パナマ文書、CNNでは、発覚以来、連日関連した報道が繰り返されているのを見ます。日本に関連したことは、NHKで下記コラム同様に、私は見ていませんが、朝日新聞はじめジャーナリズムが、今、分析をしているところといいます(天声人語2016.04.09)。
以下のご講演要旨にも、学ぶべきことが多々あります。
<「政治に関心がない」「政治は重要じゃない」と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。>
非常に同感です。
私が、現場の小児科医師でありながら、区議会議員を行っているのも同様なところに根っこがあると考えます。
小児科医師としては、この日本の社会は、あまりにも子どもの声を拾えていないと感じるところです。
それに、文句を言うだけでは、自体は変わりません。
積極的な具体的な提案を政策の形で提案していきたいと考えています。
障がいのある子も、ない子も、その子の能力が伸びる保育教育の場の提供 このことひとつとってもまだまだなのだから…
******************東京新聞**********************************************
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016040990070429.html
【社会】
「政治の放棄は少数者の支配を許すことにつながる」 ムヒカ・ウルグアイ前大統領 講演
2016年4月9日 07時08分
来日中のウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ氏が七日、東京外国語大(東京都府中市)で「日本人は本当に幸せですか?」をテーマに講演しました。講演の詳報と、学生との質疑応答を掲載します。
今回、日本の文化や日本人の特性に触れ、強い感銘を受けた。東洋のドイツ人のようだ。秩序立てて物事を行う、驚くべき文化だと思う。日本という重要な国を知る機会を得たことを感謝している。
世界を担っていく若い人たちに向けて話をしたい。私たち人間にとって最も重要なことは何か。生きていることだ。いろいろなことができるという意味で「生」は奇跡に等しい。しかし、気の向くままに生きるのと、人生を方向づけながら生きるのとは全く違う。自然は私たちに特権を与えた。社会にコミット(関与)し、何かをつくるという特権を。それが文明を築いてきた。これから来る世界を、今ある世界よりもより良いものにしよう、という意志を持とうではないか。
この社会と向き合う上で、哲学、政治、倫理という価値体系が存在する。ところが、この社会を形づくる市場経済というものからは倫理、特に哲学が分離してしまった。市場によって、私たちは組織だった社会に生きるようになったが、それは人々に浪費を強いるシステムでもある。何かを買うために生きる。浪費し、消費することが不可欠な社会になってしまった。
だが、お金で物を買っていると思うだろうが、実は自分の人生の一定の時間と引き換えているのだ。家族や子どもと過ごす時間を削って消費する。新しい物を、いい物を買うために、人生で一番大切なのは愛であるのに、愛情を注ぐ時間を浪費している。消費そのものを否定はしない。ただ、過剰はいけない。人生の原動力となる愛情を注ぐ時間を確保するために、節度が必要だ。
人類の文明は、市場を伴って発達した。技術を手にして歴史を変えてきた。しかし、進歩の半面、負担をもたらした。今も加速度的に発達しているが、問題はそれを統治するすべがないことだ。リミッター(制限装置)をつけなければならない。幸せになることが人類の大義だとしたら、人類はまだ進歩の恩恵にあずかっていない。
例えば近年、地球環境破壊を制限しようと京都議定書が結ばれたが、できなかった。海の汚染も止める手だてがない。今、世界では一分間に二百万ドルの軍事費が使われているというが、誰もそれを止められない。そして極めて少数の者に、世界の富が集中している。生産性が高まったけれども、分配の仕方が悪いので、社会的な弱者に恩恵が及ばないのだ。
私は世間から「貧しい」と言われているが、私は決して貧しくない。質素を好むだけだ。浪費を見直し、それぞれが人生を見直すことが重要になってくる。市場に操られて生きているうちに、あなた方の自由な時間が失われてしまう。私の考えに同意しろとは言わない。自分にとって何が大切かを考えてほしいだけだ。
人間にはエゴイズムというものがある。これは自分を守るためで、自然が与えてくれたもの。他方で、人間は世代間の連帯や協調で文明、文化、知識を築いてきた。教育によって、エゴにブレーキをかけられることも知っている。連帯や協調は、社会を変える力になることを学んだ。しかし、人間は神ではないので、社会は問題を抱える。それを政治で調整しようとする。
この世界に紛争は必ずある。だからこそ、社会全体に心をくだくことが大切になる。「政治に関心がない」「政治は重要じゃない」と言う人がいるが、政治を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。人間に上下はない。男も女も同じ権利を持つ。公爵も伯爵もないのだ。
民主主義には限界がある。それでも社会をよくするために闘わなければならない。皆さんのようにすばらしい大学で学んでいる者は、社会をよくするために闘わなければならない。最も重要なことは勝利することではなく、歩き続けること。何かを始める勇気を持つことだ。
私たちはグローバル化した世界で生きている。その特徴は、金融資本が爆発的に大きくなっているということだ。国境がなくなり、人々が忙しく働く。生活を大きく変え、お金が重要で、そのための人生になっている。お金のために自分の人生をぶちこわしていいのか。そうした世界と若い人は闘わなければならない。
私は多くの本を読み、世界を変えようと思ったが、変えられなかった。十年間以上、(政治犯として)刑務所に入った。つらかったが、いろいろなことを学び、大統領にもなった。後進のために道を耕すのが私の仕事。闘いは永遠に続くからだ。
日本では若者が希望を持てないと聞いた。若い世代の投票率が30%程度だと聞いた。政治や社会を信じていないのだろう。それでも、信じられるようにしてほしい。不満を持つのはいいことだ。どうか同じ気持ちの人と何かを始めてほしい。生きるには希望が必要。そうでなければ人生なんて意味がないから。
◆貧乏とは、多くの物を必要とすること
【学生との質疑応答】
-若者に何ができるのか
ムヒカ氏 消費主義に支配されてはいけない。もちろん、そう言うのは簡単だが、あれを買え、これを買えとせき立てられることに抗して、本当に必要な物だけを買おう。貧乏とは、多くの物を必要とすること、という言葉を覚えておいてほしい。
-世界中が幸せになることは可能か
ムヒカ氏 確かに私たちは神ではない。しかし、人生のある地点で立ち止まり、自分を幸せにすることを見つけ、自分と関わる他の人を幸せにしてほしい。世界変革は大変なことだが、努力すれば今までと同じということはない。
-テレビと政治の関係についてどう思うか
ムヒカ氏 テレビが映し出す世界だけが、見る人にとっての世界になっている、という点で非常に影響力がある。しかし、情報は人がつくるもの。世界を分析し、テレビが扱わないことを人々に伝える努力を続けてほしい。
