。
秋には、美しい紅葉と赤い果実が楽しませてくれます。
鉢栽培の日本桜草「戦勝」は、昭和初期に作出された紅色花です。
1本だけ伸ばした花茎、10数cmの先に、
表裏ともに紅色で、中心の芽は白く抜け、花の縁が白く(爪白)、
花形は深かがり弁の平咲きです。
4月上旬、初めの1輪が開きました。
その4日後に2輪、
その翌日には3輪、
4月半ば、4輪が開花しました。
4月下旬には、7輪の花が玉状に咲き揃いました。
5月上旬になると、初めに咲いた花から萎れてきました。
鉢植えのツバキ「夕鶴」は、雪椿の系統で、
淡桃色(トキ色)地に赤い縦絞りが入る、八重咲の中輪種です。
5号鉢植えで、樹高40cm程になりました。
4月上旬、蕾から花弁を開いて、
開花です。
4月中旬に咲いた花、
4月下旬まで咲きました。