早春に咲く「クロッカス」は、アヤメ科の耐寒性球根植物で、
地中海沿岸から小アジアが原産地です。
玄関前の通路と西側の菜園との境、花木ムクゲの樹下で、
春の訪れを知らせます。
3月下旬、黄色花を主に、一部に淡青色の花が開き始めました。
その2日後、
更に2日後の3月27日、
4月上旬、少し遅れて、白地に紫の筋が入った花が咲いてきました。
その2日後の4月6日、
ムクゲの樹の南側に植えたスイセンが蕾を上げてきました。
スイセンが開花する前に、クロッカスはすべて咲き終えました。
「キルタンサス」はヒガンバナ科の球根植物で、
南アフリカ原産です。
地際から細長い葉を出し、長い花茎の先に数輪の花を咲かせます。
花色は、オレンジ、黄色、白、ピンクなどがあります。
7号中深鉢植で、花茎長20~40cm、
ピンクと黄色の花を咲かせます。
無加温の玄関内に置き、晴天時に外玄関に出して、
1月中の花芽です。
1月下旬、右側がピンク花の蕾、左側に黄色花の蕾、
2月上旬の花蕾、
2月下旬の花蕾、
上がピンク花、下が黄色花の蕾です。
次はピンク花の開花です。
3月8日の咲き始め、
3月10日、
3月13日、
3月18日、満開です。
3月23日、
以下は黄色花です。
3月6日の咲き始め、
3月10日、
3月23日、
3月29日、
4月5日の花、黄花だけ今も咲いています。
開花期が長い花でした。
原種シクラメンは、サクラソウ科の球根植物で、
地中海沿岸から小アジアが原産地です。
株元から花茎を伸ばし、1本の花茎に1個の花を咲かせ、
夏には休眠します。
「コウム」は、花も葉も丸みを帯びて小さく可愛らしい。
耐寒性が強く、種子が一部着いた鉢植えを花後に北側軒下に置き、
その自然実生で、今年は3輪の花が咲きました。
自宅北側で、隣家と境するブロック塀との間で、
殆ど陽が当たらないで、ゼニゴケが覆っている場所です。
3月中旬、雪解けとともに、茎葉を伸ばし蕾を上げてきました。
その6日後の3月18日、1輪が咲き始めです。
3月20日には降雪がありましたが、寒さに強く平気です。
その3日後の3月23日、2輪目が開花しました。
3月30日には、3輪目が開花、通路の踏み石のすぐ脇です。
4月初めの花、
昨日4月8日、最初に咲いた花が落花しました。
花後には花茎を螺旋状に巻いて種子を稔らせますが、
その「旋回」「螺旋」を意味するギリシャ語のキクロスが
シクラメンの語源だそうです。
親株の鉢植えは、肥大した球根が猛暑の夏に腐敗しました。
一昨年には3号の小鉢で50輪ほどの花を咲かせました。(過去画像)
「ヒマラヤユキノシタ」はヒマラヤ地方原産で、
ユキノシタ科の常緑多年草です。
自宅北東隅軒下に植た株が、増殖し、
雪解けとともに、庭の草花では最初に開花します。
太い赤紫の茎、肉厚の大きな葉は長さ10-20cm、幅10cm程、
房状に咲くピンクの花が特徴です。
3月中旬の蕾、
3月下旬の蕾、
その2日後から開花です。
4月初め、
その3日後の花、
昨日、4月6日の花です。
ミニスイセンの「ティタティタ」は、
花弁も副冠も黄色、花径4cm位で草丈20cm位です。
6号深鉢植え、丈夫で繁殖力が強く群生します。
3月下旬、蕾が開き始め、
その2日後、3輪開花です。
更に2日後、4輪の開花、
3月末、6輪の開花です。
長く植え替えしてないので、今年は6輪だけの開花でした。
4年前には、同じ鉢で46輪の花が咲きました。