-愛ゆえに闘争するのが人間ではないのか
ムヒカ氏 恋人や家族のために闘うのは大切なことだ。だからといってそれ以外の他人のために何もできないということはない。私たち夫婦には子どもはいないが、他の子どもたちのために学校をつくり、育てた。彼らは私たちの子どもだ。
◆軍政に抵抗 投獄4回
ウルグアイはブラジルとアルゼンチンに囲まれた南米の小国。人口は約340万人で白人が9割を占める。面積は日本の半分ほどで農業や牧畜業が主要な産業となっている。2014年の1人当たりの国民総所得(GNI)は1万6360ドル。
スペインや英国、アルゼンチンなどの領有を経て1825年に独立。1917年に中南米で最も早く議会制民主主義を確立したが、60年代初期には独裁政権が支配し、73年には軍部が台頭して議会が閉鎖され、軍政に移行した。
独裁政権に反抗するゲリラ組織に参加していたホセ・ムヒカ氏は4回も投獄された。最後の投獄は72年から軍政が終わる85年まで13年間に及んだ。
在留邦人は約340人で、日系企業約20社が現地に進出。サッカーの強豪国として知られ、ワールドカップ(W杯)では30年の第1回、50年の第4回大会で優勝した。
麻薬密売組織を弱体化させるため、2013年に国としては世界で初めて大麻の栽培や売買を合法化する法律を可決した。
(東京新聞)
小学校、中学校の9年間の義務教育を一貫して行うことができます。
導入に条例改正必要。
中央区の教育のありかたでも、視野に入れるべき構想だと感じています。
4/7、南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が、東京外国語大学でご講演。
学生からの質問「どんな学生時代を送るべきか」
ムヒカ氏「世界変革は難しいが、自分を幸せにし、他の人も幸せにする。勇気をもってそれを続けてほしい」
たくさんの学生の皆様の心に届きますように…
インフルエンザは、さらにみられなくなり、落ち着いて参りました。
もちろん、当院病児保育室でも、インフルエンザでのご利用の方はおられ、隔離部屋を準備して対応をしたところですが、通常部屋では、お風邪のお子さんがメインでした。
今は、お腹にくる嘔吐下痢のお風邪(嘔吐下痢症)と、お咳のお風邪(含む、ぜんそくの咳や、RSウイルス感染症)が、それぞれ、流行っています。
あと、お熱のかぜもあります。
体調崩されておられませんか?
おとなも、こどもの風邪をもらいます。
そのような場合、お子さんとご一緒に、親御さんも診察いたしますので、お気軽にお声掛けください。
〇なおったお子さんには、日曜日、祝日に、インフルエンザ治癒証明などの登園許可証も記載します。
翌日、月曜日朝一番から登園できますように、ご利用ください。
〇合わせて、平日なかなか時間が作れない場合でも、休日も、予防接種を実施いたしますので、ご利用ください。
新たな学校生活、保育園生活はじまりましたが、重要な予防接種は、お忘れなきように…
例えば、乳児の保育園児は、はしかワクチンは、早期に打っておくことがよいと私は考えます。
〇いじめ・不登校、発達障害、障害・慢性疾患のある場合の保育園・幼稚園・小中学校への登校に関して等、ご相談があれば、お受け致します。
特別支援学校、特別支援学級、特別支援教室&通級学級などに関連したご相談もお受けいたします。
以上
こんにちは、小坂クリニックです。
中央区では、桜が満開あるいは桜の花びらの絨毯が歩道を桜色一色に覆っている中、晴れて入学式、始業式が挙行されました。
ご入学、ご進学、おめでとうございます。
平成28年度も、子ども達の一人一人の個性、能力が精一杯伸びる素敵な一年になりますことを心からお祈りいたします。
当院も、お子様とご家族皆様が、この一年間健康で過ごせるお手伝いができますよう全力で頑張って参る所存です。
4月のお知らせを致します。
小児科専門医(日本小児科学会認定)
小坂こども元気クリニック・病児保育室
中央区議会議員(改革2020)
小坂和輝
東京都中央区月島3-30-3ベルウッドビル2~4F
電話03-5547-1191
メールkosakakazuki@gmail.com
**********************************
<日程>
New!【1】診療開始を、午前9時からだったものを、午前8時15分からに早めます。
診療開始時の、混雑を避けるため、診療開始を早めます。
【2】ネット予約による特別早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)を設けました。
この枠は、完全予約制で対応致します。学校登校前や保育園登園前の診察で是非ご利用ください。
インターネットで、前日の19時までにご予約下さい。
診察券番号と生年月日でログインができます。
https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825
特別早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分
8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。
重要【3】4月、5月の日程。例年通り、GWは全日急病対応致します。
〇休日、ゴールデンウイークの急病応急対応について:すべての日曜日、祝日の午前、対応致します。
急病対応可能な休日:4月10(日)、17(日)、24(日)、29(金、祝)、
5月 1(日)
3、4、5日(火、水、木の祝)
8日(日)、22日(日)29(日)
なお、5月15日(日)は、午前中に当院にいただきましたお電話に対し、私のほうから、夕方お電話を入れさせいただきます。
〇平日の診療時間の変更について(土曜日診療、病児保育は通常通り)
4月21日(水) 午前診療 通常通り 午後診療16:00~
4月27日(木) 午前診療 通常通り 午後診療16:00~
〇5月の診療の臨時休診について(病児保育は通常通り)
5月11日(水) 終日休診
5月12日(木) 終日休診
<小児予防医療・健康診断関連>
【4】乳幼児の視力測定器を導入。乳幼児健診時、視力のスクリーニング検査を、すべてのお子さんに実施!
弱視、近視、乱視、斜視など目の異常の早期発見に心かげていきたいと考えます。
【5】乳幼児の予防接種は、必ず、小児科専門クリニック(「小児科専門医認定証」掲示のクリニック)で実施を!接種事故なく安全安心の接種のために。
予防接種スケジュールは、あまり悩まず、お気軽にクリニックにご相談下さい。
安全安心の予防接種を行うことが、私達小児科専門医の責務と考えています。
それも、痛くない注射、泣かない注射を、実施できますように。
*BCGの接種部位にも、痕が残らぬように、配慮いたしております。接種時御相談下さい。
*おたふくなど中央区助成券をお持ちの方は、自己負担分を無料として、実施。
*注射の針を刺すときの痛みをなくすシール(貼付用局所麻酔剤)(無料)を、事前にお渡しすることも可能です。
*ご病気でご来院の患者さんと、予防接種の患者さんは、時間的又は空間的に接触しないように、別の部屋でお待ちいただくようにしています。
【6】年長児の皆様、五歳児健診お済ですか?
