新しい年が始まります。みんなの願いではありますが、2023年こそは、コロナを乗り越えられますことを願っています。
今冬は、特に、インフルエンザとの同時流行も懸念されます。当院が、医療体制を維持する防波堤のひとつとなれますように年末年始含め診療を継続して参る所存です。
長期間のコロナ禍、様々な制限のもと、子ども達の心身へ与えられた影響はかなり大きくありました。結果として、いじめ、不登校は増加いたしました。頭痛・腹痛やだるさなど不定愁訴で受診されるお子様もおられます。
丁寧にご本人そしてご家族のお話をお伺いしながら、場合によっては、新たにスタッフとして加わっている心理士とも相談し、学校などとも連携しつつ、対応を検討していければと考えます。些細なことでも、なんでも、かかえこまずに、お気軽にご相談ください。
また、ご存じのかたもおられると思いますが、当院は、「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」という再開発エリアに入っておりその計画が進んでいます。月島三丁目にはもうひとつ「月島三丁目北地区」という再開発があり、そちらは先行して建物の解体工事が既に済んだ状態ですが、クリニックのあるエリアも解体が始まります。
結果的には、移転になりますが(時期・場所など詳細は未定)、「病児保育」機能含め当院の診療体制をこれからも維持できますようスタッフ一同、最大限努力して参る所存です。「子育て広場」機能も残すことができればなおよいとは考えていますが、知恵の絞りどころです。新たに必要になってきている「発達障害支援」や「医療的ケア児支援」を付加できればなおよいと逆境を逆手にとって夢を膨らませていきたいです。もちろん一法人でやるわけではなく、いろいろな専門機関・NPOと連携しながらの創出です。
引っ越し作業などで、ご不便、ご迷惑をおかけすることになりますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い致します。
2023年4月1日に「こども家庭庁」が発足します。縦割りの弊害なく子ども施策が、福祉・医療・保健・教育各セクション間の連携の取れた形で進むとともに、同庁設置法と同時期に成立した「こども基本法」でも謳われた「子どもの意見表明権」(同法第3条第3号及び第11条)がきちんと尊重される社会に期待を致します。子どもの声も反映された“まちづくり”につながりますように、反映される手法や下地を作っていかねばならないと考えます。そのためのアイデアもお願いします。子ども施策が大きく飛躍する始まりの年にしていきましょう!
2023年の当院の健康標語は、『よく寝るといろんないいこと起きるかも』です。
睡眠は、子どもの成長・発達にとって最も重要な要素のひとつです。世相は、戦争、食糧危機、温暖化危機、エネルギー・物価高騰など非常に厳しいです。世界中のすべての子ども達が安らかに眠れる環境がどうか整いますように。
当院も、皆様の健康をお支えする一助になれますよう、スタッフ一同努力して参る所存です。
新年は、1月4日(水)午後12時から診療(午前診療12:00-13:00,午後診療15:30-19:00)を開始いたします。
2023年も、どうかよろしくお願い致します。
2023年が、皆様にとりまして、健康な一年、子ども達が健やかに成長する一年となりますことを心よりご祈念申し上げます。
2022年12月大晦日
医療法人小坂成育会
こども元気!!クリニック・病児保育室
理事長/院長 小坂 和輝
kosakakazuki@gmail.com
1,2023年健康標語の受賞作品
2,直近の中央区の感染症の流行状況(第50週12/12-12/18)中央区でも、インフルエンザが流行を開始しました。
https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/kansen/chuokansendoukou.html
3,新年の日程
1月
4日(水) 12:00-13:00 15:30-19:00
5日(木) 8:15-11:30 15:30-19:00
6日(金) 8:15-11:30 15:30-19:00
7日(土)~9日(月、成人の日)9:00-13:00
4,中央区の施策を少しでも前へ。現在パブリックコメントを募集中の3つの重要な計画
1/6(金)〆切(必着)の重要な計画3つへのパブリックコメントに是非ご意見をお届け下さい。
年明け早々に〆切が来ますので、ご注意願います。
以上