「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

命に関わる危険性が!1歳未満の乳児には、蜂蜜を絶対に与えないようにしましょう!

2018-10-18 19:24:42 | 小児医療

Vol.423 命に関わる危険性が!1歳未満の乳児には、蜂蜜を絶対に与えないようにしましょう!

 栄養価が高いといわれる蜂蜜ですが、1歳未満の乳児にとっては非常にリスクが高い食品であることをご存知でしょうか。...
 過去に離乳食としてジュースに蜂蜜を混ぜたものを摂取した1歳未満の乳児が乳児ボツリヌス症により死亡する事故が発生しました。
 一般的に、蜂蜜は高熱での加熱処理を行わないため、ボツリヌス菌の芽胞※が混入していることがあります。また、ボツリヌス菌の芽胞を死滅させるには120℃、4分以上の加熱が必要とされており、家庭での加熱や調理では死滅させることができません。
 1歳以上の場合、通常は体内に入っても、他の腸内細菌がボツリヌス菌の芽胞の発芽を妨げるため、問題になることはありません。
 一方、1歳未満の乳児は、まだ腸内環境が整っておらず、芽胞から発芽したボツリヌス菌が腸内で増殖して毒素を出すため、乳児ボツリヌス症にかかる危険があり、まれに死亡等の重篤な事態を引き起こすこともあります。
 蜂蜜が1歳未満の乳児の命に関わる危険性を認識し、蜂蜜や蜂蜜入りの飲料・食品は絶対に与えないようにしましょう。

※増殖に適さない環境になったときに形成する、熱や乾燥、薬剤等に強い固い殻に閉じこもった種子のような形の細胞構造。ボツリヌス菌は、芽胞が発芽しなければ増殖しません。

(参考)
食品安全に関する総合情報サイト ハチミツによる乳児のボツリヌス症(消費者庁)
http://www.caa.go.jp/…/food_safety_portal/topics/topics_001/

・過去の関連メール
Vol.333 1歳未満の乳児には、蜂蜜を与えないでください!
http://warp.ndl.go.jp/…/w…/kodomo/mail/past/vol/20170330.php

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京五輪までに、なんとしても、成し遂げねばならない最も重要なことのひとつ。中央区から、東京から、ヘイトスペーチをなくすこと。

2018-10-18 18:37:56 | 公約2015

 東京五輪までに、なんとしても、成し遂げねばならない最も重要なことのひとつ。

 中央区から、東京から、ヘイトスペーチをなくすこと。

 銀座教文館において、10月17日ヘイトスピーチに関する勉強会があり、参加させていただきました。

 大東文化大学准教授 渡辺雅之先生による『差別扇動行為とは何か』と題するご講義。


 ヘイトスピーチの定義として

 ①出自・属性・性的志向など(=自分では変えられないことがら)を攻撃する

 ②多数派から少数者(マイノリティ)へ向けられる

 ③単に数の多さではない(力の強いほうから弱い方へ、権力的関係)

 ④人を「個」として見ないでひとくくりに(ステレオタイプ)

 

 ヘイトスピーチの特徴は、

 〇表現(言い方)は問わない

 〇デマ・うわさが含まれる

 〇悪化(エスカレート)する性質

 〇反撃(反論)-抵抗が困難ー沈黙効果を生んでしまう


 ご講義を受け、解決の方策としては、今後とっていくべきこととして、以下のことが必要であると考えています。

 1、条例などで、実際のヘイトスピーチデモを規制していく

 2、ヘイトスピーチデモに遭遇した場合、ヘイトスピーチを扇動している人の手口に決してひっかからない。感情的論争をふっかけられ、有形力の行使を先に手出しをするように誘導され、警察沙汰にされてしまう。

 3、教育により、真実を知ることで、理解が深められる。小中学校からの教育にも期待する。

 4、マスコミは、時に、扇動的な報道を取ってくるから要注意。

 など。

 残念ながら、銀座は、ヘイトスピーチデモで狙われます。
 なくして参りましょう。

 ご講演では、谷川俊太郎著、『ともだち』も紹介されました。

 渡辺雅之先生、たいへんわかりやすいご講義をありがとうございました。
 理想と現実の見立てにおいて、理想を髙く掲げ、現実を近づけていく努力をなすことの考え方は、同感でした。現実に合せるように理想を下げてはならないと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毎年実施される最も重要な意見書募集、『平成30年度 中央区行政評価』へのパブリックコメント。〆切迫る、来週月曜日10/22、消印有効。

