「ホテイアオイ」(布袋葵)は、ミズアオイ科の水草です。
南アメリカ原産ですが、外来種として世界中に移入分布しています。
初夏にHCで1株購入し、睡蓮鉢などを入れた水容器に入れます。
株からストロンと呼ばれる細長い茎を伸ばして子株を作り、
繫殖力が強い。
葉柄が丸く膨らんで、浮き袋の役目をし、葉がロゼット状に着く。
水中には毛状の長い根がたくさん着きます。
株の中心から花茎を伸ばし、先に蕾を着けます。
8月上旬に咲いた花、
9月上旬の花、
花が咲き終わると、花茎を曲げて水中に入り、
果実を作ります。
9月中旬、
9月下旬、
10月上旬の花、
気温が下がってきたので、開花も終いになります。
熱帯性なので、雪国での冬越しはできません。
熱帯スイレンは、アジア・アフリカ・南米・オーストラリアなどの
熱帯地域が原産地で、青や紫など温帯スイレンに無い色の花があります。
小型の品種が多く、小さめの鉢で楽しめ、
花は水面から10cmくらい立ち上がって咲きます。
今年咲いたのは、青紫色の「ティナ」という品種だけでした。
4号深鉢に植えて、径30cm程の容器に入れています。
花は朝開いて夕方閉じ、3日間開閉を繰り返します。
7月下旬に咲いた花です。
開花1日目は、花の中心に黄色い大きなメシベが見えます。
2日目の花、オシベがドーム状になってメシベを覆う。
3日目の花、固まっていたオシベが少し開き気味になり、
花弁に傷みが出始め、夕方花弁を閉じて花が終わります。
8月中旬、3輪開花しています。
右の1輪が1日目の花で、左の2輪が2日目の花です。
8月下旬に咲いた花、1日目→2日目→3日目、
9月中旬に咲いた花、3日間の変化です。
8月下旬から、別の睡蓮鉢でも開花してましたが、同じ品種でした。
温帯スイレンに比べて花期が長く、10月末まで楽しめるでしょう。
熱帯性なので、冬は玄関の水槽に避難して越冬します。
日本の屋外で越冬できる温帯スイレン、
その中で小型の品種が姫スイレンです。
小さな容器でも開花する品種ですが、
黄花種が大株となって、径30cm程の睡蓮鉢に入れています。
葉も花も小さめで、径4~5cmの黄花を咲かせています。
7月上旬から咲いています。
8月は睡蓮鉢の水も熱くなり過ぎ、開花が少なく、
9月上旬の花、
9月中旬の花、
増殖して根茎が鉢からはみ出しているので、
花が周辺で咲くことになりました。
桃花種もあったのですが、長持ちせずに消えてしまいました。
温帯スイレンの鉢は、冬は池の中や雪囲いの中で越冬します。
日本には白花のヒツジグサが自生しますが、
一般に栽培される温帯性スイレンは、
ヨーロッパ原産の西洋スイレンを品種改良したものです。
大型種は白花・桃花・赤花の3種の鉢植えを、
貯水容器に入れてますが、植替えをしてないので、
開花したのは桃色花1種だけになりました。
6月中旬に最初の花が咲きました。
朝、水面に浮かんで開花し、
昼には花弁を閉じて3日間ほど開閉します。
2日目の花、
7月上旬の花、開花初日、
翌日の花、ジョウロで、鉢植えの水やりに貯水槽の水を使うので、
水位が下がって、花茎が伸び出しています。
7月中旬の花、
翌日、
7月下旬の花、
2日目の昼には閉じ始め、
暑さのためか、3日目には殆んど開かなくなりました。
「ホテイアオイ」(布袋葵)は、ミズアオイ科の水草(浮草)で、
原産は南アメリカですが、外来種として世界に広く分布しています。
HCで2株購入し、睡蓮鉢や貯水容器に浮かせました。
夏~秋に次々と開花しました。
花弁は6枚で、中心に立つ花弁に青紫の紋様が入ります。
葉柄が丸く膨らんで、浮袋の役目をし、
それを布袋の膨らんだ腹に見立てたネーミングです。
葉がロゼット状に着き、水中にたくさんの根が伸びます。
8月下旬から咲き始めました。
9月上旬の花、
9月中旬、
9月下旬、
10月上旬、
10月中旬、
増殖した株を、魚が入れない浅瀬に水質浄化用に入れました。
10月下旬の終い花です。
株からストロンと呼ばれる細長い茎を伸ばし、
その先に小株を作って繁殖しますが、
熱帯性なので冬越しが出来ません。