「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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水銀気化。豊洲市場は、生鮮食料品の卸売市場として、開設認可されないことが決定的

2016-11-13 23:00:00 | 築地重要
 都市計画決定の条件(環境影響評価書の遵守)として約束された盛り土のないことで、実際に土壌汚染の影響が建屋内に出ていることとなってしまいました。

 豊洲市場は、生鮮食料品の卸売市場として、開設認可されないことが決定的なのではないでしょうか?


******朝日新聞*******
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12656434.html

水銀、地下空間で気化 豊洲市場

2016年11月13日05時00分


 東京都の豊洲市場(江東区)に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、安全性を検証する都の専門家会議が12日、第2回会合を開いた。盛り土のない施設の地下空間で国の指針値を超す水銀が検出された問題について、空間の底にたまった水に混じった成分が気化したとの見方を示した。値について「直ちに健康に悪影響はない」としており、今後は換気して再計測する。

 同会議によると、青果、水産卸売場の両棟で9月末、地下空間で指針値(大気1立方メートルあたり0・04マイクログラム)の最大7倍の水銀を検出。週1回計測しており、今月3、4両日には水産卸売場棟で指針値未満だったが、青果棟は指針値の約2倍の0・085マイクログラムだった。地下空間にたまった水からもごく微量の水銀を検出し、この日の会合で「空間内に気化した水銀がたまった」と判断した。

 一方、水産仲卸売場棟と水産卸売場棟を結ぶ連絡通路の地下の土壌に、環境基準を大きく超えるベンゼンなどが残っている問題で、この場所に設けられたマンホール内の大気から環境基準値を超すベンゼンと指針値を超す水銀が新たに検出された。ただ、いずれも微量で、同会議は「人が活動しない場所で、健康に影響はない」と判断している。座長の平田健正・放送大和歌山学習センター所長は今後の予定について、「地下ピット(空間)を換気して計測し、その後に対策を検討することになる」と話した。(小林恵士、末崎毅)
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