2018-10-18 08:43:49 | 公約2015

 現在、中央区は、『平成30年度 中央区行政評価』への意見書を募集しています。

 毎年実施される最も重要な意見書募集です。

 中央区の施策に対し、どうあってほしいと、是非、中央区に皆様のご意見をお届け下さい。

 昔は、行政評価は、決算特別委員会後の11月頃作成されていましたが、昨今、決算特別委員会前に発行下さり、区議会での議論の一資料となるよう間に合わせる対応を取って下さっており、感謝申し上げる次第です。

 〆切迫って参りました。来週月曜日10/22、消印有効デス。

*******中央区HP********
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/2018gyouseihyouka.html 
平成30年度中央区行政評価へのご意見を募集します
更新日:2018年10月1日

区では毎年、行政サービスが区民ニーズに的確に対応しているかなどを検証し、その結果を次年度予算に反映させる行政評価を行っています。
本年度は、中央区基本計画2013における66施策を、平成29年度の取組実績に基づき評価を行っています。

ファイルダウンロード平成30年度行政評価(PDF:3,458KB)
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/2018gyouseihyouka.files/hyoka_2018.pdf 

ご意見をお寄せください
この平成30年度行政評価について、次のとおり区民の皆さまのご意見を募集します。皆さまから寄せられたご意見を参考のうえ取りまとめ、次年度の予算へ反映していくとともに、評価方法の改善などを進めていきます。

意見の提出期間
平成30年10月1日(月曜日)から平成30年10月22日(月曜日)
なお、提出期間を過ぎてお寄せいただいたご意見は、受理できませんのでご注意ください。

意見の提出方法
住所、氏名(団体の場合は団体名と代表者名)、年齢、電話番号等を明記して、区役所2階の企画部政策企画課窓口への提出、郵便、ファクス、Eメールまたは区のホームページからの入力でお寄せください。

提出先
〒104-8404
中央区築地1-1-1
中央区役所
企画部政策企画課政策企画担当
ファクス:03-3546-2095
e-mail: hyoka@city.chuo.lg.jp 

閲覧について
平成30年度行政評価の内容は、区役所1階まごころステーション・情報公開コーナー、2階政策企画課、日本橋特別出張所、月島特別出張所でもご覧になれます。

閲覧時間
午前9時から午後5時(土曜日、日曜日および祝日は除く)

お問い合わせ
政策企画課政策企画担当
電話:03-3546-5212
ファクス:03-3546-2095



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目撃情報:本日10月17日(水)午前7時30分頃、クリニック近く月島三丁目27番周辺植木部分 アビシニアン 茶色、目が黄色

2018-10-17 10:25:07 | NPO・地域力
 目撃情報:10月17日午前7時30分頃、クリニック近く月島三丁目27番周辺(高齢者施設Sun Cityの植木部分、月島川ファミリーマート近く) アビシニアンらしき茶色のネコ、目が黄色。

 おそらく、飼われていた家からの脱走だと思われます。

 誰かのご参考になればと思い、情報提供させていただきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「教育の中央区」として教育の充実に、今求められいることとは。『H30年度 教育の点検評価報告書』専門家の貴重なご意見の反映すべき点について

2018-10-17 08:57:17 | 教育

 毎年、9月に出される教育分野で最も大事な報告書『教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書』。
http://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/chosa/tenkenhyouka.files/30houkokusyo.PDF
(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条に基づく報告書)

 教育の専門家から、貴重なコメントをいただいており、きちんと対応・実行することが求められています。


 その中でも、喫緊の重要課題は、以下の項目と考えます。

 〇横断的だけではなく、縦断的な学力の分析

 〇本報告書作成においては、生涯学習の専門家も加える

 〇中学生の読書習慣の形成

 〇国際教育及び理数教育のパイロット校の成果の検証

 〇認定こども園設置

 〇教員の働き方改革と負担軽減 

 〇学校評議員制度が有効に機能すること

 〇外国からの編入児童・生徒への学習支援

 〇特別支援教育の検証

 等、順不同。



******小川正人先生 評価******

*****安藤駿英先生 評価*****

 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中央区の財政状況は、健全であるか。企画部財政課が平成30年9月に発行した『平成30年度 財政白書』(平成29年度決算を主に分析したもの)より。

