Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

熱帯スイレンの花(2)「ドウベン」

2021-12-31 | 水生植物

ドウベン」は、フランス人ドウベニーによって作出された、
小型の品種で、白色の花弁先がほんのりとブルーがかる花色です。
 

 
 
開花1日目の花、黄色い雌しべを大きく開きます。
 

 

 

 
開花2日目、雄しべがドーム状になって雌しべを覆い、 
 

 

 

 
開花3日目、固まっていた雄しべが少し開いてきます。
(通常4日目には花を終え、花茎を曲げて水没します。) 
 

 
 
 

 
 
ドウベンは、熱帯スイレンなのに、耐寒性が非常に強い品種です。

11月下旬でも蕾を上げてきますが、寒さで葉色も銅色に変わり、
花弁を開こうとしますが出来ません。
 

 

 
11月末には睡蓮鉢も凍結し、
花茎も伸ばせず、開花は無理でした。
 
 

 

 
冬囲い作業の前に、玄関前通路脇の水容器をかたずけます。
屋外越冬できない熱帯スイレンは、玄関内の水槽に移しました。
 
(スイレンも、植え替え株分けをしないと過密になって開花出来ず、
葉だけ茂らせる鉢が多くなりました。)
 
栽培記録とボケ防止のためのブログですが、
1年間多くの皆様に見ていただき、ありがとうございました。 


 

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繁殖力の強いホテイアオイの花

2021-12-31 | 水生植物

ホテイアオイ」(布袋葵)は、ミズアオイ科の水草で、
南アメリカの熱帯地域が原産です。
 
HCで1株だけ購入したものが、異常な繫殖力で、
睡蓮鉢や貯水容器、池の一部を覆っていきました。
 
青紫色の6弁花で、暑い夏に涼感をもらえました。
 

 
 
7月上旬の花、丸く膨らんだ葉柄を布袋さんのおなかに見立て、
葉が葵に似るので名付けられました。 
 

 
8月上旬、株からストロンと呼ばれる細長い茎を伸ばし、
次々と小株を作ります。


 

 
8月下旬、涼やかな花で美しいですが、
元から入っていたスイレンやハスを覆って繁殖します。 
 

 

 
庭池の排水口のある浅瀬も、1株から増えて覆いつくしました。 
 

 

 
秋に入っても衰えず、
10月中旬の貯水容器で、温帯スイレンの葉が見えなくなりました。
 

 
熱帯性で耐寒性はないので、冬囲い前にすべて処分しました。
 
 
 

 

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庭のリュウノヒゲ 青い果実

2021-12-30 | 山野草

庭の日陰で群落をつくるリュウノヒゲ(竜の髭、龍の髭)は、
別名ジャノヒゲ(蛇の髭)とも呼ばれ、
長く伸びた葉からの連想で名付けられたそうです。
 
キジカクシ科の常緑多年草で、日本原産です。
目立たない花は夏に咲かせますが、画像はありません。
 
12月10日、冬囲いの前に葉をめくってみると、

美しい青色の果実が株元にたくさん見られました。
 
南庭の塀際で、
 

 

  

 

 
自宅西のユキヤナギの樹下で、
 

 
 
 

 

 
 
踏み石周りのタマリュウ(玉竜)は、リュウノヒゲの小型品種で、
緑色の実を着けていました。
 

 
 
 

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熱帯スイレンの花(1)「ティナ」

2021-12-30 | 水生植物

原種が熱帯地方に自生する、熱帯スイレンです。
 
温帯スイレンに比べて花着きがよく、11月初めころまで、
長く花が楽しめ、小さな容器でも栽培できます。
また、青や紫の花色は熱帯種にしか存在しません。 
 
花は朝開いて夕方閉じ、3日間繰り返します。
 
ティナ」は、明るい青紫色の花を咲かせます。
 

 
 
水面より上に花茎を伸ばして蕾を着け、開きます。 
 

 

 

 
開花1日目は、花の中心に黄色い大きな雌しべが見えます。 
 

 

 
2日目には、雄しべがドーム状になって雌しべを覆います。 
 

 

 

 
3日目には、固まっていた雄しべが、少し開いてきます。 
 

 

 
夏から秋にかけて、株元には次の蕾が上がってきます。 
 

 
2輪咲いていますが、
上の花が3日目で、下の花が1日目の花です。
 
 

 

 

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鉢植えの紫式部(2) 果実

2021-12-29 | 実物樹木

多く栽培されているのはコムラサキという近似種で、
球状に枝をしならせて、果実をたくさん付けています。
 
ムラサキシキブは枝が直立し、花や実の付き方が違います。
花後の緑果、8月下旬です。
 

 
秋10月の初めになって、少し色付き始めました。 
 

 
10月中旬です。 
 

 

 
10月末には紫色になりました。 径3mm程の丸い果実です。
 

 

 
11月上旬、 
 

 

 
11月中旬には、葉も黄葉してきました。
8号深鉢植えで、樹高は80cm位です。 
 

 

 
12月上旬、 葉の多くが落葉しました。
 

 
萎んだ果実もありますが、まだ小鳥が食べません。 
 

 

 
現在は、板囲いの冬囲いの中で、春まで休みます。
その間に野鳥の食料になるでしょう。

 

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