「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

障がいのありなしに関わらず、誰もがスポーツを楽しめる地域を。社会的障壁を、崩す。

2016-01-19 11:33:16 | 医療
 本日1/19、勇気をいただいた記事です。

 朝日新聞東京面。

 たとえ視力を失っても、合気道、初段に。

 パラリンピックも来るのであるから、障がいのありなしに関わらず、誰もがスポーツを楽しめる地域になることを目指していきたいものです。
 もちろん、芸術も、音楽も、旅行も、あらゆる趣味や、学問においても、障がいのありなしに関わらず楽しめることが必要なのだけれど…


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http://www.asahi.com/articles/CMTW1601191300002.html

東京)心の目 合気道で磨く

2016年1月19日10時42分


 ◇事故で失明 世田谷の難波さん


 交通事故で視力を失った男性が、合気道の稽古に励んでいる。感覚が研ぎ澄まされ、人生をかけて窮める道を見つけた。


 17日午前6時半、三軒茶屋駅に近い世田谷区太子堂2丁目の天道流合気道の道場「天道館」。年始恒例の1週間の寒稽古の最終日に約110人が集まり、その中に、近くの鍼灸(しん・きゅう)師、難波創太さん(47)の姿があった。


 この日の都内の最低気温は2・3度。難波さんが2人1組で技を繰り返しかけ合う稽古を続けると、10分ほどで汗が噴き出してきた。道場の隅では、盲導犬のモナミが見つめていた。


 兵庫県で生まれた難波さんは2008年、バイク事故に遭い、視力を無くし、コンピューターグラフィックスのデザイナーの仕事を廃業せざるを得なかった。鍼灸マッサージの勉強を始め、11年に資格を取った。


 事故前から住む三軒茶屋の街で、かつて見た天道館の看板を思い出した。体を動かしたかった。問い合わせると、モナミとともに受け入れてくれた。「感謝しています」と難波さん。


 12年1月から週2~3回、主に朝、道場に通う。指導者が難波さんの手を取ったり、言葉で説明したりして合気道を教える。


 難波さんは、稽古を続け、感覚が鋭くなっていることに気付いた。「今日は先生の足音が違うなとか、街の変化を感じるようになった」という。鍼灸師の仕事にも役立つと感じる。


 昨年7月、初段に。清水健二管長(75)は「彼のプラス思考は周囲に良い影響を与えている」。難波さんは「まだまだわからないことが多い。人生を通して追究したい。自分にとって背筋のようなもの」と話す。


 (佐藤純)
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1/18開催、第7回中央区自立支援協議会(第4期)での建設的意見が、区の取組みに反映されますように。

2016-01-19 10:12:41 | 医療

 第7回中央区自立支援協議会が、1月18日開催されました。私も、傍聴させていただきました。
 第4期中央区自立支援協議会(平成26から27年度) の障害者福祉施策について、話し合われる場です。

 当日のテーマは、「障害者差別解消法の施行に向けた区の取組みについて」でした。



 ものすごく重要な議論がなされていました。

 障害者差別解消法施行に関連して、中央区内部の検討委員会の案を、自立支援協議会の場に出されたのですが、その案に対しての建設的な提案が委員からなされました。
 委員は、やむにやまれずに、ご意見を出された感を受けました。
 それに対し、他の委員から賛同の意見も出されました。

 区が出された案にも、道理が通らないわけではないと感じましたが、委員による提案のほうが、より道理が通っていると私は考えます。

 「福祉の中央区」をより一歩進めるにおいては、他の22区がその部分においてどのような施策の方向性であろうとも、国以上の、少なくとも国に匹敵する取組の方向性を打ち出していただきたいと考えます。どうか、自立支援協議会委員が出された案の修正の方向で進みますことを期待しています。

 後日出る議事録のまとめでは、議論の細かな内容は書かれないかもしれませんが、大いに注目しています。


 第4期の協議会: http://www.city.chuo.lg.jp/kenko/sinsin/keikaku/jiritsushienkyogikai/dai4kichuokujiritushienkyougikai.html 

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「緊急事態宣言」をまず、考える。歴史も振り返りながら…

2016-01-19 09:33:12 | 日本国憲法

 法律家の皆様が、身銭をきって、意見広告を、1/18の日経新聞に出されていました。

 現在、日本国憲法において、緊急事態条項のための改憲が問題として挙がっています。

 夏の参議院選挙(同日の衆議院選挙の可能性もあり)に向け、私たち国民ひとりひとりが、じっくりと考えていく必要があります。

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