2018-10-16 09:35:45 | 財務分析(予算・決算)

 中央区の財政状況は、健全であるか。

 企画部財政課が平成30年9月に発行した『平成30年度 財政白書』(平成29年度決算を主に分析したもの)を見てみます。

 不合理な税制改正による本区財政への影響について記載のページも抜粋致します。






 不合理な税制改正関連記載箇所。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療的ケア児介護 負担大きく 34%が睡眠5時間未満

2018-10-15 19:28:30 | 医療的ケア

 下野新聞。医療的ケア児の介護負担を報道。

 本区も、自立支援協議会のひとつの部会である『医療的ケア児等連携支援部会』で介護者負担の軽減につき、検討が深まることに期待。

*****下野新聞20181015******
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/86816 

医療的ケア児介護 負担大きく 34%が睡眠5時間未満

9:40

 たんの吸引など医療的サポートが必要な県内の「医療的ケア児」を介護する家族の34%が5時間未満の睡眠であることが14日までに、県保健福祉部が初めて実施した本格的な調査で分かった。介護で一晩に1回以上起きる人は61%に上り、まとまった睡眠を十分に確保できていないことがうかがえる。調査結果から、介護者の負担が大きい現状が浮き彫りになった。

 医療的ケア児に関する現状を把握しようと県は2017年3~9月、介護者や医療機関を対象に、実態・ニーズなど3種類の調査を実施した。

 調査結果によると、16年10月現在で県内の医療的ケア児は361人で、43%を0~6歳の低年齢層が占めた。


*****同紙*******
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/9539 

療ケア児の支援を強化 在宅の環境づくり取り組む 栃木県2018年度方針

1/18 5:00

 県は17日までに、たんの吸引など医療的ケアが必要な障害児と家族を支援するため、2018年度一般会計当初予算案に医療的ケア児支援事業費約1400万円を盛り込む方針を固めた。在宅で安心して暮らし続けられる環境づくりのため、支援する入所施設への設備導入費助成や、ケアを担う人材の育成などに取り組む。

 医療的ケアには、胃や鼻から直接栄養を取り込む経管栄養の管理や、呼吸を確保するためのたん吸引などがある。これらのケアを担えるのは医師や看護師、研修を受けた介護職員、家族に限られる。在宅で医療的ケアが必要な児童を介護する家族の負担は大きく、入所などで一時的に介護の負担から解放する「レスパイトケア」の必要性は高まっている。

 一方、医療型障害児入所施設は県内で5カ所にとどまっており、県東部や北西部にはない。県内では、17年3月時点で医療的ケアが必要な児童が計361人おり、医療的ケアを担う事業所の増加や地域の偏在解消が課題となっている。

 新事業では、最大1カ月の短期入所を担う事業所に対して設備導入費を助成する。たんの吸引に使用する機器や、体位を変えやすい介護用ベッドなどが対象設備として想定される。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知的障害のある方を支える二つの法律、知的障害者福祉法と障害者総合福祉法

2018-10-14 23:00:00 | 医療

 知的障害のある方を支える二つの法律、知的障害者福祉法と障害者総合福祉法。

 わかりやすく解説されています。

⇒ https://jlsa-net.jp/ti/chiteki-law/?fbclid=IwAR2a1UheCCiKiB_ObeunGCWDCAGqQAkd_Xe2jefBVrxgHkhsay0z9UZFqeA

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敗戦後、東京都が東京のまちづくりをどうしていくべきか、その考え方(友愛・楽しい・太陽)を述べたフィルム。1946年制作企画:東京都都市計画課

2018-10-13 23:00:00 | 街づくり

 敗戦後、東京都のかたが、東京のまちづくりをどうしていくべきか、その考え方を述べたフィルム。
 当時目指された三つの目標。1、友愛のまち  2、楽しいまち 3、太陽のまち

 現在、活かされた部分もあるし、残念ながら、活かされておらず、大いに反省すべき部分もあります。

 あきらめずに、住む方々の健康・福祉に寄与するまちを考え、提案していきたいものです。

二十年後の東京(1)
https://www.youtube.com/watch?v=NTH64cucRpg <https://www.youtube.com/watch?v=NTH64cucRpg>

