「ヨメナ」は、本州中部以西に分布するキク科の多年草です。
秋に淡紫か白い花を咲かせる、野菊の1種です。
HCで、斑入り葉のヨメナのポット苗を入手して、庭に植えました。
ススキや花木が繁茂・生長して、日陰になって消失しかけたので、
近くの住宅跡地(花壇・菜園・果樹に利用)に移植しました。
10月中旬、開花し始めました。
蕾は濃い紫で、開くと淡紫色の花です。
外側に舌状花が並び、内側に黄色い管状花が密生しています。
春の新葉は斑入りの葉ですが、
夏以降は斑が消えて、緑葉になっています。
満開状態となった10月下旬です。
日当たりと風通しの良い場所で、
他の雑草と競い、地下茎を伸ばして群落を作ってきました。
11月下旬、たくさんの種子を着けて、
シーズンを終えるヨメナの草姿です。
( おまけは、自宅玄関右手前、)
ハナミズキの樹下にわずかに残っていた元株が、
ハナミズキ落葉後の陽を浴びて、
虫を呼びながら花を咲かせていました。
条件が悪くなって、花弁数が少なくなった花ですが、
生きていることに意味が・・・・。
大文字草の紅花2種です。
「綾香」の咲き始め、10月中旬でした。
開き始めは濃色で、
「大」の字型の5弁花です。
開花1週間後、咲き揃いましたが、赤色は薄れてきました。
初めは濃い紅色で、
開花から萎れるまでの、3輪です。
次は、「美紀」の10月中旬の花姿です。
基本の5弁花で、濃紅色花です。 花茎も濃い赤軸です。
この花は6弁花となっています。
こちらは7弁で、下の2枚が特に長くなりました。
10月中旬、花の最盛期です。
「ハナノキ」はカエデ科の落葉高木で、日本固有種。
長野・岐阜・愛知・滋賀の4県のみに自生するそうです。
苗木を入手して、鉢で育て、庭に移植しました。
秋に紅葉または黄葉しますが、我が家の樹は黄葉です。
春4月の新芽は赤く、
葉が芽吹く前には赤い花が咲くのが名の由来ですが、
まだ樹が未熟なためか、花は咲きません。
その後は、緑葉が秋まで展開します。
11月初め、枝先の葉が色付き始めました。
晴天の1日で、一気に黄葉が進みました。
庭の東側、道路に面して、ハナノキの左下は赤いドウダン、
右背後にはナツツバキとモミジの紅黄葉、緑の葉はムクゲです。
路上で南にカメラを向けました。左隅はヤマボウシの紅富士です。
11月上旬ですが、葉の縁が茶変し始めました。
この後中旬には、一斉に落葉しました。
台湾系ホトトギスとの交配種で、「秋月」(シュウゲツ)です。
株が充実すると、夏と秋の二季咲きらしいのですが、
初夏には咲けず、晩秋咲きとなりました。
10月下旬に、最初の花が開きました。
斑点が全くない純白の花弁に、
黄色いシベという珍しい花色です。
11月初めです。
蕾が開くところ、
11月上旬の花です。
11月中旬です。
最後の蕾が咲き終えたのが昨日でした。
11月中旬です。
両側に街路樹が続く、国道東側の歩道歩きが主です。
すでに散り落ちた、カツラ・サクラ・コブシなど、
葉の無い樹もあります。
落ち葉掃きをされている方が見えます。
西側の歩道も、一部にきれいな黄紅葉が見られます。
東側歩道から車道を隔てて、西側歩道のモミジの街路樹を見ます。
緑・黄色・赤が混在し、美しいグラデーションを・・・、
遅く紅葉した桜の残り葉、
以下は、紅黄葉最盛期のモミジです。