5歳児健診は、小児科学的に、「発達障害」の診断も含めとても重要な健診です。
小学校に向け、年長児の一年間を大事な準備期間として早期対応したいと考えています。
当院でも、実施可能です。お気軽に、ご相談下さい。
<小児医療関連>
【7】在宅療養・在宅看護を快適に!
在宅療養・在宅看護の充実に向け、医療用ポータブル機器を貸し出します。いずれも、無料。
(1)鼻水の吸引器:赤ちゃんの鼻カゼには、まず、吸引!
(2)ミストをつくるネブライザー:激しい咳や、RSウイルス感染の赤ちゃんの激しい咳に
(3)気管支拡張薬の吸入器:ぜんそく発作の咳に、
【8】ご受診の際は、“おうちのカルテ”『小児科受診ノート』をご持参下さい。クリニックで無料配布致しております。
【9】アレルギー関連診療、花粉症対策を!
〇現在、花粉が飛散中です。
GW過ぎまでは、例年続きます。
花粉症のかたには、花粉症対策のアレルギー薬の内服など処方致します。
〇保育園や学校提出の食物アレルギーや喘息の用紙の記載を致します。
食物アレルギーについては、場合によっては、緊急治療薬「エピペン」を処方いたします。
New!【10】当院でも、禁煙外来治療(保険適応有り)が可能です。
親御さんが、禁煙できず、または、禁煙途上でお悩みの場合、お気軽にご相談ください。
未成年者の禁煙のご相談も当然、お受けいたします。
未成年の禁煙治療も、新年度から保険診療で行えるようになりました。
<病児保育関連>
【11】病児保育について:利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。
*原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。
*土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。
*保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。
<学校・幼稚園・保育園生活>
重要!New!【12】在宅ケア児・者のためのレスパイト事業を中央区が開始
重症心身障害児(者)の健康の保持と在宅で介護する家族の介護負担を軽減することを目的として、自宅に訪問看護事業所から看護士を派遣し一定時間医療的ケア等を代替します。
月に2回まで(1回あたり2時間から4時間までの範囲)利用できます。
お問い合わせ:中央区障害者福祉課相談支援係
電話 03-3546-6032 ファクス 03-3544-0505
⇒ ご利用に当たって、何かございましたら、私もお話をお伺いした上で、中央区にお伝えするように致します。
特に、対象者は、「要件を全て満たす方」となっておりますが、中央区は決して対象者を限定しようとする考えはもっておりません。
同様に重度なかたは、このレスパイトを利用可能です。この度の、予算特別委員会で、はっきりと中央区は、明言しています。
住み慣れた場所で安心安全の在宅療養ができ、かつ、介護者もまた自己実現ができる「地域包括ケア」を一つずつ築いていきましょう!
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5ed770ca2b859a09fb6edfb500ba77ad
【13】不登校外来、発達外来、就学相談
不登校のご相談、お受けいたします。
いじめ、不登校、自殺はなくし、子どもを守ることが、大人そして私達小児科医師の使命です。
悩む子どもにとって、学校は、命を削ってまで、行くところでは、決してありません。
一緒に、考えて行きたいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/3f9c48aed003efcabb794bdde38353ef
また、特別支援学校や特別支援学級、通級学級などの就学に当たってのご相談もお受けいたします。
⇒ http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/807083975a53226e86cd2411f1a85d41
上記のための、相談外来を日曜日に開設
日曜日の午後、子どもの育ちに関しての様々な相談外来を開設します。
お電話で、もしくは、ネットからご予約下さい。
ネット予約は、【2】特別早朝予約枠と同じです。「相談外来」から選択下さい。
【14】ネット上の誹謗中傷被害から、お子さんを守って下さい。
ネット上の掲示板で、お子様方の誹謗中傷が書かれた場合、その掲示板を運営するプロバイダーに削除を申し出ることが可能です。
指摘を受けたプロバイダーは、削除することが法律で定められています。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/46c187ebbac775189f5beb5e76a27ba3
実際の適用例⇒ http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5d2ead2996bb28ffae57072fe29f66b5
【15】中央区の新制度、「保育所等訪問支援事業」が昨年9月から開始!。
集団になじめない子ども達の保育の現場に、カウンセラーや児童精神などの専門のかたが訪問し、その子の保育園での生活の充実を図れるように約3か月間月2回の割合でフォローします。
すなわち、早期発見・早期対応が期待できます!
詳細⇒ http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/e48386de23aad7495c1d4f64ac8454f0
【16】本年度から、通級学級の制度が変わります。
本年度から、区内小学校の通級学級の制度が一部の学校で変更になります。
通級学級に通うことが原則なくなり、地元校に特別支援教室ができます。
重要なことは、今までの通級学級からスムーズに新制度に移行することと、新制度で今まで以上の指導の質を担保することであり、その重要な鍵のひとつは、特別支援学級に配属される担当の教員の存在であると考えています。
まずは、今までの通級学級になれていた子ども達がスムーズに新制度に移行できるよう、小児科医師として学校と相談し対応していきたいと考えています。
新制度について、ご不安、不明な点は、当院でもお気軽にご相談下さい。
<子育て支援関連>
【17】“心のワクチン(知識をつけて、身を守る)” 小坂クリニックのブックスタート事業
昨年2月からブックスタート事業を開始し、大好評いただいております。実施対象者が延べ2000名を超えました!
予防接種や健診で来られた赤ちゃんに、“心のワクチン”として、当院が選びました絵本の中からお好きな絵本を、一緒にお持ち帰りいたただいております。
〇対象:予防接種や健診に来られた赤ちゃん
〇企画:当院が選びました絵本の中からお好きな絵本を、プレゼント
【18】クリニック隣り、みんなの子育てひろば“あすなろの木”のお知らせ
テコンドー教室を毎週日曜日に開催しております。
テコンドーを習いながら、仲間同士お互いのコミュニケーションを
取ることができます。
また、低学年から高学年のお子さんが
男女一緒に頑張って汗を流しております。
もちろん、年に2度の階級別の進級試験があります。
御興味のある方は、ご連絡ください。
講師:石田峰男(岡澤道場総括)
毎週日曜日 AM10:30-11:30
連絡先:あすなろの木事務局 03-5547-1191
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『あすなろ倶楽部』無料体験会開催中!!