二十年後の東京(2)
https://www.youtube.com/watch?v=wilsbidHRnw&feature=youtu.be <https://www.youtube.com/watch?v=wilsbidHRnw&feature=youtu.be>

二十年後の東京(3)
https://www.youtube.com/watch?v=hPmQYYpyeEA <https://www.youtube.com/watch?v=hPmQYYpyeEA>

二十年後の東京(4)
https://www.youtube.com/watch?v=1wGdpEds6nU <https://www.youtube.com/watch?v=1wGdpEds6nU>


1946年制作企画:東京都都市計画課提供:東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小坂クリニック:10/13(土)9:00-15:00、10/14(日)9:00-13:00診療致しております。本日10/12(金)中央区の新図書館のパブコメ〆切

2018-10-12 19:38:46 | 医療的ケア

こんにちは、小坂クリニックです。

 かかりつけの皆様には、診療時間の変更に伴い、たいへんご不便をおかけいたしました。
 本日、決算特別委員会が、日程が前倒しで終了し、明日より通常診療に戻ります。
 長期間、ご不便をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。
 以前、10/15(月)も変更をお知らせしておりましたが、変更がなくなり通常診療致します。
 なお、10月最終週の月曜と火曜日の全日休診日には、お気を付け下さい。

 現在、咳の風邪や鼻水の風邪、おなかの風邪などで、体調を崩される子が多く出てきております。



【1】わずかの時間変更について(病児保育は、通常通り行います。)

 議会の出席時間を確保するため診療枠を拡大し、午前診療を7:15から開始し、午後診療を20:00までに拡大を致します。拡大部分に受診される場合は、カルテ準備の都合上、ネットあるいはお電話からの事前予約をお願いいたします。

予約アドレス:https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825 

10月

〇17日(水)午前 8:15-10:30、11:30-12:30、午後通常診療15:30-19:00⇒ 午前中に少しだけ抜けますが、すぐに戻ります。

たいへんご迷惑をおかけいたしますが、どうかよろしくお願いいたします。



【2】全日休診日について
所属する福祉委員会の行政視察のため、以下の日程の全日休診と時間変更をお願いいたします。
〇10月29日(月)と10月30日(火) 全日休診。病児保育は通常通り行います。
〇10月31日(水) 午前診療9:00-11:30 午後通常診療15:30-19:00


【3】10月の日曜・祝日は、すべて急病対応致します。受付け時間:9:00-13:00
14日(日)、21日(日)、28日(日)



【4】インフルエンザ予防接種を鋭意実施中。
 今年はどうなるかわかりませんが、インフルエンザワクチンの供給量が、去年は不足しました。
 また、インフルエンザの流行が、早くなることも予想されています。
 接種をお考えのかたは、お早めに接種されますことを、推奨させていただきます。

小児:3000円/回(消費税込み)
成人:3000円/回(消費税込み)

*接種価格は、クリニックや病院によって値段は様々ですが、使用しているワクチンは、全て厚労省の検定済みのもので効果は同等です。
 その中で、できるだけご負担のないような価格設定を当院は目指しています。

*チメロサールを含まないものを使用していきたいと考えていますが、今年もまた供給が十分でなく、昨年同様にチメロサール入りとなることをご了承願います。
 あきらめずに、なんとか、チメロサールを含まないワクチンの入手を頑張る所存ではあります。
 少なくとも妊婦の方には、チメロサールを含まないワクチンを使いたいと考えています。


*痛くない経鼻噴霧のワクチンであるフルミスト 予約受付開始

当院では、フルミストの 予防接種を、11月上旬以降、実施致します。

接種ご希望の方は、①接種者名 ②年令 ③携帯電話番号を御記入のうえ
メールにて御返信ください。  genkids1@yahoo.co.jp
返信メールを受領いたしましたら、優先予約番号と共に、御連絡致します。



=フルミスト(Flumist)=

鼻の中にスプレーするインフルエンザ生ワクチンです。

注射ではありません。すなわち、注射の痛みがゼロです。

米国では 10 年前から使用され安全性、効果も確立されてます。

日本ではまだ承認されていません。

特に小児において、注射のインフルエンザワクチンより有効です。


商品名: Flumist   製造元:MedImmune Inc. 製造国:アメリカまたはカナダ

〇接種について

注射ではなく、鼻の中にスプレーします。

接種対象者 2歳〜49歳の健康な小児と成人

接種費用  1 回  8,000 円(税込)

