移転阻止の直接的な効果(移転差止め)までは判決自体では生まないけれども、誤った築地市場移転の政策を正すために、三つの裁判の原告のひとりをやってきました。
小池氏に都知事が変わったのに、前回の裁判(2016年11月17日東京地方裁判所703号法廷)でも、都側の弁護士の態度が変わっていないのがとても気になっていました。
本日の小池氏の会見記事を読み、驚きとともに、希望を見出しています。
この裁判がやって来れましたのは、市場関係者そして都民を守るために、手弁当で弁護くださった弁護士の先生方(準備書面参照)のご努力のおかげです。
心から感謝申し上げます。
ちなみに、次回は、2017年2月9日午後15時~東京地方裁判所703号法廷です。
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日程が決まり次第、お知らせいたします。
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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H6R_Q7A120C1000000/
小池知事、石原氏の責任「改めて検証」 豊洲移転
2017/1/20 14:40
東京都の小池百合子知事は20日の記者会見で、築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転に関連し、移転決定時に知事を務めていた石原慎太郎氏の責任を求める住民訴訟について、「石原氏に責任はない」としてきた従来の対応方針を見直す考えを示した。
住民訴訟は2012年に仲卸業者らが東京地裁に起こした。都が豊洲市場の土地を578億円で取得したのは違法な公金支出にあたるとして、都が石原氏に全額の返還を請求するように求めた。
小池知事は会見で、都の訴訟代理人を変更し、新たな訴訟対応特別チームを設置し、事実関係を改めて明らかにする考えを示した。
小池知事は現時点では、石原氏に責任があると決定したものではないとしつつ、「検証を改めてし直したい」と述べた。
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裁判資料より、原告団の弁護士の先生方