「ホトトギス」(杜鵑草)はユリ科の多年草で、
花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様に
似ている事から名付けられました。
東アジア原産で、
19種のうち日本に13種(10種は日本固有種)、所
山野の林下や崖や傾斜地など、日照の少ない所に自生します。
「タカクマホトトギス」(高隈杜鵑)は黄花ホトトギるの亜種で、
九州大隅半島の湿った岩場に自生します。
夏は日陰で涼しく育てないと葉焼けし、異常な酷暑であった今夏、
8月には、茎先に蕾を着けたまま、葉の全てが枯れてしまいました。
花を諦めていたところ9月末になって、蕾が開いてきました。
花弁には小さな赤褐色の細点があります。
レモンイエローの清楚な花ですが、
玄関前に移動して陽にあたり、全開する前に閉じてしまいました。
来春の芽出しを祈るしかありません。