接種回数  ほとんどの方は1回です。



8歳以下で毎年インフルエンザワクチンをしていない方は 2 回(一か月間隔を開ける)。それ以外の方は、 1 回。



〇接種できない人(厳しめに設定しています。)

年齢制限: 2 歳未満あるいは 50 歳以上の方

喘  息:喘息 あるいは 5 歳未満で繰り返し喘鳴を認める方

妊  婦:妊婦あるいは授乳中の母

慢性疾患:心疾患、肺疾患・喘息、肝疾患、糖尿病、貧血、神経系疾患、免疫不全などの慢性疾患をお持ちの方

18未満で長期アスピリン内服中の方

職業上、生活上、免疫不全のかたに接するひと

→血幹細胞移植など、重度の免疫不全の方と接触する方(医療従事者、家族)

既往やアレルギー

→重度の卵白、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニンに対するアレルギーの方

インフルエンザワクチン接種後にギランバレー症候群になった方



〇主な副反応は

発熱、鼻汁、鼻閉、咽頭痛、倦怠感など感冒様症状が見られることがあります。



〇注意点
個人輸入ワクチンのため、 Flumist で重篤な障害を被った場合の国の補償(医薬品副作用被害者救済制度)を利用できない場合があります。

鼻水、鼻づまりがひどい状態の場合、その日の投与を見合わせる場合があります(接種効率が低下するため)。


【5】毎年恒例、クリニックの来年度の標語の募集を開始致します。

○募集期間 : 10月1日~10月31日
*最優秀作品賞: 1名
2019年カレンダーに掲載および図書券5,000円
*優秀作品賞 : 5名
図書券3,000円

○応募方法 : 小坂クリニック2階の応募箱へまたは、メールでお送りください。
①診察券番号   、②氏名    (  )才、③電話番号と共に、④標語作品をお送りください。

標語宛先のE-mail genkids1@yahoo.co.jp   (必ず御連絡先とお名前を記入してください。)


【6】中央区の新しい図書館 『本の森ちゅうおう』のパブリックコメント募集中(〆切10/12(金))です。

よろしければ、ご意見をお送りください。
区直営で責任を持って区民の皆様の知識の求めに応じていくべきであると、個人的には考えます。指定管理での失敗事例も出てきています。
区直営であるべきか、指定管理であるべきかもご記載して、ご意見願います。

https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/71f8380899e7b79851a974ad605089ac

http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/honnomori_pabukome.html

私のパブコメ ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/1390ca4d6fde9e9a1afe75090caa3d7a 


【7】中央区の行政評価が公開され、パブリックコメント募集中(〆切10/22(月))です。

中央区の大きな施策の体系について、行政の方々の所管課による自己評価が公開されました。

子育て支援、教育、防災、男女共同参画などなど、ご興味のある分野だけでも、コメントをお届け下さい。

http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/2018gyouseihyouka.html

行政評価: http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/2018gyouseihyouka.files/hyoka_2018.pdf

 
【8】決算特別委員会において、中央区に要望した主な意見

皆様にお時間をいただき、中央区議会 決算特別委員会に出席をしてまいりました。

中央区に届けた主な意見は、こちら ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/74baf5e1a4fcef558aba94fa77f30271


【9】 10月13日(土)、クリニック近くの月島荘(月島3-26-4)において、医療的ケア児11時~、発達障がい児16時~を育てる当事者による講演会が開催されます。

お気軽にご参加下さい。

詳細 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/744bb548fde1cf17cd942aa3aabacc5a

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日10/12、本の森ちゅうおうのパブリックコメントの〆切であり、以下、コメントをお届けいたしました。

2018-10-12 19:08:49 | 教育

 本日、本の森ちゅうおうのパブリックコメントの〆切https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/71f8380899e7b79851a974ad605089ac であり、以下、コメントをお届けいたしました。


*******私のパブコメ*****

教育委員会事務局図書文化財課(京橋図書館)管理係 御中

本の森ちゅうおうに関し、パブリックコメントをお送りさせていただきます。

1.本の森ちゅうおう(仮称)のコンセプトについて

①運営形態について

 本の森ちゅうおうは、①郷土資料館の運営、②小中学校読書活動支援、③『第三次中央区子ども読書活動推進計画』の着実な遂行、④個人情報の厳格な管理、⑤図書館司書による政策立案補助など求められる役割がそれぞれに重要で多岐にわたることから、民間に任せることは妥当ではなく、区直営で行われることを強く要望致します。


