NHK連続テレビ小説78作目『瞳』は、私たち中央区佃・月島界隈が舞台。
今も路地裏の懐かしい風景や下町人情が残る町。それらを美しく描いてくださることでしょう。
以下に、番組の企画意図など掲載しますが、期待できるドラマだと思います。今薄れ、忘れつつある、「家族の交流」「異世代の交流」「地域が子ども達を育てる」それら重要なテーマが詰まった作品であると思います。
中央区商工観光課、中央区観光協会も、この放映が、地域活性化のエネルギーにつながるようにと企画を協力しています。
みなさん、お見逃しなく。
3月31日からですよ!!
*****以下、NHKホームページより抜粋*****
番組からのおしらせ(2007/5/23)
平成20年度前期の連続テレビ小説は「瞳」です!
連続テレビ小説78作目の主な舞台は、現在の東京都中央区佃・月島界隈。
今も路地裏の懐かしい風景や下町人情が残る町です。
その町で、ある日突然3人の子どもたちの「里親」になってしまう?!
それが今回の二十歳のヒロイン「瞳」。
その奮闘ぶりを演劇界のトップランナー
鈴木聡さんのオリジナル脚本で描いていきます。
■企画意図
子どもや家族をめぐる様々な問題が起こっている現代社会。
平成20年前期の連続テレビ小説は、東京都の里親制度、「養育家庭制度」を取り上げます。
札幌でダンサーを目指すヒロイン「瞳」は、祖母の死を契機に上京し、「養育家庭」をしている祖父との生活に飛び込みます。若い里親として3人の里子たちと向き合い、心を通わせる中で「家族は与えられるものではなく、作るもの」だと気づいていきます。
そして不仲だった祖父と母、離婚した父を瞳が再び結びつける「家族再生」の物語となっていきます。
■物語を彩る4つのポイント
→『養育家庭制度(ほっとファミリー)』
親の離婚や、病気、失踪、虐待など様々な事情で、親と一緒に生活することができない子どもたちがいます。そのほとんどは乳児院や児童養護施設で生活しています。こうした子どもを、児童福祉法に基づいて、一般の家庭で預かり温かい雰囲気の中で家族と共に生活してもらうのが里親制度です。今回「瞳」で取り上げる東京都の「養育家庭(ほっとファミリー)」は、養子縁組を目的とせずに子どもを養育する家庭のことを言います。
現在東京には、様々な事情で親と暮らせない子どもが約3900人います。このうち養護施設等に約3550人。残り約350人が「養育家庭」で暮らしています。
→『ダンス』
ヒロイン、瞳の夢はストリートダンスの世界で成功すること。上京してダンススクールに入学、そこで友情や挫折を経験します。現在、ヒップホップやジャズダンスの裾野が広がり、今やバレエに代わる習い事としても浸透。東京のレベルは世界最高峰で様々なコンテストが開かれています。瞳は得意のダンスで子どもたちの心を開いていきます。
→『もんじゃ焼き』
ご存知、月島名物もんじゃ焼き。「めざせ中華街」を合言葉に組合が結成されお店は今や40軒以上。すさまじいまでのメニューが存在しており、この劇中でも新たなメニューを創りたいと思います。
→『四百年の伝統を持つ佃の住吉神社例大祭』
月島の隣町、佃には古い歴史があります。家康が天下人になったとき、縁のある摂津国の佃村の漁民を呼び寄せました。その民が住み着いたのが当時の佃島でした。町の守り神は「住吉神社」。3年に一度の例大祭(8月)は、佃、月島地区が興奮のるつぼと化します。来年の放送年は、この「例大祭」に当たっており、物語はリアルタイムで進行していきます。
