「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

1日感染+434入院9238(-505)重症234(-2)死亡1296(+17)/都+170重症29死亡364調整中443東京ルール47.4件/中央区389(+0)

2020-09-02 23:01:59 | 新型コロナウイルス感染症:感染の広がり状況

<新型コロナウイルスの感染状況について>

●国も都も入院減少中。

●都の救急車のひっ迫状況(東京ルール適用件数)も緩和の方向へ。

●都の二けた⇒200台⇒100台へ



*小坂クリニック:だ液PCR検査、自費(1万円税込み)での実施について https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/aa8162215cbecc319043cedcdf81d9eb

*********動き******

8/28(金)安倍首相、辞任の意向を表明

8/27(木)東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議(第36回)
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007288/1011491.html

8/24(月)分科会

8/21(金)第6回分科会 資料:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/corona6.pdf
ワクチン部分の抜粋:新型コロナウイルス予防ワクチンの検討状況、国の第6回分科会2020.8.21資料より



8/19(水)都の総括コメント:
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/3024013b767e275acdb16ef9f4bebca3

8/12(水)都の総括コメント:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/cfbf544b19c0f9db89c08fef6b32e4be

8/11(火)中央区300人台へ。

8/3(月)都が飲食店の10時閉店協力要請、感染者4万人へ。

2020年6月~7月末ごろまでのコロナ関連の主な動き


**************

【国】

感染状況:
9/1(火)



8/31(月)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13292.html
感染者は67,865例、死亡者は1,279名となりました。また、入院治療等を要する者は9,743名、退院又は療養解除となった者は56,802名となりました。


8/30(日)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13273.html
感染者は67,264例、死亡者は1,264名となりました。また、入院治療等を要する者は9,785名、退院又は療養解除となった者は56,164名となりました。

【都】感染状況:

9/1(火)

陽性者数 (累計)20,987 人(+170)
  • 入院1,401 人(-44)
    • 軽症・中等症1,372 
    • 重症29 
  • 宿泊療養265 
  • 自宅療養456 
  • 入院・療養等調整中443 
  • 死亡364 
  • 退院等(療養期間経過を含む)18,058 

モニタリング項目

 
 

感染状況

  • (1)新規陽性者数196.7 人
  • 潜在・市中感染
    • (2)#7119(東京消防庁救急相談センター)における発熱等相談件数65.7 件
    • (3)新規陽性者における接触歴等不明者
      • 人数117.1 人
      • 増加比88.2 %

医療提供体制

  • 検査体制
    • (4)PCR・抗原検査
      • 陽性率4.0 %
      • 検査人数3,992.9 人
  • 受入体制
    • (5)救急医療の東京ルールの適用件数47.4 件
    • (6)入院患者数1,401 人
      • 確保病床2600床
    • (7)重症患者数29 人
      • 確保病床150床


8/31(月)

陽性者数 (累計)20,817 人(+100)
  • 入院1,445 人(-47)
    • 軽症・中等症1,413 
    • 重症32 
  • 宿泊療養294 
  • 自宅療養474 
  • 入院・療養等調整中382 
  • 死亡363 
  • 退院等(療養期間経過を含む)17,859 

モニタリング項目

 
 

感染状況

  • (1)新規陽性者数198.4 人
  • 潜在・市中感染
    • (2)#7119(東京消防庁救急相談センター)における発熱等相談件数65.9 件
    • (3)新規陽性者における接触歴等不明者
      • 人数120.1 人
      • 増加比88.8 %

医療提供体制

  • 検査体制
    • (4)PCR・抗原検査
      • 陽性率4.1 %
      • 検査人数4,114.7 人
  • 受入体制
    • (5)救急医療の東京ルールの適用件数47.1 件
    • (6)入院患者数1,445 人
      • 確保病床2600床
    • (7)重症患者数32 人
      • 確保病床150床
 




【中央区】

8/31(月)389(+0)

8/24(月)371(+3)、8/25(火)373(+2)、8/26(水)375(+2)、8/27(木)377(+2)、8/28(金)383(+6)、8/29(土)385(+2)、8/30(日)389(+4)
一週間の合計+21

8/17(月)338(+4)、8/18(火)342(+4)、8/19(水)344(+2)、8/20(木)350(+6)、8/21(金)360(+10)、8/22(土)364(+4)、8/23(日)368(+4)
一週間の合計+34


8/10(月)299(+6)、8/11(火)303(+4)、8/12(水)304(+1)、8/13(木)308(+4)、8/14(金)318(+10)、8/15(土)327(+9)、8/16(日)334(+7)
一週間合計+41

8/3(月)247(+6)、8/4(火)252(+5)、8/5(水)255(+3)、8/6(木)259(+4)、8/7(金)277(+18)、8/8(土)288(+11)、8/9(日)293(+5)
週間合計+52