②ガスガバナについて

 館内地下に半永久的なガスガバナ設置が規制事実化されていますが、賃貸借契約の適切な締結と履行を求めます。


③生涯学習について

 生涯学習については、大学の専門講座が受けられるなど、高度な専門的知識の習得にも対応できますようにお願いします。
 また、遠隔授業を用い、来館せずとも受講できる仕組みも構築をお願いします。


④新庁舎との連携について

 万が一、京華スクエアの場所に、区役所新庁舎が来るなら、地下道を通じて、新庁舎と本の森ちゅうおうを連絡し、両館の行き来がスムーズとなる配慮をお願いします。


⑤駐車場の地下化について

 1階スペースに、駐車場がありますが、地下にすることで、1階のフロアーをもっと広くすることを求めます。


⑥カフェの運営について

 カフェについては、障がいのある方の働きの場ともなるように、関連部署と連携を密にお願いいたします。


2、これからの図書館に望むこと
①公文書の適切な管理と公開について

 都市計画審議会で提出されたまちづくり関連の公文書などは、積極的に行政資料・地域資料として図書館に保存され、将来の検証作業などに備え情報提供されていくことを期待致します。


②図書館司書のかたによる住民支援

 適切な情報を得るべき書物の見つけ方の指導をよろしくお願いいたします。

③中央区行政の政策立案において、図書館司書による支援

 政策立案過程において、参考にすべき図書を、所管課や審議会に紹介下さるようなご支援を期待致します。

以上

 本の森ちゅうおうの開設には、たいへん期待を寄せています。
 よろしくご検討の程、お願い申し上げます。

住所:中央区月島3-30-3-2F

氏名:小坂和輝

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決算特別委での分析の視点、態度表明より。

2018-10-12 17:38:05 | 財務分析(予算・決算)

 平成29年度決算は、公会計制度導入の初年度で、財政指標及び各財務諸表から読み取れる指標からは、その健全性を確保している。しかし、城東小学校用地売却益125億円という偶発的な要因によるところも大きく、本の森ちゅうおうや晴海地区の施設整備など多額の財政支出が将来控えていることから考えると、今後の財政運営は予断を許さない状況である。今後は、20万都市に向け行政需要が増大・多様化する中、公会計制度と連動した行政評価・事務事業評価も利用し行財政運営を注視する必要がある。

 

 審議全般を通じ、今回、注目した点を述べる。

 

1、真の意味での「協議型まちづくり」の実現について

 

 市街地再開発事業などの面的整備では、まちづくりは、まず、地元からの発案により、中央区が主体的に運営する協議会から概ね本格スタートをする。この協議会において、地元の意見をあまねく住民から聴取し、都市計画原案となすべき案を取りまとめて行くべきであるにもかかわらず、この大事な段階において、一部の地権者のみの意見から案が作成され地元の案とされてしまい、その検討を引き継ぐ準備組合が設立されている。その後は、一民間の任意団体であるその準備組合での検討案を都市計画原案にすべき案として、区がそのまま採用している事例が、例えば、<協議会から地権者含め一部住民が排除されたことが公文書上も明らかになっている「月島三丁目南地区再開発」>や、<反対を表明する地権者への情報の遮断の事実が都市計画審議会で明らかになった「月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業」>など、残念ながら散見されている。

 言うまでもなく、中央区は、一部の奉仕者ではなく、全体の奉仕者なのであるから(憲法15条2項)、運営主体となる協議会段階では、すべての住民に声をかけ運営をされるべきであるし、都市計画原案となすべき案として準備組合が出してきた案は、すべての住民の声を反映したものと区が判断できて初めて都市計画原案として区が都市計画手続きを進める案とすべきである。

 月島三丁目南地区や同北地区第一種市街地再開発事業では、地元の案としての発案段階において、上述の通り一部の住民が意図的に排除されており、憲法上も、中央区基本構想の理念からも看過しがたい手続きの違背があり、一度白紙に戻したうえで、住民同士膝を突き合わせて、まちの再生をあらためて検討し直すことを強く要望する。