【脚本執筆にあたって…新しい感触の朝ドラに】 作・鈴木聡
朝の連続テレビ小説。いわゆる朝ドラは特別なドラマ枠です。15分づつ週6回。それが半年つづきます。時計代わり、と言われることもあるようですが、毎朝のお茶の間の空気をつくり、たくさんの人と一緒に、なにかだいじなことを語り合い、考えていくことのできるドラマだと思います。
「瞳」は、ダンスが大好きないまどきの女の子「瞳」が、里親になることを通じて成長し、夢を見つけてゆく物語です。下町の風情や人間関係が色濃く残る東京・月島を舞台に、「町が子どもを育てること」「世代を超えたコミュニケーション」「家族の再生」など、現代的なテーマがたっぷり盛り込まれます。朝の支度やお仕事に忙しい皆さんを思わず引きずり込むような、はつらつとした、新しい感触の朝ドラにしたいと思っています。
朝ドラの執筆は「あすか」につづいて二度目です。朝ドラを書く楽しさも苦しさも少しは分かっているつもりです。山あり谷ありのマラソンのような仕事。ペース配分に気をつけて、最後までいい走りをしたいと思います。
【制作にあたって】 制作統括・尾崎充信
20年前期の連続テレビ小説『瞳』は「家族」を正面から見据えます。
東京都の「養育家庭制度」には里親になる条件の一つに、配偶者がいない場合には「起居を共にし、主たる養育者を補助できる20歳以上の家族がいること」というのがあります。われわれはこの一条に注目し、物語を立ち上げました。
老夫婦の養育家庭で妻が亡くなり、そこで暮らしていた里子たちはその家を去らなければならない状況になります。
しかし、ひょんなことから20歳の孫娘が同居し、祖母の代わりに里親になることを決意します。自らも夢を追うイマドキのヒロインが、若い「里親」として、弟や妹のような「里子」達と向き合い、傷つけ合ったり支えあったりしながら、生活していきます。そして、この「家族」を見守るのが、下町人情が残る、佃・月島界隈の人たちです。
20年前期朝ドラは、この魅力的な「地域」に見守られて、「瞳」が子どもたちと共に成長していく姿を、笑いと涙に満ち溢れたハートウォーミングな物語としてお届けします。日本中の子供の「瞳」が輝いていることを願いながら…。
■放送予定・制作スケジュール
放送:平成20年4月~9月放送予定
制作:平成19年秋クランク・イン予定
今も路地裏の懐かしい風景や下町人情が残る町。それらを美しく描いてくださることでしょう。
以下に、番組の企画意図など掲載しますが、期待できるドラマだと思います。今薄れ、忘れつつある、「家族の交流」「異世代の交流」「地域が子ども達を育てる」それら重要なテーマが詰まった作品であると思います。
中央区商工観光課、中央区観光協会も、この放映が、地域活性化のエネルギーにつながるようにと企画を協力しています。
みなさん、お見逃しなく。
3月31日からですよ!!
*****以下、NHKホームページより抜粋*****
番組からのおしらせ(2007/5/23)
平成20年度前期の連続テレビ小説は「瞳」です!
連続テレビ小説78作目の主な舞台は、現在の東京都中央区佃・月島界隈。
今も路地裏の懐かしい風景や下町人情が残る町です。
その町で、ある日突然3人の子どもたちの「里親」になってしまう?!