あすなろ倶楽部では、少人数制で、お子さんの発達に合った
いろいろな遊び、絵本紹介、しつけ方法などお話します。
また、参加されているお母さん同士の交流の
きっかけなどで御利用を頂いております。
只今、無料体験実施中!
お子さんと一緒に、勉強、遊びながら素敵なお友達をつくりましょう♡
講師:NPO法人あそび子育て研究協会 理事長 増田おさみ
毎週木曜日(月3回)費用:月5,000円
時間:1)0~3才クラス 2:00 -3:00 2)3歳以上クラス 3:00 – 4:00
場所:みんなの子育てひろば『あすなろの木』(こども元気クリニック隣り)
連絡先:080-6905-6498(増田)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
木の部屋、空間でイベント開催しませんか?
あすなろの木では、大人1人300円、
こども無料で何時間でも遊べます。
もちろん1組から御利用できますが、
お友達のイベント(お誕生会・歓送迎会・お食事会)など
グループでの御利用も頂けます。
お母さんは、仲間同士、デリバリーでピザを頼んで、ビールやワインで新年の乾杯!
お子さんは、お菓子を食べながらジュースで乾杯!
ティ―パーティとしても御利用頂けます。(土曜日・日曜日でも利用可能)
御利用お待ちしております。
利用料:おとな300円 こども無料
連絡先:03-5547-1191 あすなろ事務局
利用:完全予約制
※予約できる時間は、あすなろの木のブログをご覧ください
http://ameblo.jp/asunaro-kids
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
<地域、区政>
【19】区政へ届ける「中央区子育て」アンケート実施中!ぜひ、ご意見を届けて下さい。
診察室の中で親御さんからいただきました貴重な声を、区政に反映させていきたいと考えます。
随時、届けていただければ幸いです。
詳細:http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/524ba4b578cb1514731b0f9c2520b774
【20】中央区H28年度予算一般会計950億763万7千円(特別会計含め総合計1197億5020万1千円)が中央区議会で承認されました。
〇2016年新年度予算のポイントなど
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/21c8b21438b63eb94937c5c3fda45d6c
〇2016年中央区政 12の注目ポイント
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/773c6fe6521a1799db5c9f8179ac5d85
【21】 阪本小学校、城東小学校 改築計画では、子ども達は、改築期間中も、プレハブでなく、校舎の中で学べる環境を提供を!
改築にあたっては、子ども達に、坂本町公園に急きょ建てる「仮設の「プレハブ」ではなく、明正小学校改築や中央小学校改築でとり得た1校舎2学校の仕組みで、しっかりとした「校舎」の中で学べる環境を提供できるのではないでしょうか?
特に、阪本小学校改築計画は、H25年2月策定の「教育環境の整備に関する基礎調査報告書」(http://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/chosa/kyoikukankyoseibi.files/kyouikutyousahoukoku_new.pdf)やH27年度教育委員会報告書http://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/chosa/tenkenhyouka.files/H27tenkenhyouka.pdfに改築対象校の記載が一切ない中で、いきなり浮上した問題で、十分な検討がなされたのか、かなり違和感を感じています。
新しい教育環境を整備していくことになんら異存はないものの、本当に子ども第一で立案されたものであるのか、検証をして参る所存です。
また、阪本小学校http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/40a56c28525f9596f48c7537cbbd7eb1は、威厳と風格ある復興小学校という歴史的建造物でもあります。取り壊すのではなく、リノベーションの手法での新しい教育環境の整備は十分可能ではないでしょうか?
なにか、ご意見、ご提案のあられるかたは、是非ともお届け下さい。⇒ 小坂宛てメール kosakakazuki@gmail.com
******************************
以上です。
3月の診療日程が、変則的になりましたこと、お詫び申し上げます。なんとか、診療時間を作ろうと時間を早めたところ、自分の体にもあっており、そのままの形を4月からも続行させることと致しました。
中央区議会では、青木かの議員(元維新の党、現無所属)、松川たけゆき議員(元維新の党、現民進党)と私の三人で新会派『改革2020』を4月1日に結成致しました。
子育て支援、教育はじめ区民福祉の向上にさらに取り組んで参る所存です。
入学、進級した子ども達と同じような新鮮な気分で議会に臨んでいます。
あらゆる区政の御相談は、お気軽にお持ちください。
本年度も、どうかよろしくお願い申し上げます。
文責、小坂和輝
今朝の東京新聞、驚きの記事。
情報公開は、原則だと思います。
政府は、たとえ、TPP交渉中の内容であったとしても、その内容をよく吟味し、出せるところは適宜、出していくべきではないでしょうか。
この状態で、果たして国会議員は、TPP条約の承認の是非が判断できるのだろうか?
中央区H28年度予算一般会計950億763万7千円(特別会計含め総合計1197億5020万1千円)が中央区議会で承認されました。
新年度予算のあるべき考え方
<子育て支援>
〇子ども発達支援センター 開設準備
健康
〇レスパイト事業 開始
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5ed770ca2b859a09fb6edfb500ba77ad
<教育>
〇阪本小学校、城東小学校改築問題
プレハブではなく、「1校舎2学校」の仕組みを用い、よりよい教育環境の中での改築を!
復興小学校としての威厳と風格ある佇まいをもつ阪本小学校は、リノベーションの手法の検討を
<まちづくり>
〇築地市場跡地
学術芸術交流拠点を!
まずは、区民の意見の集約を!
