「姫スイレン」は、温帯スイレンの中でも、小型の品種を指します。
葉も花も小さく小型容器でも栽培できます。
桃花種は枯れましたが黄花種が大株となって、
今年もたくさんの花を咲かせています。
6月中旬から咲き始めました。
7月上旬に咲いた花、
7月中旬の花、
7月下旬、
8月上旬、
8月中旬、
9月上旬、
9月中旬、
10月に入った現在も、1輪咲いています。
熱帯スイレンは、今年は全く開花しなくなりました。
日本にはヒツジグサが自生しますが、
流通する温帯スイレンは、
ヨーロッパ原産の西洋スイレンを品種改良したものです。
貯水容器で咲く桃色花は、
「ペリーズ・フアイヤー・オパール」という大型の品種です。
6月下旬の蕾から、開花へ、
7月に咲いた花、
8月の花、
3日間開閉します。1日目の花、
2日目、
3日目の花、
9月上旬の花、
9月中旬の花、
庭に住み着いているアマガエルが毎年産卵し、
オタマジャクシから子ガエルになって、
しばらくは睡蓮の葉や花弁で休んでいます。
水やりの為にプラスチックの大型貯水容器を2か所に設置し、
温帯スイレンとハスを、鉢植えにして貯水容器に入れています。
ハスは葉だけ伸ばして、花は咲かなかったですが、
スイレンは2種開花していました。
6月下旬~8月中旬にかけて咲いた白花スイレンです。
6月下旬、最初に咲いた花、
7月上旬に咲いた花、
7月中旬に咲いた花、
8月中旬に咲いた花、
花は3日間朝開いて昼には閉じます。
1日目の花、
2日目の花、
3日目の花です。
「ホテイアオイ」(布袋葵)は、ミズアオイ科の水草です。
南アメリカ原産ですが、外来種として世界中に移入分布しています。
初夏にHCで1株購入し、睡蓮鉢などを入れた水容器に入れます。
株からストロンと呼ばれる細長い茎を伸ばして子株を作り、
繫殖力が強い。
葉柄が丸く膨らんで、浮き袋の役目をし、葉がロゼット状に着く。
水中には毛状の長い根がたくさん着きます。
株の中心から花茎を伸ばし、先に蕾を着けます。
8月上旬に咲いた花、
9月上旬の花、
花が咲き終わると、花茎を曲げて水中に入り、
果実を作ります。
9月中旬、
9月下旬、
10月上旬の花、
気温が下がってきたので、開花も終いになります。
熱帯性なので、雪国での冬越しはできません。
熱帯スイレンは、アジア・アフリカ・南米・オーストラリアなどの
熱帯地域が原産地で、青や紫など温帯スイレンに無い色の花があります。
小型の品種が多く、小さめの鉢で楽しめ、
花は水面から10cmくらい立ち上がって咲きます。
今年咲いたのは、青紫色の「ティナ」という品種だけでした。
4号深鉢に植えて、径30cm程の容器に入れています。
花は朝開いて夕方閉じ、3日間開閉を繰り返します。
7月下旬に咲いた花です。
開花1日目は、花の中心に黄色い大きなメシベが見えます。
2日目の花、オシベがドーム状になってメシベを覆う。
3日目の花、固まっていたオシベが少し開き気味になり、
花弁に傷みが出始め、夕方花弁を閉じて花が終わります。
8月中旬、3輪開花しています。
右の1輪が1日目の花で、左の2輪が2日目の花です。
8月下旬に咲いた花、1日目→2日目→3日目、
9月中旬に咲いた花、3日間の変化です。
8月下旬から、別の睡蓮鉢でも開花してましたが、同じ品種でした。
温帯スイレンに比べて花期が長く、10月末まで楽しめるでしょう。
熱帯性なので、冬は玄関の水槽に避難して越冬します。