「流鏑馬」(やぶさめ)は、天喜5年(1057年)源義家が
奥州討伐の勅命を受け、北国街道下降に際し、
朝敵降服を祈願して社前に奉納したと伝えられています。
7月15日の例大祭で執り行われました。
流鏑馬神事が始まる午後5時前、拝殿前で見学します。
拝殿前には狛犬ではなく神馬像が立っています。
参道脇にはたくさんの人出、出店も、
流鏑馬神事の初めは、
3頭の馬と神職で、拝殿と奥社を3回巡る宮周りです。
次に、馬と射手が拝殿前と境内を横切る旧街道の群衆に披露され、
拝殿前で的射、
赤い母衣(ほろ)を着用した一人目の射手が、参道を駆け出します。
続いて、黄色い母衣を着けた2人目の射手が、駆けしていきます。
拝殿から一の鳥居まで185m、
紅と黄の母衣(ほろ)をたなびかせて、疾走します。
(一の鳥居は8月の画像で、この鳥居下から拝殿前まで185m)
拝殿に引き返した時の画像は、散歩で持ち歩く小さなデジカメが不調で、
シャッターが切れず、画像ナシです。
(鉢植えの花が枯れたり開花無しの鉢が多く出たので、代役でアップです)
ウオーキングコースの1つ「金峯神社」(きんぷじんじゃ)は、
信濃川右岸の蔵王地区にあり、自宅から歩いて10数分です。
和銅2年(709年)元明天皇の勅願により、
大和国吉野の金峯山の蔵王権現を勧請し、北国鎮護のため創建された由。
7月、拝殿の前に風鈴飾りが設置されています。
社務所前の手水舎には七夕飾りと、花手水が、
8月中旬です。
9月中旬、
車道に面した一の鳥居から石段を下りて、100数10m、
二の鳥居を通り拝殿に向かって、欅の古木に囲まれた参道を歩きます。
秋は、風鈴から風車に変わっていました。
画像には居ませんが、近年は、若い参拝者が増えてきたようです。
熱帯スイレンは、アジア・アフリカ・南米・オーストラリアなどの
熱帯地域が原産地で、青や紫など温帯スイレンに無い色の花があります。
小型の品種が多く、小さめの鉢で楽しめ、
花は水面から10cmくらい立ち上がって咲きます。
今年咲いたのは、青紫色の「ティナ」という品種だけでした。
4号深鉢に植えて、径30cm程の容器に入れています。
花は朝開いて夕方閉じ、3日間開閉を繰り返します。
7月下旬に咲いた花です。
開花1日目は、花の中心に黄色い大きなメシベが見えます。
2日目の花、オシベがドーム状になってメシベを覆う。
3日目の花、固まっていたオシベが少し開き気味になり、
花弁に傷みが出始め、夕方花弁を閉じて花が終わります。
8月中旬、3輪開花しています。
右の1輪が1日目の花で、左の2輪が2日目の花です。
8月下旬に咲いた花、1日目→2日目→3日目、
9月中旬に咲いた花、3日間の変化です。
8月下旬から、別の睡蓮鉢でも開花してましたが、同じ品種でした。
温帯スイレンに比べて花期が長く、10月末まで楽しめるでしょう。
熱帯性なので、冬は玄関の水槽に避難して越冬します。
「ツユクサ」(露草)はツユクサ科の1年草で、
世界に広く分布する野草です。
庭にも勝手に生えてきましたが、青い花色と特異な花形が気に入り、
自宅西側で、群落をつくり、毎日たくさん開花しています。
花は径15~20mm、草丈は20~数10cm、
朝咲いて昼には萎むことから、朝露を連想させる?
花弁は3枚で、上部の2枚が青く大きく特徴的です。
下部の1枚は白く小さくて目立ちません。
長く伸びたメシベが1本、
オシベは6本ありますが、うち長い2本は花粉を出し、
黄色くて目立つ4本は花粉を出さない仮のオシベです。
8月中旬、朝、苞(ほう)の中から花蕾が顔を見せてきました。
普通は1輪ですが、
今年は2輪が同時に開花するものが目立ちました。
8月下旬に咲いた花、
9月上旬の花、
1つの苞から3輪目が開花、
初めに咲いた花は、子房を膨らませています。
3輪が同時に開花したものも、
オシベだけでメシベの無い花も2~3割位ありました。
枚数が多いので、続きは(2)で、
「サルスベリ」(百日紅・ヒャクジッコウ)は、
ミソハギ科の落葉中高木で、中国原産です。
濃い桃色の花弁は6枚で、縮れています。
名の由来は、幹の肥大に伴って、古い樹皮のコルク層が剝がれて、
新しいすべすべした樹皮に更新することからサルスベリの名が、
(実際には猿は滑らずに登るそうです)
夏を代表する花木として花期が長く、
百日紅は、約100日間も咲き続けることから、
菜園の西、敷地の南西端に植えた苗木が成長し、
敷地を越えて隣家に枝が届くようになり、強剪定しました。
新枝が出たものの、猛暑が続くなか1日中陽が当たる場所なので、
枯れてしまいました。
同時に、株元から数本の新芽が成長してきて、
8月末から開花しました。
8月下旬、今年芽生えた新枝の先に蕾が出来ました。
その3日後から、開花し始めました。
枝先に複数の蕾から円錐花序を作り、満開は花が目立ちます。
9月上旬の花、樹高1mを越えて咲いてきました。
9月中旬、周りに植えたキキョウの花と一緒に、
9月下旬、花が終え、実を結ぼうとしています。
樹が充実してくれば、
一度咲いた枝先から再度芽が出て花を咲かせるようになります。