〇晴海選手村跡地
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5b2cedbf30440fe07c47c0f30ab8d9cc
**********以下は、討論終了時の予算特別委員会委員としての私(無所属会派子どもを守る会)の考え方(H28.3.31現在の考え)**************
(ものすごく集約した内容が、5月の中央区議会だよりに掲載されます。)
平成28年度の各会計予算特別委員会においては、各施策が、誰一人として区民を排除しない「全員参加型社会」に資するものであるかを最重点項目として分析を加えた。
区政の手続面においては、区民参加を区政に求める場合、まず、区政において何が起こっているかを区民に伝えていく必要があり、各種審議会・協議会の公開が求められるところである。中央区の憲法ともいうべき新たな「基本構想」の平成29年度の策定に向けて「中央区基本構想審議会」が設置され、そこにおいて傍聴のルール「中央区基本構想審議会等傍聴事務処理要領」が定められたところである。本処理要領では、区議会議員は、傍聴人の定員には入れないことを明文化され、議員の審議会での役割の重要性を再認識する。一方、区民の審議会等の傍聴は、原則遅刻禁止は当然のこととしても、仕事を理由とする遅刻は例外として入室を認めるなどのさらなる配慮を求める。他の附属機関も本処理要領をひな形に傍聴規定の整備を求めるとともに、防災拠点運営委員会、まちづくり協議会、在宅療養支援協議会などの各種委員会、協議会においても、広く区民へ公開をし、さらなる議論の活発化をはかるべきものであると考える。
また、情報発信のツールとして重要な役割を担う中央区のホームページにおいては、各種会合の日程はわかりやすく表示することを求めるとともに、ページ内容を更新した際はその更新日が記載されることなどの厳格な運用を求める。
さらに区は、新公会計制度の導入に取り組んでいるところである。会計分析と事業評価・施策評価とが結合し、質の高いPDCAサイクルが構築されることに期待をする。
予算の内容面において、以下、5点を特に指摘をする。
一、全員参加型社会について
ソーシャルインクルージョン「誰もが社会から孤立したり、排除されたりせず、社会の構成員として能力を発揮でき、互いを支え合おう」という考え方をいずれの施策においても忘れることなく取り入れることを期待する。
たとえ、どんなに重い障害をもった児であったとしても、その親御さんは、その我が子に対し、今を一生懸命に生きる息子をとてもいとおしく、深く尊敬の思いを抱いておられる。「子ども発達支援センター」の設置を計画しているところであるが、児のケアをその家族だけにまかせてしまうのではなく、要保護児童等対策協議会の機能強化と共に、地域包括ケアシステムを、高齢者だけではなく、子どもや成人に対しても構築し、このような児や家族も区民の一員として社会参加できる仕組みを中央区は早急に整備していく必要性を考える。
さらに、児童虐待問題もあり、予定されている児童福祉法改正にともなう児童相談所の区の設置権限の移行に伴って、本区も早急に児童相談所を設置することを合わせて要求をする。
また、平成28年3月1日認知症高齢者の鉄道事故の賠償請求事件について重要な最高裁判決が出されたところであり、認知症高齢者を地域で見守る仕組みや、住み慣れた自宅で生を全うできる在宅療養を支援する構築も合わせて期待をする。
一、人口増に当たっての待機児童問題解消について
「保育園落ちた」匿名ブログから、待機児問題からの親御さんの切迫した状況が伝わってくる。政治に求められることは、その魂の叫びに共感をし、当事者意識をもって解決に邁進することである。幸い、本予算特別委員会においても、待機児童数632名の数字が出されたが、すべての会派の質疑内容はその解消を求める内容となっており議会は、その解消に向け取り組むべきことで方向性を同じくしていることが確認された。
中央区子ども子育て会議でも、保育園を増やす様々な手法が提案されている。
1)再開発の際の保育園設置(ただし現状では、設置されても定員が、再開発の規模に比して少ない。)
2)休園中の幼稚園の利用
3)区の既存施設を保育園へ転用
など。
それら提案は、福祉保健部の所管を離れる内容の提案となり、福祉保健部だけでは解決できない。
待機児童解消をトッププライオリティーにおいた、企画部を中心とした全庁的ななお一層の取り組みに期待をする。
一、東京五輪までになすべきこと及び五輪後に残すべきレガシーについて
東京五輪までになすべきこととして、①受動喫煙をなくすこと、②感染症をなくすこと、③ヘイトスピーチをなくすこと、④テロへの完璧な備えをすること、そして、④区内外の観光客を受け入れる商店街振興策の充実、これらの取り組み方に期待をする。
また、東京五輪後に残すべきことは、区民のスポーツへの意識の高揚である。スポーツ技術のさらなる向上を目指すひとのたてのひろがりとともに、スポーツや運動を取り組んでみようという、障害のあるかたもないかたも、誰もがスポーツをやってみようと思う福祉のスポーツの意味も含めたスポーツのよこへの広がり、すそのの広がりに期待をする。例えば、区民スポーツの日には、区民マラソンだけではなく、障害のあるかたもない方も一緒に参加できるイベントの企画を期待するとともに、障害者スポーツの普及が「オリンピック・パラリンピック区民協議会」で議論されることを期待する。
一、教育の中央区のさらなる発展について
子ども達の社会参加、すべての児童への小学校教育の場の提供は、憲法26条が保障するところであるが、学校教育法22条、児童福祉法24条1項2項の趣旨からは、医療的なケアを必要な子どもを含め、すべての子ども達の保育、幼稚園教育の場の提供が保障されている。
教育費予算において、国際教育、ICT教育、英語教育、理数教育などの先進的な教育の取り組み方や、各学校に特別支援教室を設置し、情緒障害児教育の充実を図っている点をく評価をする。また、図工の教科書に月島第一小学校の子ども達の作品が複数個所取り上げられていることなど、あらゆる教科で教育が充実していることも合わせて評価をする。
しかし、例えば、特別支援教室での個別指導する場としては、パーテーションでの対応では不完全であり、完全隔離の個室を順次整備していくことや、対象児童の増加と共に、情緒障害児教育のための固定学級の整備などさらなる教育環境の整備を期待する。
増加する児童数に対応し、学校改築する方向性は理解するところであるが、阪本小学校等復興小学校については、子ども達にとって、威厳と風格のある校舎で学ぶこともまた教育効果の向上に資すると考える。その改築の方向性においては、明石小学校改築の経験を踏まえつつ、文化財保護審議会の意見も聴取しながら、リノベーションも含めた幅広い改築のありかたを検討することを期待をする。
教える側、教員のストレスを減らすためにも、ストレスチェックを有効に活用したり、学習補助員を適切に補充を行うことも期待をする。
一、都市基盤整備について
全員参加型社会とするためには、バリアフリー、福祉のまちづくりは欠かせないところである。
自立支援協議会など福祉保健関連の委員会や協議会では、バリアフリーのまちづくりがテーマとして多く出されているところであり、福祉保健関係部署と都市整備・環境土木関連部署とのより一層の連携、情報交換のもと、まちづくりの推進に期待をする。
区施設の更新にあたっても、防災拠点の核となる全小学校へのエレベーターの設置なども含め、まずもって、バリアフリーの観点を取り入れることを期待をする。
築地市場跡地整備に関連して、築地市場は、本来は現在地再整備をするべきものであった。東京都の誤った政策については、豊洲の土壌汚染地を汚染のない価格で購入した点につき、住民訴訟が東京地方裁判所で係属中であり、この秋頃に結審の予定という。豊洲新市場では、土壌汚染問題を払しょくし、約束されたハサップ(HACCP)を取り入れた安全安心な食の流通に期待をするとともに、築地の食の文化伝統が、「築地魚河岸」で引き継がれていくことに大いに期待をする。