7/27(月)193(+8)7/28(火)202(+9)、7/29(水)203(+1)、7/30(木)215(+12)、7/31(金)230(+15)、8/1(土)238(+8)、8/2(日)241(+3)
一週間合計+56

7/20(月)164(+1)
、7/21(火)167(+3)、7/22(水)171(+4)、7/23(木)173(+2)、7/24(金)180(+7)、7/25(土)182(+2)、7/26(日)185(+3)
一週間合計+22

7/13(月)147(+2)、7/14(火)148(+1)、7/15(水)149(+1)、7/16(木)152(+3)、7/17(金)156(+4)、7/18(土)159(+3)、7/19(日)162(+3)
一週間合計+17


7/6(月)133(+2)7/7(火)135(+2)、7/8(水)135(+0)、7/9(木)136(+1)7/10(金)137(+1)7/11(土)143(+6)7/12(日)145(+2)
一週間合計+14

6/29(月)125(+1)6/30(火)125(+0)、7/1(水)125(+0)、7/2(木)127(+2)、7/3(金)127(+0)、7/4(土)129(+2)、7/5(日)131(+2)
一週間合計+7

6/22(月)121(+4)、6/23(火)121(+0)、6/24(水)121(+0)、6/25(木)123(+2)6/26(金)124(+1)、6/27(土)124(+0)、6/28(日)124(+0)
一週間合計+7

6/15(月)115(+0)、6/16(火)115(+0)、6/17(水)115(+0)、6/18(木)116(+1)6/19(金)117(+1)、6/20(土)中央区117(+0)、6/21(日)中央区117(+0)

6/8(月)114(+0)、6/9(火)114(+0)、6/10(水)114(+0)、6/11(木)114(+0)、6/12(金114(+0)、6/13(土)115(+1)、6/14(日)115(+0)

6/1(月)112(+0)、6/2(火)114(+2)、6/3(水)114(+0)、6/4(木)114(+0)、6/5(金)114(+0)、6/6(土)114(+0)、6/7(日)114(+0)

5/25(月)112(+0)、5/26(火)112(+0)、5/27(水)112(+0)、5/28(木)112(+0)、5/29(金)112(+0)、5/30(土)112(+0)、5/31(日)112(+0)

5/18(月)112(+1)、5/19(火)112(+0)、5/20(水)112(+0)、5/21(木)111(-1)、5/22(金)111(+0)、5/23(土)、5/24(日)112、

5/11(月)97(+4)、5/12(火)110(+13)、5/13(水)110(+0)、5/14(木)110(+0)、5/15(金)110(+0)、5/16(土)111(+1)、5/17(日)111(+0)、

5/4(月)90(+1)、5/5(火)93(+3)、5/6(水)93(+0)、5/7(木)93(+0)、5/8(金)93(+0)、5/9(土)93(+0)、5/10(日)93(+0)、

4/27(月)84(+3)、4/28(火)87(+3)、4/29(水)87(+0)、4/30(木)87(+0)、5/1(金)88(+1)、5/2(土)89(+1)、5/3(日)89(+0)


4/20(月)68(+1)、4/21(火)70(+2)、4/22(水)73(+3)、4/23(木)74(+1)、4/24(金)79(+5)、4/25(土)79(+0)、4/26(日)80(+1)

4/13(月)39(+3)、4/14(火)51(+12)、4/15(水)53(+2)、4/16(木)56(+3)、4/17(金)58(+2)、4/18(土)65(+7)、4/19(日)67(+2)


*************
都 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007288/index.html

区別:https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/
   https://stopcovid19.codeforshinjuku.org/

厚労省 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202008.html

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☆コロナ禍、在宅医療に期待したい役割 高山義浩先生より2020.2020.9.2

2020-09-02 22:49:44 | 各論:新型インフルエンザに備える

 開業医の頑張りどころです。

 在宅医療に対し、どのような点が重要か、高山先生が解説くださっています。


******高山先生*****

 沖縄県における新型コロナウイルスの流行では、地域連携の重要性が浮き彫りになりました。
 コロナ患者の受け入れ体制だけでなく、医療機能の分化、退院支援の促進、医療介護の連携などなど、日ごろの推進状況が問われたように思います。たしかに新興感染症としての課題ではありましたが、地域連携をいかに展開するかという応用問題とも言えました。

 在宅医療との連携においても課題がありました。感染者や濃厚接触者の見守りだけでなく、期待される役割は多岐にわたります。以下、8月の流行を経験して、沖縄県で気づかれた「在宅医療に期待したい役割」について4つに分けて紹介します。
 
