参加申し込み締め切りが、5/8となっています。お忘れになりませんようにしてください。
赤字、太字、下線は、小坂による。
****以下、東京都中央卸売市場ホームページより****
豊洲新市場予定地における環境確保条例第117条に基づく調査の 実施状況の公開について | ||||||||||||
平成21年4月28日 東京都中央卸売市場 | ||||||||||||
東京都では、豊洲新市場予定地において、環境確保条例第117条に基づき、本年1月から土壌ボーリング調査を実施しています。 記
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豊洲新市場予定地における環境確保条例第117条に基づく調査の 実施状況の公開について | ||||||||||||
平成21年4月28日 東京都中央卸売市場 | ||||||||||||
東京都では、豊洲新市場予定地において、環境確保条例第117条に基づき、本年1月から土壌ボーリング調査を実施しています。 記
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4/29付け各紙では、新型インフルエンザの記事に多くが割かれています。
私たちが、どう行動すべきかが、一番知りたいところです。
前のブログでお伝えした内容(【新型インフル UP DATE 6】)が、私たちがとるべき行動ですが、それをわかりやすい形で書いている記事を見つけましたので、転載します。
太字、赤字、下線は、小坂による。
****読売新聞(09/04/29)*****
メキシコなどで新型インフルエンザが発生したことを、政府が宣言した。ニュースなどの情報によく注意して、冷静に対処したい。
◆手洗い、マスク
インフルエンザの主な感染経路は、せきやくしゃみによるウイルスの飛沫(ひまつ)だ。神戸大教授(微生物感染症学)の岩田健太郎さんは、「通常のインフルエンザと同様、人込みに近づかないことや外出後の手洗いなどが感染予防には有効です」と話す。
マスクは、ウイルスを100%防げるわけではないが、一定の効果は期待できる。医療用の目が細かい「N95マスク」は高価なうえ息苦しく、一般用には向かない。厚生労働省は、繊維や糸を織らずに加工した不織布製マスクを勧めている。装着する際は、あごの下から鼻まで、すき間がないように覆うことが大切だ。感染者が装着すれば飛沫の拡散を抑える効果もある。
◆発症が疑われたら
発症が疑われた場合、不用意に医療機関を受診すれば、感染を広げる恐れがある。直接病院に行くことは避け、保健所などに設置されている相談窓口に、必ずまず電話で問い合わせることが肝心だ。
電話相談の窓口は、都道府県の健康・保健の担当部署や、保健所などに設けられている。都道府県のホームページなどで、確認したい。
◆備 蓄
事態の進展に備え、食料や生活必需品を多めに用意しておいたほうがよさそうだ。
食料備蓄に詳しい甲南女子大学名誉教授の奥田和子さんは、「まず、米や乾めんといった主食になる食品から少しずつ備蓄しておこう」と話す。阪神大震災では、被災地の周辺の地域から救援物資が送られ、炊き出しも行われた。しかし、新型インフルエンザの流行は広域になる可能性があり、他地域からの食料支援は期待できない。「自宅の台所の食料状況を、今一度確かめて」とアドバイスする。
国の新型インフルエンザ対策ガイドラインでは、2週間程度の備蓄を勧めている。
〈食料品の例〉
米、乾めん類、切りもち、コーンフレーク・シリアル類、レトルト食品、冷凍食品、缶詰、ミネラルウオーターなど。
〈日用品・医療品の例〉
マスク、体温計、ゴム手袋、水枕、消毒用アルコール、常備薬、ガーゼ、トイレットペーパー、せっけん、紙おむつ、生理用品、ゴミ袋、カセットコンロ、懐中電灯など。
◆豚 肉
ウイルスは71度以上で加熱すれば、死滅する。豚肉は加熱調理するので心配はない。
東京大学医科学研究所准教授(ウイルス学)の堀本泰介さんは「豚肉にウイルスが付着する可能性はきわめて低く、神経質になる必要はない」と話す。豚肉を調理した時の包丁やまな板も通常の食中毒予防と同様に洗剤で洗えば良い。
中央区保健所が、新型インフルエンザの対応に関して、きちんとした情報を提供くださっているので、それに従って行動をお願いいたします。
【新型インフル UP DATE 6】に記載する情報は、転載の形をとっています。中央区の中での実際の行動のあり方に関する情報は、情報の内容を中央区及び中央区保健所に一元化を図りたいため、そのままの転載をしており、付け加え、訂正、削除は一切行っておりません。
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/hokenzyo/hokenzyo1/butainfuru20090427/index.html
なお、4/28更新の情報です。
更新された場合、あらためてお伝えしていきます。
一番下のチラシの情報も有用です。打ち出して手元に置いておいてください。
*****以下、該当ページを中央区のホームページより転載****
日本時間の4月28日朝、WHO(世界保健機関)が新型インフルエンザの発生段階(フェーズ)を、継続的に人から人への感染がみられる状態になったとして3から4へ引き上げました。これを受けて、厚生労働省は、メキシコ、アメリカ、カナダにおいて新型インフルエンザ等感染症が発生したことを宣言しました。
区では4月28日に中央区保健所内に発熱相談センター(専用電話)を開設しました。
区民の皆様には、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
メキシコ・米国(カリフォルニア州、テキサス州、カンザス州、オハイオ州、ニューヨーク市)・カナダに渡航を予定されている方は、引き続き現地の最新情報の入手に努めつつ、事態が沈静化するまでの間、渡航の是非について検討してください。
※外務省は4月28日、メキシコへの渡航について感染症危険情報を発令しました。
不要不急の渡航は延期してください。
詳細については外務省海外安全ホームページをご覧ください。
<渡航する場合の注意>
(1) 渡航中の注意
(ア)セキやくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用してください。