築地の地は、銀座近傍地、国立がんセンター、浜離宮、朝日新聞という立地の点からは、地上水上交通の結節点という機能と合わせて、学術芸術交流拠点としての施設がふさわしいと考えるところであるが、都民たる中央区民の要望を早急に集約し、新たな基本構想にも反映をさせた上で、築地市場跡地整備の方向性を積極的に都に提案をすることを望む。
次に、以下、3点、予算案に関連して「再検討を強く求める事項」を述べる。
まず、豊海町6番と7番での「大型流通配送センター」の計画においては、中央区も区道の付け替えで関与するところである。その屋上にフットサルコートなどの広場の整備がされ区民福祉の向上に資するものではあり一定の評価はする。しかし、豊海町は、「月島漁業基地」という港湾法に定められた「漁港区」であり、主たる機能を物流センターとしてもつ建物は、同法の委任を受けた「東京都臨港地区内の分区における構築物に関する条例」の別表第4に該当するはずもなく、港湾法に抵触する可能性のあることを指摘する。
次に、今回第一回定例会で提出の議案第18号「中央区議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」については、日本経済の回復の基調が未だなく、区民生活の向上が見られないこの機における議員報酬等の増額が認められない点から、再検討を強く求める。
合わせて、議案29号「中央区立公園条例の一部を改正する条例」については、第15条の2を新設し「中央区立坂本町公園の占用の 許可に係わる仮設の施設として中央区立城東小学校及び中央区立坂本小学校の仮設校舎」を定めるものであるが、手続面においては、中央区教育委員会における両校の校舎の整備についての「決定」がないままの状態での議決であって、教育委員会の政治的中立性を確保するという目的の『地方教育行政の組織及び運営に関する法律』第21条7号に抵触する可能性があり、内容面においては、都市公園を両校の仮校舎で占用することは、同地区における災害時の避難場所としての機能を著しく阻害し、「公衆の利用に著しい支障」を来すおそれがあり、また、仮校舎という決して好ましいとはいえない教育環境で良好の子ども達を学ばせなくとも、中央小学校や明正小学校の改築の際に用いた手法「一校舎二学校」を取りうるのであって、都市公園の仮校舎による占用は、「必要やむを得ないとは認められない」ことから、占用許可の厳格な要件を定めた都市公園法7条に抵触する可能性があると考える。
従って、両校の改築の手法においてさらなる検討を強く求める。
最後に、中央区基本構想の方向性に関し付言をする。
『東京一極集中が日本を救う』 市川宏雄(いちかわひろお)都市政策専門家 ディスカヴァー携書2015年10月25日第1刷 という書(以下、「本著」という。)がある。
本著では、「東京一極集中」から連想される「東京VS地方」という二項対立の見方をやめて、国際都市間競争の中で、東京都が勝ち残るための手法を論じたものである。
すなわち、
〇本著は、東京一極集中は、歴史の必然として生じ、第三次産業繁栄が東京で起きている。(第1章)
〇かつては、「東京」「地方」「政府」の幸福な関係があったが、1992~93年のバブル経済崩壊とともに瓦解した。(80頁)
〇東京一極集中を肯定する形での政策転換は、二つの理由でできない。(118~120頁)
ひとつは、地方選出の議員がまだまだ多数派をしめていること、もうひとつは、人口動向から地方自体が、消滅の可能性があること。
〇道州制の議論には、反対する勢力がふたつある。(125頁)
ひとつは、権限と予算を地方に渡すことになる政府、もうひとつは、地方の小都市。
〇国際都市間競争時代の東京の課題
1、東京でのビジネスの成長性、容易性で東京は難点であるという、経営者からの評価の低さ(155頁)
2、1950年代~70年代前半に整備された道路・鉄道・橋梁・トンネル・上下水道などのインフラの一斉老朽化を迎えること(164~167頁)
(維持補修にかかる費用のピークは2016年度、更新にかかる費用のピークが2023年度)
3、超高齢化(169頁)
東京の高齢化率24.2%(2015年)⇒30.7%(2035年)
〇東京の二つの武器
1、リニア中央新幹線の開業(184頁)
東京~名古屋間286km40分 2027年先行開業⇒名古屋をいれ7000万人都市圏誕生(現在3562万人)、東京~大阪間438km67分 全線開業予定2045年
2、2020年東京オリンピック・パラリンピック(218頁)
経済波及効果19兆3522億円(2014年度の実質GDP525兆8664億円の0.26%)、2020年の経済成長率を0.26%程度押し上げる
〇東京一極集中の状況下、大震災に対しては、大阪圏をバックアップにスムーズにできる体制を整えることが必要である。(関西広域連合提言)(244~245頁)
これら論点を踏まえると、最終的な政策のありかたは、決して、単なる「東京一極集中でよい」という結論ではなく(書名だけにつられて、そのような論がはびこることを最も危惧するところではあるが)、再度、「東京」「地方」「政府」が、WIN-WIN-WINの幸福な関係を構築し、その結果として、国際都市間競争に勝ち抜く東京を築きあげることだと私は考える。
このような東京そして日本の再生を、ここ中央区から築くことを目指す新たな基本構想策定がなされることを期待する。
以上、「再検討を強く要望する事項」にも十分配慮をした予算執行を期待しつつ、かつ、中央区の未来を切り開くにふさわしい新たな基本構想が策定されることをおおいに期待して、各会計予算案に、賛成の態度を表明する。
以下、2011/12/09記載ブログの内容を、最新の情報に更新させていただきます。
〇BCGは、標準接種期間は、5ヶ月~8ヶ月です。
〇都内在住者であれば、お住いの区だけでなく、23区いずれの小児科医院でも接種可能です。
例えば、江東区在住のお子さんでも、中央区の小児科で接種可能。
〇1歳まで公費負担の用紙は使えます。以前は、3~4ヶ月健診時に接種することもされていました。1歳になるまでなら、いつでも接種可能です。
(結核の発生頻度の高い地域では、早期の接種が必要です。)
以上
*********中央区ホームページ*******
http://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/sessyu/yobosessyu.html
※1 BCGについては、4月1日より他の定期予防接種と同様に23区内の指定医療機関で接種が受けられるようになりました。
すでにBCGワクチン接種予診票(「中央区内のBCG接種指定医療機関のみで接種できます」と記載されたもの)をお持ちの方は、4月1日以降もそのまま使用することができます。
*********2011/12/09記載ブログ*********************
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b20cf8370b248f28a3fb4a1b72a06754
小児科のメーリングリストで回ってきた情報です。
同じように感じますので、こちらでも掲載をいたします。
6ヶ月までではなく、「BCG接種が一歳未満まで可」とされる配慮がどの区にもあってもよいかもしれません。
****引用*****
ロタワクチン開始によりワクチンスケジュールが煩雑となりました。
特にBCGは集団接種で日にちが限られ また生後6か月を過ぎると有料となる区が多いと思います。
(小坂注釈:中央区はBCGは「個別接種」です。)
さて
先日の東京小児科医会公衆衛生委員会の調査によりますと都内23区内では1歳未満まで可という区は8つのみです。
(今年の5月の調査データ)
ちなみに 8つの区は中央区 品川区 新宿区 中野区 豊島区 板橋区 台東区 江戸川区ですが
文京区は1歳未満まで可と聞いていますが調査表によりますと6か月までとなっています。
台東区は1歳未満とありますが先日父母に聞いてもらいましたら6か月すぎると有料と言われたとのことでした。
*************
晴海のまちづくり、どのような施設を盛り込んでいくべきか、どんどん、都にも届けて行きましょう。
以下、現況のまちづくりの考え方が報道されています。
最も急がねばならない事業のひとつ、レスパイト事業が、いよいよ中央区でも始まります!
