Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ニシキギ・コンパクタの花と実

2017-12-31 | 実物樹木

ニシキギ・コンパクタ」は紅葉が美しいニシキギ(錦木)の矮性種です。
4号鉢に植えた苗木が、開花結実しました。

5月に咲いた小さくて目立たない花は、白い4弁花でした。



コルク質の板状突起が枝に無いのが、本種の特徴のようです。



9月初めには、早くも紅葉し、緑の実が着いていました。



11月初め、見事な紅葉になりましたが、まだ果実は赤くなりません。



葉が散り始める中で、果実が橙色に染まってきました。






 
殆どの鉢植えが雪囲いの中で、眠りに就き、
玄関内にシャコバサボテン、玄関外の庇下で山茶花が咲いています。
福寿草をはじめとする早春の鉢植えも、庇下で芽を出してきました。 

この1年間、多くの人にブログを見ていただき、
皆様の力をお借りしながら、どうにか続けることが出来ました。
有難うございました。 

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ムラサキシキブの花と実 2017

2017-12-30 | 実物樹木

ムラサキシキブ」(紫式部)はクマツヅラ科の落葉低木で、
山野に自生し2~3mになります。

我が家の鉢植えは、樹高40cm程で、開花結実しています。

6月に咲いた花です。



蕾が開くと、淡紫色の小花が、アップで見るとそれなりに綺麗? 





8月上旬の小さな緑果です。





10月下旬、果実が成長し紫色に変わりました。





11月下旬、葉が黄葉してきました。
黄色と紫の組み合わせは良いのに、すこし日照不足のようでした。






落葉後も実だけ残り、野鳥もすぐには食べません。



暫くは玄関先に置いて観賞し、
12月中旬、実付きのまま板囲いの中に入れました。




小さな花は見落とされそうですが、
この径3mmほどの紫果には、強い存在感があります。



 
(一般に植栽されている多くは、コムラサキで、本種とは別です。)

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サネカズラの花と実 2017

2017-12-29 | 実物樹木

サネカズラ」(実葛)はマツブサ科の常緑つる性木本です。
関東以西に分布し、暖地性で、雪国では冬に落葉します。
昔、ツルからとった粘液を整髪料に使い「美男カズラ」の別名あり。


斑入り葉種を鉢植えで育て、庭に移植しました。
雌雄異花で、今年は開花結実が遅れました。

9月に咲いた雄花は径1cmほど、左は蕾です。
花弁はクリーム色で、紅色の雄しべが小球状に固まってつきます。



下は雌花で、中心に緑色の雌しべが小球上に固まっています。



受粉後、花弁を落とした雌花の花床が生育して、



径4~5cm程の丸い集合果を作り、



緑色から赤く色付いて熟します。





11月中旬の実生り状態、果実が見えるよう、生い茂った葉を切除。
斑入り葉種なのに緑葉が増え、藪状になってしまいました。





11月19日の初雪の日です。



11月下旬の果実、



12月初め、雪囲いの直前でも、まだ赤熟しない実もあります。





支柱も折れ曲がり、アケビのツルも混入して、藪と化しました。



雪囲いせず、アケビと同様に株元から数10cmだけ幹を残して、
すべてを剪定切除しました。 果たして、
再生ができるでしょうか?

 

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八丈アキノキリンソウ

2017-12-28 | 山野草

八丈アキノキリンソウ」は、キク科のミヤマアキノキリンソウの変種で、
八丈島の固有種です。
葉が厚く光沢があって、花期が長いのが特徴です。

我が家の山野草の中で一番最後に開花し、12月まで咲いていました。

11月に、茎先に黄色い頭花を出して開花です。



 
11月初め、蕾が開いてきました。
  



長年維持した鉢植えでの草丈は、5~7cmと小型です。



11月上旬、 夏場に虫害?葉が傷みましたが、花着きは良い年です。



1株ではこんな感じ、



11月中旬、ほぼ満開状態になりました。





草体が小さいので、花が大きく見えます。



1つの花は、花径2cm程です。



11月下旬、花は長持ちし、玄関前を明るく照らします。




ハチ?アブ?日照が少なく、花も少ない晩秋、小さな体で一生懸命でした。




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クランベリーの栽培・収穫

2017-12-27 | 果樹

クランベリー」はツツジ科の常緑低木、北半球寒帯で酸性の沼地に自生。
日本のツルコケモモより栽培は容易です。(日本名オオミノツルコケモモ)
高さは10cm程ですが、ツルは長く伸ばします。

私は、挿し木で殖やし、2鉢を生きたミズゴケ植えにして、
下に受け皿を置いて、水切れさせないように注意しています。

6月上旬の開花です。



crane=鶴、実が鶴の好物ともいわれますが、



蕾や花の形が独特で、鶴の首・頭・嘴に似ています。



1か月後の7月上旬には、たくさんの緑実が生りました。





真夏も庭の大石の上で、1日中陽を陽を浴び、
8月中旬、果実が黄色を帯びてきました。





8月下旬には、赤味を帯びた果実も出てきます。



9月上旬の実生りです。



9月中旬の実生りアップ、



9月下旬、緑の中に赤く色付いた果実、





ほぼ赤熟した、10月末の果実は径1~1.5cmです。



完熟した果実も、酸味が強くて生食には向きません。



11月中旬、寒さで葉もすっかり紅葉しました。



雪囲い(冬囲い)前に収穫した果実です。
例年に比べて収量が多かったので、単独でジャムに加工しました。



甘さ控えて、酸味が利いたクランベリージャムは、昼のパンでいただきます。


コメント (1)
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