(イ)積極的に手洗いやうがいを行ってください。
(ウ)発熱やセキなどインフルエンザ様の症状が見られた時は、現地の医療機関を受診してください。
(2) 帰国時の注意
(ア)発熱やセキなどインフルエンザ様の症状が見られる場合は、必ず空港に設置されている検疫所に申し出てください。
(イ)帰国後、インフルエンザ様の症状が見られたときは、まず、保健所に電話で相談してください。直接、医療機関を受診することはしないでください。
3 感染例が報告された国や地域にご家族等が滞在されている場合
メキシコ・米国(カリフォルニア州、テキサス州、カンザス州、オハイオ州、ニューヨーク市)・カナダに滞在されている方は、滞在先の政府の措置を念頭に置きつつ、以下の点に留意し、衛生管理および感染予防に努めてください。
(1) 十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控えてください。
(2) 外出する際は人混みを避けるとともに、セキやくしゃみ等による感染を防ぐためマスクを着用してください。
(3) 積極的に手洗いやうがいを行ってください。
(4) 発熱やセキなどインフルエンザと似た症状がみられた場合には、迷わず現地の医療機関の診療を受けてください。
※渡航関連の問い合わせ先
<外務省海外安全相談センター>
電話番号(代表)03-3580-3311(内線)2902
ホームページアドレス http://www.anzen.mofa.go.jp/
4 新型インフルエンザの症状と予防について
<症状・重症度>
ヒトの豚インフルエンザの症状は、季節性インフルエンザに似た症状と同様に、中等度から重症まで幅があります。症状は、発熱・セキ・のどの痛み・関節痛・倦怠感などです。また、下痢や嘔吐などの報告があります。ヒトの豚インフルエンザが重症になると、肺炎・呼吸不全をきたし、死亡します。
<予防方法>
◎セキやくしゃみをするときには、鼻と口をティッシュやハンカチで覆ってください。使ったティッシュやハンカチはすぐに処分してください。
◎石けんと流水で手を頻繁に洗ってください。特に、セキやくしゃみをした後は、徹底してください。アルコール製剤は有効です。
◎具合の悪い方との濃厚な接触を避けてください。
◎もし、インフルエンザで具合が悪くなったら、保健所に連絡してください。
他の人にうつさないよう外出を控えてください。
◎目・鼻・口は、ウイルスの侵入経路であるため、触らないようにしてください。
5 豚肉を食べて感染する?
豚インフルエンザは、豚肉や豚肉の加工品を食べることによって感染するものではありません。
食品安全委員会ホームページアドレス http://www.fsc.go.jp/
6 個人でできる対策
個人でできる対策についてのチラシを、下記のとおり作成しておりますのでご参照ください。国内発生に備えてご家庭でも準備しておきましょう。
「新型インフルエンザ発生時に個人でできる対策」チラシ 34KB
*****転載終わり****
先ほど、厚生労働省のQ&Aを掲載しましたが、
より詳しくWHOのQ&Aが書いておりますので、こちらも、掲載します。
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/faq/en/index.html
あくまで、2009年4月27日段階の情報であることをご認識を。
日本語訳や、下線、赤字、太文字は、小坂による。
なお、書き終わって、気づいたのですが、
国立感染症情報センターのホームページで
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/09who04.html
で、全訳(4/28の段階でWHO全文の一部分)が載っています。
****WHOより*****
Swine influenza frequently asked questions
27 April 2009
質問事項
• What is swine influenza?
• What are the implications for human health?
• Where have human cases occurred?
• How do people become infected?
• Is it safe to eat pork meat and products?
• What about the pandemic risk?
• Is there a human vaccine to protect swine influenza?
• What drugs are available for treatment?
• What should I do if I am in regular contact with pigs?
• How can I protect myself from getting swine influenza from infected people?
• What should I do if I think I have swine influenza?
What is swine influenza?豚インフルエンザって、何ですか?
Swine influenza, or “swine flu”, is a highly contagious acute respiratory disease of pigs,
caused by one of several swine influenza A viruses. Morbidity tends to be high and
mortality low (1-4%). The virus is spread among pigs by aerosols, direct and indirect
contact, and asymptomatic carrier pigs. Outbreaks in pigs occur year round, with an
increased incidence in the fall and winter in temperate zones. Many countries routinely
vaccinate swine populations against swine influenza.