介護をされている方が万が一、ご病気になられ、医者にかかるような時、介護者にかわり、訪問看護師がケアを代替します。
私も、この事業の必要性については、H27 6月 第二回定例会 本会議一般質問で取り上げさせていただきました。
この事業がなければ、ご家族は、病気にもなれなくなってしまいます。
医療的ケア児・者や在宅療養介護をされている方々・ご家族におかれましては、まだまだ厳しい現状があります。
機能する地域包括ケアシステムを構築していかねばなりません。
レスパイト事業の対象者は、「要件を全て満たす方」となっておりますが、中央区は決して対象者を限定しようとする考えはもっておりません。
同様に重度なかたは、このレスパイトを利用可能です。この度の、予算特別委員会で、はっきりと中央区は、明言しています。
中央区にぜひとも、御相談してみてください。
なんとなれば、医療者たる私も、現場に伺う所存です。
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http://www.city.chuo.lg.jp/kenko/sinsin/kaigo/hou/syogai_respite.html
重症心身障害児(者)在宅レスパイト事業
更新日:2016年4月1日
重症心身障害児(者)の健康の保持と在宅で介護する家族の介護負担を軽減することを目的として、自宅に訪問看護事業所から看護士を派遣し一定時間医療的ケア等を代替します。
月に2回まで(1回あたり2時間から4時間までの範囲)利用できます。
対象
下記の要件を全て満たす方
1. 18歳に達する日までの間に、愛の手帳1度又は2度程度の知的障害を有し、かつ、身体障害の程度が1級又は2級(自ら歩くことができない程度の肢体不自由)の身体障害者手帳を有する者
2. 家族等により在宅介護を受けて生活している者
3. 訪問看護サービスによる医療的ケアを受けている者
利用料
世帯の住民税の課税状況等に応じた利用者負担額があります。
申請手続
申請には所定の医師の意見書が必要ですので、事前に障害者福祉課にお問合せください。
障害者福祉課相談支援係
電話 03-3546-6032 ファクス 03-3544-0505
本日、毎日新聞が重要なアンケート調査結果を報道していました。
重大な結果、かつ、予測され得る結果でもあるが、出ています。
すなわち、在宅介護者の7割が限界を感じたとのこと。
なんとか、支援の仕組みを、NPOやボランティアも含め、考えねばなりません。
真に機能する地域包括ケアシステムを、高齢者、成人、小児あらゆる在宅療養看護の方々のために、構築しましょう!
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http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160404k0000m040140000c.html
<在宅介護>「限界」7割 家族の負担浮き彫り
04月03日 23:56毎日新聞
介護で精神的・肉体的に限界を感じたことがあるか
(毎日新聞)
自宅で家族を介護している人の約7割が精神的・肉体的に限界を感じていたことが毎日新聞の調査で分かった。約2割は介護疲れなどから殺人・心中を考えたことがあるとし、被介護者に暴力をふるった経験を持つ人も2割を超えた。負担や孤立に悩みながら、愛する家族を支える介護者の姿が浮かび上がった。
毎日新聞は1〜2月、介護者支援に取り組む全国の8団体を通じ、在宅介護者にアンケートを実施し、245人(男性62人、女性181人、性別不明2人)から回答を得た。
介護によって精神的・肉体的に限界を感じたことが「ある」とした人は73%(179人)に上った。全体の22%(54人)は介護中に被介護者に暴力をふるった経験があると回答した。
さらに、介護している家族を殺してしまいたいと思ったり、一緒に死のうと考えたりしたことがあると答えた人も約2割(48人)いた。どんな時に殺人・心中を考えたかを尋ねると(複数回答)、77%は「介護に疲れ果てた時」と答えた。
介護による不眠状態が「続いている」(42人)と「時々ある」(104人)を合わせると、全体の約6割に上った。この146人に、一晩に起きる平均回数を尋ねたところ、1〜3回が約7割(104人)を占め、4〜9回も14%(20人)いた。不眠状態が続いている人の38%(16人)、時々ある人の22%(23人)が殺人・心中を考えた経験があると答えていた。
認知症などの症状のために夜間の介助が必要な人は多く、介護者も不規則な生活を強いられる。在宅介護の現場では、介護者の不眠状態が深刻な問題の一つであることを裏付けた。
回答者の年代は60代以上が69%を占め、50代は22%だった。介護年数は「5年以上10年未満」の24%が最多で、「3年以上5年未満」(22%)が続いた。「10年以上」も19%いた。【渋江千春、向畑泰司】
◇地域の支援が必要
介護家族を訪問支援している北海道栗山町社会福祉協議会の吉田義人事務局長の話 在宅介護者の7割が限界を感じたという結果は深刻だ。相談相手もいない人は多い。地域全体で介護者に寄り添うことが必要だ。
◇調査の方法
8団体を通じて在宅介護者約1000人にアンケート用紙を配り、245人から回答を得た。選択式の質問の他、自由記述欄も設けた。
8団体は次の通り。
栗山町社会福祉協議会(北海道栗山町)▽介護者サポートネットワーク・ケアむすび(宮城県塩釜市)▽杉並介護者応援団(東京都杉並区)▽てとりん(愛知県春日井市)▽つどい場げんごろう(大阪府八尾市)▽つどい場さくらちゃん(兵庫県西宮市)▽男性介護者の会ぼちぼち野郎(同県三田市)▽認知症の人と家族の会福岡県支部(福岡市)
<在宅介護>「心底笑えない」募る苦悩 行政に支援迫る
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160404k0000m040141000c.html
介護者アンケートで寄せられた意見の一部
(毎日新聞)
毎日新聞の介護者アンケートの自由記述欄には、心身の重い負担、長期の施設入所待ち、経済的困窮など、在宅介護に伴う深刻な苦悩が並んでいた。国や行政による支援を求める声も多かった。【渋江千春、向畑泰司】
