Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭の「ナンバンギセル」(1)東庭のイトススキ株元で

2024-10-28 | 山野草

ナンバンギセル」(南蛮煙管)は、ハマウツボ科の寄生植物で、
葉緑素を持たず、イネ科やショウガ科などの根に寄生する1年草です。
 
花姿を、かつて南蛮人と呼ばれたポルトガルやスペイン人の船員が
くわえていたマドロスパイプに見立てたネーミングです。
 
庭にイトススキや縞ススキ、ヤクシマススキを植えてます。
 
東庭の赤松の南、ヤマボウシ・サトミとの間に植えたイトススキで、
毎年生えるナンバンギセルです。
 

 
 
8月中旬の花は、自然実生で咲いた花です。
 

 

 
8月下旬、昨年採取した種子を株元に蒔き付けるのが遅れ、
ようやく蕾が立ち上がってきました。
 

 

 
9月上旬に開花した花、
 

 

 

 
その5日後、
 

 
9月下旬、遅れて咲いた1輪、
 

 

 
イトススキの丈を大きくしたく無く、夏前に茎を剪定してあるので、
ススキの穂はまだ出ていません。
 

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鉢植えの「サワラン」

2024-07-03 | 山野草

サワラン」(沢蘭)は別名アサヒランで、
鮮やかな紅紫色の花を咲かせます。
本州中部以北の高地湿原で、ミズゴケの中に自生します。
 
栽培していた基本種は、いつの間にか消えたので、
過去画像を1枚、

 

 
 
今年も咲いたのは「白花サワラン」です。
 

 
 
6月上旬の開花です。 
生きたミズゴケで鉢植えし、増殖したミズゴケのマットの中で、
緑色の偽球茎から、一枚葉と20cm前後の花茎を直立させて、
 

 
6月中旬の花あっぷです。
 

 

 

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秋の七草(7)「ススキ」 b 実生育ちのイトススキ

2023-12-28 | 山野草

庭で、早くから長く咲いたススキは、
自然実生で育ったイトススキです。
葉幅が5mm位で細く、長さも数10cm~1m、
葉の細さが名の由来です。

 
(親株は東庭に植えたイトススキですが、ナンバンギセルを寄生させ、
草丈を低くするため初夏に剪定し、出穂が遅れました。)
 
場所は、玄関前通路から、自宅東側の通路への入り口近くです。
 
10月中旬、初めに出穂した株は、
一度剪定された葉長30cm位の株から出た穂です。
 

 
10月下旬になると、
後から剪定してない草丈60cm余りの株から、出穂してきました。
 

 
11月上旬、先に出た低い穂をアップで、
 

 

 

 
11月中旬、
 

 

 
玄関前から見た、ハナミズキの実と紅葉の先に、
 

 
11月下旬、自宅東側通路の北側からと、玄関前から、
 

 

 

 
12月上旬、自宅東側通路の北側から見ました。
 

 

 
玄関前から見ると、ハナミズキが赤い果実を残して落葉し、
向こうの紅葉はヤマボウシ・紅富士です。
 

 
この後、これ以上実生でススキ野にならないように、
刈り払いました。

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庭の「ヤマユリ」

2023-08-03 | 山野草

ヤマユリ」(山百合)は、本州の山地に自生する大型のユリです。
花は白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色の細かい斑点が散ります。
強い香りを伴って、花径18cm位の大きな花を咲かせます。
 

 
庭の南西、菜園コーナーの西側で、
サルスベリとキンモクセイの間に植えました。
1m弱の茎を2本伸ばし、先に1輪ずつ咲かせました。
 
7月上旬の蕾、
 

 
7月11日、初めの1輪が開花しました。
 

 

 
背後で黄金オニユリも咲いています。
 

 

 
その2日後に2輪目も開きました。
 

 

 
さらに2日後です。 
 

 

 
7月17日、初めに咲いた1輪が、花弁が傷んで花を終えます。
  

 

 
ユリの王様とも呼ばれ、豪華・華麗な山百合との交配で、
オリエンタルハイブリッドの園芸品種群が生み出されました。

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鉢植えの「コアニチドリ」

2023-06-24 | 山野草

小型球根性野生ランの「コアニチドリ」(小阿仁千鳥)は、
花や草体が極めて小さく、亜高山の湿地や湿った岩場に育ち、
北海道~北関東・北陸 ・北関東に分布します。 
(小阿仁は最初の発見地の地名です) 
 
エノモトチドリ(6月20日にブログアップ済)の交配親で、
花形が似ています。
 
 
 
 
5月下旬の開花でした。
  
 
 

 
5月末の花、
 

 
花後の6月10日、種子とは別に花茎にムカゴが着きます。
 

 
       
                                  

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