「化学及(および)血清療法研究所」(化血研)のワクチンの問題について、当院も、本日1/18、化血研のワクチン販売担当者(アステラス製薬)から説明をお伺いし、ワクチンの安全性について確認させていただきました。
説明のポイントは、以下でした。
【化血研が製造するワクチン製剤の安全性について】
http://www.kaketsuken.or.jp/images/stories/V151221.pdf
・弊所の全てのワクチン製剤は、製品上重要な品質及び安全性等の評価項目について、国の機関による
試験に合格したもののみを販売しております。
・弊所の全てのワクチン製剤について、今回の問題に起因すると考えられる副反応の報告がなされたという
事実はありません。
患者様の中で、もし、ご不安な点などございましたら、ご説明をさせていただきます。
今後とも、安心安全のワクチン接種を行って参る所存です。
化血研⇒ http://www.kaketsuken.or.jp/news-to-patients/917.html
厚労省ホームページ⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000105418.html
*************朝日新聞*****************************************
http://www.asahi.com/articles/ASJ1L2T0XJ1LULBJ003.html
化血研の業務停止処分始まる 過去最長、5月6日まで
2016年1月18日13時24分
血液製剤やワクチンの国内有力メーカー「化学及(および)血清療法研究所」(化血研)による不正製造問題で、医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく110日間の業務停止処分が18日、始まった。期間は過去最長で、5月6日まで。35製品のうち、やけどの治療用など8製品について、化血研は製造販売ができなくなる。
この日は午前9時前、熊本市の化血研に、厚生労働省の担当者5人が訪れ、対象となる製品の製造ラインの停止を確認する「封緘(ふうかん)」作業を実施した。インフルエンザワクチンや血友病患者向けの血液製剤など医療上の必要性が高い27製品は対象外になっている。対象外のものを含めた35製品の営業行為は停止されるため、医薬営業部門のフロアは、立ち入りが一切できなくなった。