ハス(蓮)はインド原産で、「泥より出でて泥に染まらず」ということで、
清らかさや聖性の象徴として称えられて来ました。
我家では、2鉢の内1鉢が今年は特にたくさんの花を咲かせました。
品種は、中国蓮系の小型一重咲き種で、「碧翠蓮」です。
7月20日、1本伸びてきた花茎の先に蕾が膨らんで来ました。
7月24日、今年初めての開花1日目 です。 以下、散るまでの4日間を見ます。
初日の花は、花弁全体に紅が入り、完全には開かずに昼までに閉じました。
2日目 の25日朝6時、ウォーキングに出かける時にはすでに全開しています。
花弁は白くなり、その先にほんのりと紅がのる、爪紅 というタイプです。
花弁の元には、少し黄色が入ります。
昼12時には花弁を閉じます。
3日目 の26日も午前中開花、 すでに次の蕾が生長してきました(右下)。
4日目 の7月27日 、完全には開かないまま午前中に散っていきました。
「レンゲショウマ」(蓮華升麻)はキンポウゲ科の多年草で、1属1種の日本固有種です。
本州太平洋岸の亜高山帯の湿った林下に自生するそうです。
その八重咲き種の苗を入手し、鉢栽培しています。
(一重種はヤマオダマキの侵入で、どうにか茎葉を維持していますが開花は出来ません)
八重咲き種は芽数を殖やし、40~60cm余りの花茎を5本伸ばして、
6月には、たくさんの丸い蕾を着けました。
7月24日、長い蕾の時間を経て、最初の1花を開きました。
8月2日の2花、 右下は5日です。 透明感ある白花を下向きに咲かせます。
8月5日、1つずつの花を時間をかけて開いていきます。
ハスのような花びらが重なり合った、気品ある花姿です。
8月8日、6輪が開花中、花はすべて葉の上に伸び出た花茎に吊り下がり、優美です。
8月20日、花茎の下方の蕾も開いて来ました。
開花中は外玄関の屋根下に置き、直射は避けているのですが、葉焼けが進んでいます。
8月28日です。 5個開花中で、まだ蕾が数個着いているます。
花弁の重なりが繊細で、ふっくらとした八重咲きのレンゲショウマ、
もう暫らく楽しませてもらいます。
姫スイレン の黄色種は花つきが特に良く、5月末から殆んど休み無く開花しています。
耐寒性があるので、冬は屋外で、囲い下でも雪下でも越冬できます。
荒木田土や睡蓮の用土で植えつけ、日当たり十分であれば良く開花します。
5月下旬、最初の開花です。
水温の関係か、葉の色が褐色を帯びています。
6月の花です。
シベは濃い黄色で、花弁はクリーム黄色になります。
7月です。 連日複数の花が咲き、毎日蒸発した水を補充します。
アマガエルが卵を産み、オタマジャクシがいるので、毎日餌をやります。
水深が浅いので、花茎を水面から伸び出しての開花もあります。
8月下旬です。 葉が濃い緑色で薄く褐色の斑紋が入っています。
今年は植替えせずに無肥料なのに、開花はまだまだ続きます。
姫スイレンは、温帯スイレンですが、葉も花も小型で、花着きが良いタイプです。
小鉢に植えて、小さな水容器に入れて栽培が出来ます。
6月から8月にかけて咲いていた2種です。
次の3枚は赤色の濃いタイプです。
下の3枚は桃色のタイプです。
上が開き始め、 下が開花中。
午後には花弁を閉じて、3日ほど開花します。
「月下美人」は、サボテン科クジャクサボテンの仲間です。
原産地はメキシコの熱帯雨林地域で、樹木の幹に根を張って、葉を下垂させている
そうです。 夜に開花 て朝には萎み、強い芳香 漂わせます。
挿し木苗から栽培し年数は経っているので、開花はするのでが・・・・・・・。
8月2日、蕾が1個、成長していることに気付きました。
蕾は下に向かって伸び、開花前には先を横に向けて、蕾を大きく膨らませます。
8月10日、開花しそうなので居間に入れました。 上が夜7時、下が8時40分です。
8時50分過ぎ、蕾の先を開いて来ました。
9時15分、開口部が少しずつ広がっていますが・・・・・。 香りも弱めです。
9時50分過ぎ、なかなかパッとは開けません。
11時まで待ちましたが、全開できず、これが限界のようです。
株に力が無かったのでしょうか? 今回は諦めて玄関外へ出してやりました。
翌朝6時20分、まだ少し開いていましたが、やがて萎んで垂れ下がりました。
次の蕾が育ってきましたので、大きな花と香りを期待しましょう!!