「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

さて、明日3/12、質問にたちます。

2008-03-11 21:27:33 | 政策・マニフェスト
 さて、明日3/12、質問に立ちます。項目は、「第2款 総務費」です。ちなみに、本日3/11は、「第1款 議会費」であり、約20分間質問に立ちました。

 毎日、真剣勝負ですが、特に明日は、重要と私は位置づけています。よって、質問時間90分を頂きました。今、パソコンに向かって質問事項の最終調整に入っています。

質問のひとつは、
「中央区基本計画2008」が策定されましたので、「街づくりのあり方」が、どうあるべきかを問う予定です。その中で、築地市場や築地の街をどのように守っていくかをテーマとしています。

 予算審議は、傍聴できます。予算委員会は、私から始まりますので、明日は私の登場時間を正確に言えます。3/12(水)午前10:30-12:00の90分です。がんばってまいります。
 すべての区民が健康になること~赤ちゃんから高齢者まで~を目指して。
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「柵を作る人も柵に入る人」

2008-03-11 20:30:10 | 医療
3月11日付の朝日新聞第12版「声」欄(読者投書欄)に貴重な意見が載っていた。

*****以下、引用*****
「後期高齢者」不吉な命名だ  (山口県田布施町 77歳)

 国は75歳以上を「後期高齢者」と命名した。血の通った人間を区分するに当たって、何の配慮もない造語だ。お役所表現か法律用語か知らないが腹立たしい。
 もっと美しく暖かい言いかたはできないものか。
「後期」という命名は不吉である。「後はないよ」と、残りの人生の時を告げる警鐘に聞こえる。
 先の大戦で、幸運にも命だけは助かった。生き延びることが出来た喜びを体験しているだけに、失うことの怖さは希薄との自負はある。しかし、この造語は今後予想される高齢者への負担増の足音が聞こえるようであり、不気味である。
 以前、天声人語に「長生きの秘訣はウソをつかないことと、人の話をあまり聞かないこと」という名言があった。だが、高齢者を冷たく分別する社会を生き抜くには、ウソをつくことも必要であり、「耳に栓」は無理である。
 「後期高齢者」という命名をした人へ、こんなことわざを贈りたい。
 「柵を作る人も柵に入る人」

*****引用終わり*****

 制度自体は、4月から始まってしまう。
 現在、予算審議中の区議会でも、後期高齢者医療制度の予算は、取られている。この制度を、できるだけ、高齢者の健康を守る形で、運用できるように注視していく所存です。
 
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3/10から予算審議開始

2008-03-11 08:56:48 | 政策・マニフェスト
昨日から、予算審議が開始されました。
私達の会派から、高橋伸治幹事長と私の二名が、予算委員会委員として、参加いたします。

以前も私の、予算審議に臨む座標軸を掲載しましたが、再確認のため、再掲いたします。

***以下、再掲***

大目標:
『すべての区民が健康になること~赤ちゃんから高齢者まで~』
理由)
 来年度は、区民健診が大きく変わり、「特定健診・特定指導」が始まります。75歳以上の後期高齢者への医療制度(「後期高齢者医療制度」)も変わります。医療のあり方が、大きく変わっていく中で、区民の健康に本当に役立つ制度の“運用”をしていく必要を強く感じています。
 また、在宅医療、がん医療、ノーマライゼーション、福祉のまちづくり、新型インフルエンザ対策、心の健康、まだまだ充実させていかねばならない課題が多々あると感じております。

この大目標を掲げながら、予算を分析していきます。

そのための5つの戦術
①情報公開・情報開示
 どのようなプロセスを経て、結論が出たのか、プロセスを知っていただく必要もあると感じています。そのことが、②の市民参加に繋がっていくとも感じます。
 出した情報が、再度市民の声として行政に返って来ることで、施策は、もっと充実していくはずです。

②市民参加
 もっと現場の声が、反映されるように、していきます。「ワークライフバランス」といいますが、「仕事と生活と市民参加のバランス」と私は、ハンナ・アレント『人間の条件』を読んで考えています。

③連携
 医療・福祉の充実は、その部局だけががんばれば解決されるものではありません。環境問題にもこれは、当てはまりますし、何事にも当てはまりますが。

④築地市場の食文化
 健康は、食からです。また、人生の究極の喜びのひとつは、「おいしいものを食べること」です。
 中央区は、築地市場をもつという恵まれた環境にあり、この環境を生かし、食育を初め、食の充実を考えていきます。

⑤教育・学ぶ楽しさ、学ぶ喜び
 教育の中央区ということをさらに進めていくと共に、健康教育の充実も図って行きたいと考えます。大人になってからの健康になるための行動変容は、非常に難しいと見ています。早く子どもの頃からの健康になる意識をもつことが、一番根本的な、そして有効な取組みになると考えています。
 また、人生の究極の喜びのひとつは、「真理を知ること」です。学ぶ楽しさ・学ぶ喜びを感じることを、一生続けられるように環境づくりをして行きたいと考えます。「学んでいる人は、老いません。」そう、私は考えています。

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