「鹿の子ユリ」(カノコユリ)は、日本・中国・台湾に自生し、
日本では九州・四国に自生(絶滅危惧)していました。
シーボルトがヨーロッパに持ち帰った日本のユリの代表種の1つ。
オリエンタルHBの元になった1種で、開花期が遅いユリです。
7号深鉢植えで、草丈70cm程で、
花径10cm程の花は、花弁に鹿の子模様の斑点があります。
雨の降らない梅雨から、酷暑の長い夏、
蕾は着いていましたが、開花前に葉のすべてが茶変してしまい、
鉢を半日陰に移動して、様子を見ました。
蕾が膨らんで、ピンクを帯び、8月中~下旬に2輪開花しました。
8月半ばの朝、玄関前の庇下で1輪開花しました。
花色は、縁が白で、中心にいくほど紅色となります。
昼の花、花茎を2本伸ばし、先端に1個づつ蕾を着けました。
翌日です。
翌々日に、2輪目も開花しました。
2輪揃った翌日の花、
翌々日、
8月下旬、開花から1週間後、1輪目の花が散り落ちました。
2輪目の花も色褪せて、終盤の花姿でした。
酷暑の中で、葉を枯らしながらも、
2輪とも1週間咲き続けました。
「アフリカ長葉モウセンゴケ」は、南アフリカ原産です。
白花種が先に咲いたので8月1日にアップしました。
基本種の赤花種は、遅れて咲き始め現在も開花中です。
花径2cm位の、桃紅色の5弁花です。
6月下旬、花茎を10~20cmほど伸ばし、
先にたくさんの蕾を着けて、下から順に1~2輪ずつ咲かせます。
7月上旬、
7月下旬、
生きたミズゴケに植えたまま数年経ています。
冬は無暖房の納屋で越冬しています。
細長い葉からは粘液を分泌し、虫を捕えます。
8月下旬、まだ咲き続けています。
「ヘメロカリス」は、ツルボラン科(ワスレグサ科)またはユリ科、
原産は東アジアで、日本のキスゲ・ユウスゲ・カンゾウなどが、
欧米で交配された園芸品種をヘメロカリスと呼んでいます。
花色・花形・草姿など様々な品種がありますが、
花は1日花で、一斉には咲かず、1~2輪ずつ咲き、丈夫です。
7月上旬の花、
7月中旬、
7月下旬に咲いていた花です。
2鉢の内、今年の開花は1鉢だけでした。
「ヒメイワダレソウ」は南アメリカ原産で、
クマツヅラ科の多年草です。
茎が地面を這うように広がり、根が深く張り丈夫です。
6月から7月にかけて、花の最盛期です。
這性で強健なグランドカバープランツとして、
東庭の踏み石周りに植えました。
6月中旬の花です。
3~4mmの小花が多数集まって、
径1.5cm位の球状の花を咲かせます。
6月下旬、
7月上旬です。
踏まれても平気なようで、勢力を拡大中です。
「キュウリ」(胡瓜)は、ウリ科のつる性1年草で、
インド北西のヒマラヤ山麓が原産地ですが、
日本でも平安時代から栽培されたそうです。
5月初め、HCで購入した苗を植え付けました。
ウリ科の畝、連作障害を避けるため、毎年栽培する畝を変えます。
右から、ミニカボチャ、小玉西瓜、キュウリ各1本ずつで、
後にゴーヤを左端に植えました。
雌雄異花ですが、単為結果するため、雄花が咲かなくても結実し、
雌花は小さなキュウリの先に開きます。
雄花です。
6月上旬、最初になった実は、
未熟の内に今年もカラスにやられました。
実を落とし皮だけ残して食べますが、今回は慌てて逃げました。
株周りに金網を立てて置くと、以後は来ません。
6月中旬、先が地面についているので、早採りしました。
ピーマン、えんどう豆と一緒に、初収穫でした。
6月下旬の実成りと収穫例、
7月上旬、
7月中旬の収穫例、
8月中旬、キュウリの最終収穫です。
ナス・ピーマン・オクラと一緒に、