Swine influenza viruses are most commonly of the H1N1 subtype, but other subtypes are
also circulating in pigs (e.g., H1N2, H3N1, H3N2). Pigs can also be infected with avian
influenza viruses and human seasonal influenza viruses as well as swine influenza viruses.
The H3N2 swine virus was thought to have been originally introduced into pigs by
humans. Sometimes pigs can be infected with more than one virus type at a time, which
can allow the genes from these viruses to mix. This can result in an influenza virus
containing genes from a number of sources, called a "reassortant" virus. Although swine
influenza viruses are normally species specific and only infect pigs, they do sometimes
cross the species barrier to cause disease in humans.
What are the implications for human health?(人にどのような脅威があるのですか?)
Outbreaks and sporadic human infection with swine influenza have been occasionally
reported. Generally clinical symptoms are similar to seasonal influenza but reported
clinical presentation ranges broadly from asymptomatic infection to severe pneumonia
resulting in death.(無症状から肺炎による死まで、幅のある症状)
Since typical clinical presentation of swine influenza infection in humans resembles
seasonal influenza and other acute upper respiratory tract infections, most of the cases
have been detected by chance through seasonal influenza surveillance. Mild or
asymptomatic cases may have escaped from recognition; therefore the true extent of this
disease among humans is unknown.
Where have human cases occurred?(ヒトに感染した事例は?)
Since the implementation of IHR(2005)1 in 2007, WHO has been notified of swine
influenza cases from the United States and Spain.
How do people become infected?(ヒトにどのように感染するの?)
People usually get swine influenza from infected pigs, however, some human cases lack
contact history with pigs or environments where pigs have been located. Human-tohuman
transmission has occurred in some instances but was limited to close contacts and
closed groups of people.
Is it safe to eat pork and pork products?(豚肉を食べても大丈夫?)
Yes. (大丈夫です。)Swine influenza has not been shown to be transmissible to people through eating
properly handled and prepared pork (pig meat) or other products derived from pigs. The
swine influenza virus is killed by cooking temperatures of 160;F/70;C, corresponding
to the general guidance for the preparation of pork and other meat.
Which countries have been affected by outbreaks in pigs?(感染拡大は、どの国で起こっているの?)
Swine influenza is not notifiable to international animal health authorities (OIE,
www.oie.int), therefore its international distribution in animals is not well known. The
disease is considered endemic in the United States. Outbreaks in pigs are also known to
have occurred in North America, South America, Europe (including the UK, Sweden,
and Italy), Africa (Kenya), and in parts of eastern Asia including China and Japan.
What about the pandemic risk?(パンデミックのリスクは?)
It is likely that most of people, especially those who do not have regular contact with pigs,
do not have immunity to swine influenza viruses that can prevent the virus infection. If a
1 International Health Regulation (2005) http://www.who.int/ihr/about/en/
swine virus establishes efficient human-to human transmission, it can cause an influenza
pandemic. The impact of a pandemic caused by such a virus is difficult to predict: it
depends on virulence of the virus, existing immunity among people, cross protection by
antibodies acquired from seasonal influenza infection and host factors.
Is there a human vaccine to protect from swine influenza?(豚インフルエンザに対するワクチンはあるの?)
There are no vaccines that contain the current swine influenza virus causing illness in
humans. (今流行中の豚インフルエンザに対するワクチンはありません。)It is not known whether current human seasonal influenza vaccines can provide
any protection. Influenza viruses change very quickly. It is important to develop a
vaccine against the currently circulating virus strain for it to provide maximum protection
to the vaccinated people. This is why WHO needs access to as many viruses as possible
in order to select the most appropriate candidate vaccine virus.
What drugs are available for treatment?(治療薬は?)
There are two classes of such medicines,
1) adamantanes (amantadine and remantadine),
and 2) inhibitors of influenza neuraminidase (oseltamivir and zanamivir).
Most of the previously reported swine influenza cases recovered fully from the disease
without requiring medical attention and without antiviral medicines.
Some influenza viruses develop resistance to the antiviral medicines, limiting the
effectiveness of treatment. The viruses obtained from the recent human cases with swine
influenza in the United States are sensitive to oselatmivir and zanamivir but resistant to
amantadine and remantadine.(オセルタミビル(製品名タミフル)やザナミビル(製品名リレンザ)は効くようだ。アマンタジン(製品名シンメトレル)やremantadine(日本には無い)は、効果が無い。)
Information is insufficient to make recommendation on the use of the antivirals in
treatment of swine influenza virus infection. Clinicians have to make decisions based on
the clinical and epidemiological assessment and harms and benefit of the treatment of the
patients. For the ongoing outbreak of the swine influenza infection in the United States
and Mexico, the national and the local authorities are recommending to use oseltamivir or
zanamivir for treatment of the disease based on the virus’s susceptibility profile.
(米国やメキシコでは、オセルタミビル(製品名タミフル)やザナミビル(製品名リレンザ)の使用が推奨されている。)
下に続く