1)地域における感染対策の推進
 流行前の段階より、高齢者施設やハイリスク者が療養している現場への訪問時に、少しずつでも新型コロナへの感染対策を推進していただけると助かります。
 在宅現場にあるリソースを見極めながら、「継続して実施可能な感染管理」と「対策疲れに陥らない期間」を提案していく姿勢が必要です。病院のような理想から語り出すのではなく、そこにある生活の現実を踏まえることについては、在宅医の得意領域なのではないかと思います。
 マスクやエプロンなど衛生資材が家庭や施設の負担になることを理解して、これらを効率よく活用する方法を提案しなければなりません。ときに不確かな情報に惑わされていることもあり、やらなくてよい過剰な感染対策を見抜いてあげることも必要です。こうした情報を誰に伝えるのが適切であるかを見抜くセンスも必要です。
 在宅医療の専門職として、感染症の専門職(感染症医、認定看護師)や保健所との連携窓口になることも期待します。支援者への敬意を忘れず、素晴らしい多様性をもっている暮らしを壊すことがないよう、他の専門職と連携いただければと思います。

2)非コロナ患者への往診応需
 コロナ流行期においては、コロナ患者を在宅で診てほしいというよりは、コロナ以外の慢性疾患の患者をしっかり支えていただき、多少の急性増悪にも在宅で踏ん張っていただけると大変助かります。これが一番、流行期に期待する在宅医の役割だったと思います。
 流行期には、どんなにトリアージをしっかりしていても、救急受診したときにコロナ患者との交差が起こりえます。救急が混雑してくると、なおさらリスクが高まります。流行期に救急受診を回避することができれば、本人の感染リスクを減らすことが期待でき、コロナ診療に追われる医療機関の負荷を軽減することにつながります。

3)急性期病院からの退院促進支援
 コロナ流行期に入ると、コロナ診療をしている病院は、病床をできるだけ空けることで、増加する重症患者に備えるようになります。ところが、沖縄県の経験では「コロナを受け入れている病院の患者」ということで、高齢者施設から受け入れを拒否されるという事態が重なりました。
 コロナ病棟とは関係ないところに入院していた患者であっても、コロナに感染しているのではないかと警戒されるのです。このことが、コロナ患者に対応する病床の確保を滞らせ、地域で発生したコロナ患者の受け入れを困難にしました。
 感染可能期間を経過したコロナ患者の退院では、もっと調整困難な事態が発生しました。コロナに感染していたというだけで、入居していた高齢者施設から退院受け入れが困難と言われることもありました。自宅に帰る高齢者であっても、デイサービスから受け入れないため、家族が退院を待ってほしいと言われることもありました。
 こうした不安への対応については、地域連携室からの電話だけでは解消されません。むしろ、地域の主治医である先生方による、科学的根拠に基づく説明を期待したいと思います。

3)集団感染が疑われる施設への支援
 沖縄県では、いくつかの高齢者施設において集団感染が発生しました。一定以上のクラスターを形成した場合には、保健所やクラスター対策チームが介入しますが、確定患者が1例だけ発生した場合や濃厚接触者の問題などには、継続的な行政支援が入ることは難しいです。
 たとえば、職員の感染が確認された場合に、施設内の濃厚接触者をリストアップして、対象者全員にPCR検査を実施すること、施設内のゾーニングを決定することは、施設だけで対応できるものではなく。在宅医によるサポートを期待します。
 また、最終接触日から14日間にわたり、濃厚接触者の健康観察を実施しなければなりません。施設看護師への技術的サポートが必要になりますし、施設看護師がいない場合には、指示書を出して訪問看護師との連携が必要になります。
 その後、濃厚接触者に症状を認めるときは、保健所や医療機関と連携しながら、速やかな診断と療養先の決定を行うことも求められます。

4)在宅療養しているコロナ患者への訪問診療
 沖縄県では、65歳以上の高齢者については、診断時に軽症であっても、重症化リスクを鑑みて原則として入院措置としています。しかし、8月初旬、急速な患者数の増加により病床確保が間に合わず、一部の高齢者に在宅療養をお願いせざるを得ない状況が生じました。
 また、認知症の方など入院措置が困難な方についても、ご家族との相談により在宅療養を選択することがありました。病室から出ないなど感染症入院のルールを理解いただけない場合には、外からカギをかけることはできませんから、看護師を危険に晒す可能性があったからです。防護服を身に着けた医療従事者に不安を感じ、せん妄状態になることも考えられました。
 こうしたハイリスク者の在宅療養については、県看護協会の調整により訪問看護による見守りを依頼しました。具体的なスキームは図のようになっており、現在も行われています。在宅医にも関わっていただけることを期待しましたが、実際には先生方との調整が間に合わず、県立中部病院地域ケア科がオンコール体制でバックアップしてきたという経緯があります
 今後は、元の主治医や在宅医において、特別訪問看護指示書の発行、訪問診療/緊急往診を(可能な範囲で)お願いできればと思っています。とくに、看取りが近くなったときの対応については、本人の意向を踏まえつつ、家族や支援者、保健所などと調整して決定し、在宅医として支援を継続いただくことを期待しています(可能な範囲で)。
 
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