それが今回の二十歳のヒロイン「瞳」。
その奮闘ぶりを演劇界のトップランナー
鈴木聡さんのオリジナル脚本で描いていきます。
■企画意図
子どもや家族をめぐる様々な問題が起こっている現代社会。
平成20年前期の連続テレビ小説は、東京都の里親制度、「養育家庭制度」を取り上げます。
札幌でダンサーを目指すヒロイン「瞳」は、祖母の死を契機に上京し、「養育家庭」をしている祖父との生活に飛び込みます。若い里親として3人の里子たちと向き合い、心を通わせる中で「家族は与えられるものではなく、作るもの」だと気づいていきます。
そして不仲だった祖父と母、離婚した父を瞳が再び結びつける「家族再生」の物語となっていきます。
■物語を彩る4つのポイント
→『養育家庭制度(ほっとファミリー)』
親の離婚や、病気、失踪、虐待など様々な事情で、親と一緒に生活することができない子どもたちがいます。そのほとんどは乳児院や児童養護施設で生活しています。こうした子どもを、児童福祉法に基づいて、一般の家庭で預かり温かい雰囲気の中で家族と共に生活してもらうのが里親制度です。今回「瞳」で取り上げる東京都の「養育家庭(ほっとファミリー)」は、養子縁組を目的とせずに子どもを養育する家庭のことを言います。
現在東京には、様々な事情で親と暮らせない子どもが約3900人います。このうち養護施設等に約3550人。残り約350人が「養育家庭」で暮らしています。
→『ダンス』
ヒロイン、瞳の夢はストリートダンスの世界で成功すること。上京してダンススクールに入学、そこで友情や挫折を経験します。現在、ヒップホップやジャズダンスの裾野が広がり、今やバレエに代わる習い事としても浸透。東京のレベルは世界最高峰で様々なコンテストが開かれています。瞳は得意のダンスで子どもたちの心を開いていきます。
→『もんじゃ焼き』
ご存知、月島名物もんじゃ焼き。「めざせ中華街」を合言葉に組合が結成されお店は今や40軒以上。すさまじいまでのメニューが存在しており、この劇中でも新たなメニューを創りたいと思います。
→『四百年の伝統を持つ佃の住吉神社例大祭』
月島の隣町、佃には古い歴史があります。家康が天下人になったとき、縁のある摂津国の佃村の漁民を呼び寄せました。その民が住み着いたのが当時の佃島でした。町の守り神は「住吉神社」。3年に一度の例大祭(8月)は、佃、月島地区が興奮のるつぼと化します。来年の放送年は、この「例大祭」に当たっており、物語はリアルタイムで進行していきます。
【脚本執筆にあたって…新しい感触の朝ドラに】 作・鈴木聡
朝の連続テレビ小説。いわゆる朝ドラは特別なドラマ枠です。15分づつ週6回。それが半年つづきます。時計代わり、と言われることもあるようですが、毎朝のお茶の間の空気をつくり、たくさんの人と一緒に、なにかだいじなことを語り合い、考えていくことのできるドラマだと思います。
「瞳」は、ダンスが大好きないまどきの女の子「瞳」が、里親になることを通じて成長し、夢を見つけてゆく物語です。下町の風情や人間関係が色濃く残る東京・月島を舞台に、「町が子どもを育てること」「世代を超えたコミュニケーション」「家族の再生」など、現代的なテーマがたっぷり盛り込まれます。朝の支度やお仕事に忙しい皆さんを思わず引きずり込むような、はつらつとした、新しい感触の朝ドラにしたいと思っています。
朝ドラの執筆は「あすか」につづいて二度目です。朝ドラを書く楽しさも苦しさも少しは分かっているつもりです。山あり谷ありのマラソンのような仕事。ペース配分に気をつけて、最後までいい走りをしたいと思います。
【制作にあたって】 制作統括・尾崎充信
20年前期の連続テレビ小説『瞳』は「家族」を正面から見据えます。
東京都の「養育家庭制度」には里親になる条件の一つに、配偶者がいない場合には「起居を共にし、主たる養育者を補助できる20歳以上の家族がいること」というのがあります。われわれはこの一条に注目し、物語を立ち上げました。
老夫婦の養育家庭で妻が亡くなり、そこで暮らしていた里子たちはその家を去らなければならない状況になります。
しかし、ひょんなことから20歳の孫娘が同居し、祖母の代わりに里親になることを決意します。自らも夢を追うイマドキのヒロインが、若い「里親」として、弟や妹のような「里子」達と向き合い、傷つけ合ったり支えあったりしながら、生活していきます。そして、この「家族」を見守るのが、下町人情が残る、佃・月島界隈の人たちです。
20年前期朝ドラは、この魅力的な「地域」に見守られて、「瞳」が子どもたちと共に成長していく姿を、笑いと涙に満ち溢れたハートウォーミングな物語としてお届けします。日本中の子供の「瞳」が輝いていることを願いながら…。
■放送予定・制作スケジュール
放送:平成20年4月~9月放送予定
制作:平成19年秋クランク・イン予定