予算特別委員会に参加して、中央区の課題として感じたことを述べていきたいと思っています。取り上げる順番は、順不同です。
施策を行う場合、施策本来の目的達成はもちろんではありますが、他の施策とうまく連携できないかを常に意識して実施すべきと考えます。
それは、小さな連携としての実施にあたってのちょっとした工夫から、大きな連携としてのひとつの施策が好循環を生んで、その他の施策が益々充実していくことまでを意味します。
小さな連携の例を挙げれば、現在中央区が考えているということでしたが、09年2月第一回実施の「中央区観光検定」で合格者の中から選ばれた「中央区観光特派員」が、「中央区まるごとミュージアム」の企画で案内役を行うことでの企画間での連携です。また、「中央区観光検定」では、中央区に関心のある方が集うわけですので、その場を利用して、中央区関連の情報をお渡しすることで、その情報が有効に活用されるようになるとも考えています。
「交通安全の集い」の場や、「新型インフルエンザ講演会」の場、「防災フェア」の場など各場で、それのみの情報を渡すだけでなく、同じ危機管理の考え方から「防災、防火、防犯、消費者被害対策、新型インフルエンザ対策など総合的な危機管理」の情報をお渡しすることが、有効と考えます。
大きな連携の例では、今年度実施の「ワークライフバランス推進企業の認定」「ワークライフバランス認定企業に対する商工業融資における優遇利率の適用」という施策が、ワークライフバランスは当たり前という社会の実現に向かわせ、「商店街振興」「NPOなどボランティア活動の活性化」「PTAなど学校活動の活性化」「子育て・子育ち環境の充実」「スポーツや生涯教育を享受する区民の増加」などへと、波及していくとよいと考えています。
<今までの記載>
中央区の課題(1)検討会・協議会の公開
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/3b42841c6eb018d6bd3216a1fe0fd2f0
中央区の課題(2) 報告書の有効活用
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/51d9d400af9200a657dc18745da48310