ヒペリカムはオトギリソウ科ヒペリカム属の半常緑低木です。
ヨーロッパや中国原産の園芸植物が日本で栽培され、
「ヒペリカム・ミラクルブロッサム」は新品種のようで、
通販で入手したポット苗です。
5月上旬から開花し始めました。
黄色花で、長く伸ばしたオシベが目立ちます。
5月中~下旬の花、 黄色い蕾から、
花弁を開いて、
花の終盤、オシベを落とし、
花弁を落とすと、黄色からピンクの果実に変わります。
6月上旬の花と果実、
6月下旬~7月上旬、
ピンクの果実が、こげ茶色に変わって来ました。
7月中~下旬、殆どの果実が黒く変わって来ました。
熟して種子が出来たようです。
まだ樹高20cm位、枝先を剪定しました。
スイセンノウ(酔仙翁)は、
南ヨーロッパ原産のリクニス・コロナリアで、
ナデシコ科の多年草(開花株は夏に枯れますが世代交代して)です。
江戸時代に渡来し、赤花は酔仙翁と呼ばれます。
株全体に白い綿毛が密生するので、別名がフランネル草です。
柴犬と散歩中、道路脇から種をいただいて、蒔いたのが最初です。
5月下旬の咲き始めでした。
6月上旬の花、庭の南東塀際で、
6月中旬、草丈数10cmになります。
花の終盤、花芯部のシベが開いて授粉し、花後に結実します。
放任すると、こぼれ種で発芽するので、花茎を刈り払います。
4月に開花したハナイカダ(花筏)、その後です。
5月中旬、雌木の雌花のあとには、緑の実が着きました。
5月中旬、中には3個の実が着いた葉もあります。
6月中旬の緑実、
7日後の6月末、緑色の実が茶色から黒へと色変わりしてきました。
7月上旬になると、こげ茶色から黒光りする熟果へ、
7月中旬、実が熟すとヒヨドリが一部食べ始めたので、
防鳥網を掛けました。
7月下旬、網を外して、完熟した径8mmほどの黒熟果です。
甘みがあって食べられますが、私は1粒だけであとはヒヨドリに、
最後に現在の樹姿を、
庭の北西、黒松と枝垂れモミジの間の樹下で、
樹高・横張りともに140cm程になりました。
フウラン(風蘭)は日本特産のランで、
樹木に生育する着生植物です。
江戸時代から栽培された古典園芸植物の1つで、
その品種群を富貴蘭と呼びます。
小鉢にミズゴケで盛り上げて植え付けます。
「猩々」(ショウジョウ)は紅花品種で、
花茎が濃紅紫色で、花は弁先と距に紅をさします。
7月上旬に咲き始めました。 距が長く垂れ下がります。
その翌日、3輪咲き揃いました。
7月中旬の花、
その3日後です。
「ハナイカダ」(花筏)はミズキ科の落葉低木で、
北海道南部~九州の森林や沢筋に自生します。
葉の真ん中に花や果実を着ける様子を、筏に見立てた名です。
雌雄異株なので、雌木と雄木を一緒に植えました。
4月中旬の雌花の蕾、
4月下旬、雌花の開花です。
緑色の花を葉の中央に1~3個(普通は1個)、
花茎が葉の主脈と合着したもので、
葉脈の基部から花の着く場所まで、主脈が太く白っぽくなっています。
4月中旬、雄花の蕾、葉の中央に数個ずつ着きます。
4月下旬、雄花の開花です。
花後の実成りは、(2)で、