兵庫県の男性は約5年前から、病気で寝たきりの父親、そして要介護4の母親の2人の介護をしていた。当初は妻に任せていたが、一人では手に負えなくなり、男性は勤めていた飲食店を退職した。このため、収入がゼロになったという。
しかも、介護を始めてから気力がなくなり、男性は病院で軽いうつ病と診断され、薬を服用した。父親はその後亡くなり、母親の介護を続けるが「母親がデイサービス(通所介護)に行く週2日だけが唯一の休み。とにかくいつもイライラしている。介護を始めて心底笑ったことがない」とつづった。
今は貯金が底を突き、切り詰めた生活を送る。「母にはできる限りのことをしてあげたいが、自分たちの将来を考えると不安でならない」と心情を吐露した。
認知症の母親を介護する東京都内の60代の女性は母親を施設に預けたくても、受け入れてくれる所が見つからなかった。どこからも「数年待ち」と言われたという。空いているのは高額の費用が必要な施設ばかりだ。そして、ようやく東京から離れた静岡県で施設が見つかったという。
徘徊(はいかい)を繰り返す母親に対し、「いっそ車にはねられたらいいのに」と思ったこともあった。「今はそう願った自分を責めているが、地獄の日々だった。介護者を支えるために手を打たないと大変なことになる」と、国などの支援を求めた。
母親を介護していた東京都杉並区の50代女性は「国は在宅介護を進めるが、ヘルパーが来る昼間の時間よりも夜の方が助けが必要だ」と訴えた。幸いに貯金があったため、介護付き有料老人ホームに入所させることができたが、「年金だけでは入所できなかった。年金の範囲で受け皿となる施設がもっと必要だ」とつづった。
兵庫県三田市の60代男性は「介護者に対する支援があまりにもなさすぎる。介護者の心のケアが全くされていない」と現在の介護保険制度の不備を指摘した。
働きながら母親の介護を続ける50代女性も「休日は家事に追われてノイローゼになった。細かな支援が欲しい」とした。
60代女性は「介護の仕事に就いても低賃金で辞める人が多い。介護職員が少ないと、困るのは介護家族だ」。
妻を介護している北海道栗山町の60代男性は「介護はある日突然やってくる。どこに何を相談していいのか分からない。事前に知識が欲しい」と求めた。
地理は、子どもの頃から好きな科目でした。
このような3Dマップを国土地理院が提供してくれるとは、うれしいですね!
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http://www.asahi.com/articles/ASJ413PSYJ41UJHB00H.html
日本全国の地図を3Dで閲覧 国土地理院が新サービス
日本全国の地図を3D画像で閲覧できるインターネット上の新サービスを、国土地理院が始めた。等高線を元に描いた立体地図に空撮写真を重ね、パソコン上で近寄ったり遠ざかったり、360度ぐるりと回してみたりもできる。鳥になったような視点で、列島を眺め下ろしながら移動することも可能だ。
これまでは、画面で表示した地図の範囲だけを切り出し、立体画像にして閲覧できた。これを切れ目なくつなぎ合わせて表示するシステムを開発。地理院が開設したサイト「地理院地図Globe」(http://globe.gsi.go.jp/ )で誰でも無料で見られるようにした。
マウスとキーボードの操作を組み合わせ、角度や向きを調整する。画面上の「情報」をクリックし、地図の種類や写真を切り替える。
ユーザーの意見を踏まえて改良していくため、「試験公開」とうたっている。担当者は「直感的に地形の様子が分かるので、楽しみながら地図に親しめる。地理教育や防災などにも活用してほしい」と話す。(吉田晋)
中央区でも「地域包括ケアシステム」を構築せねばなりません。
法的根拠のある高齢者はもちろん、在宅療養介護を受ける成人や子ども達に対しても、同システムの構築が求められると考えます。
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http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2016/03/40q3u100.htm
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2016/03/DATA/40q3u100.pdf
「福祉先進都市・東京の実現に向けた地域包括ケアシステムの在り方検討会議」最終報告について
平成28年3月30日
福祉保健局
東京都では、「東京都長期ビジョン」及び「第6期東京都高齢者保健福祉計画」で示した東京の現状と将来像を踏まえ、東京にふさわしい地域包括ケアシステムの在り方を検討することにより、都の新たな施策形成につなげることを目的として、昨年7月、有識者による「福祉先進都市・東京の実現に向けた地域包括ケアシステムの在り方検討会議」を設置しました。
このたび、昨年7月から8回にわたって開催した検討会議の議論の成果として、最終報告が取りまとめられましたのでお知らせします。
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/235358
西南学院が平和宣言 「学生出陣させた」責任を謝罪 [福岡県]
2016年04月02日 00時26分
西南学院大などを運営する学校法人西南学院は1日、今年5月に創立100周年を迎えるに当たり「平和宣言」を公表した。太平洋戦争に加担したことを反省し「人々の尊厳を抑圧する過ちを二度と繰り返さない」としている。
平和宣言の副題は「西南学院の戦争責任・戦後責任の告白を踏まえて」。キリスト教学校として、敵対する異質な他者を受け入れることが普遍的価値であることを提示した上で、戦時下について「学生を出陣させ、彼らのいのちを死に至らしめ、他国の人々を殺すことを是認した」として責任を謝罪した。
宣言は、戦後の歩みの中でもこのことを告白しなかった点についても責任があると反省。その上で、100周年を迎えた今、学生や教職員たちが「『平和を実現する人々』の祝福の中に生きる者となる」と宣言している。宣言文の内容は教職員でつくる起草委員会や作業部会で議論したという。
=2016/04/02付 西日本新聞朝刊=