 まちづくり協議会運営のおいても、晴海地区まちづくり協議会など活発な意見交換をされているところがある一方で、単なる説明会で終わってしまっている会合もある。せっかくのまちと行政との意見交換の場であるので、議論が活発の行われるように、事前に関連したまちづくりの基礎的な知識をレクチャーし、協議される内容を幅広くまちの方々にしっていただく広報をすべきである。まちの構成員も多様化しており、出席委員の拡充も図るべきであるし、当日、時間に余裕があれば、傍聴者からの意見・質問を受け付ける等柔軟な運営を期待する。

 「築地再開発」、「日本橋首都高地下化」、「地下鉄新線構想」などオール中央区で取り組むべき課題においては、地元まちづくり協議会と全区的な検討会の適切な役割分担にも期待をする。

 

2、本の森ちゅうおうの運営形態について

 

 本の森ちゅうおうの実施計画で、議論を深めるべき最も重要なことは、その運営形態である。本委員会では、実質的な議論ができなかったが、同図書館は、①郷土資料館の運営、②小中学校読書活動支援、③『第三次中央区子ども読書活動推進計画』の着実な遂行、④個人情報の厳格な管理、⑤図書館司書による政策立案補助など求められる役割がそれぞれに重要で多岐にわたることから、民間に任せることは妥当ではなく、区直営で行われることを強く要望する。

 また、同館内地下に半永久的なガスガバナ設置が規制事実化されているが、賃貸借契約の適切な締結と履行を求める。

 

3、開かれた新庁舎整備の検討と計画的な施設の更新について

 

 新庁舎整備が喫緊の課題ということであるが、現庁舎はIS値0.6で防災指令本部としての機能は十分に保たれており、施設の狭あい化とは言え、京橋図書館の移転に伴い地下スペースも生まれる。IT化やペーパレス化、出張所との機能分担などすることで、大規模修繕などの検討も可能であり、晴海の施設整備など大型の施設整備も控えていることから、施設整備の優先順位を開かれた場で多角的に検討されることを求める。

 併せて、新地下鉄構想の整備では、庁舎の位置も路線検討の考慮要素に入れることを求める。

 

4、まちの個性とそのキャパシティにあったまちの更新について

 

 平成29年度から中央区全域の地区計画の変更の取組がなされている。その一つにホテルの誘致策が入っているが、多くの地域でホテル誘致には否定的な見解が出されている。佃・月島地区おいても、現在、「中高層階住居専用地区」の指定が間接的な要因となり、ホテルが存在せず、良好な住環境が保たれている。事前の「月島まちづくり協議会」からもホテル誘致を求める声は出されておらず、ホテル誘致は、地域特性にそぐわないため行わないように求める。また、ガイドラインを地区計画の上位計画に位置付けるのではなく、まずなによりも、都市計画法18条の2でいう「都市マスタープラン」を整備することを併せて要望する。

 また、月島三丁目南地区と同北地区大規模再開発に伴い、月島第一小学校の教室が7教室不足し、増築が必要との推計が既に出されている。同校は、現状においてさえ狭い校庭に、さらに増築を強いるスペースなどなく、両再開発の規模を抜本的に見直すことを求める。さらに、区全体で30近くの面的な再開発が進められているが、月島地域では、同様に、深刻な小学校の教室数不足が今後起こることとなり、地区計画を全区的に見直したように、再開発のあり方自体も見直さねばならない時期に来ている。

 月島の路地を守りつつ小規模な共同建て替えを少額の自己資金で実現する案は、現に「愛する月島を守る会」はじめ地域の住民から出されており、密集市街地再開発事業を任意の共同建て替えの財源にも適用できることから、それら財源の支援も含め、まちづくりのありかたの様々な提案・支援に期待をする。

 また、再開発事業などまちの更新後の事後評価がなされていない状況である。風害の評価と対策など喫緊の課題であるし、①大規模再開発に伴い地域の課題が解決されたか、②コミュニティーは再生されたか、④実際に体験された方々の課題は何かなど得るべき情報が、多々ある。国交省もその取り組みを求めているところであり、事後評価がなされ、大規模再開発後に新たに生じた課題の解決や、今後の再開発を経験する方々への資料となることを要望する。

 また、タワーマンションが林立する本区としては、超高層での暮らしが健康に影響を及ぼすかの調査も行い、健康増進の基礎データに生かされることを求める。

 

5、選手村設置の中央区の世界への発信とバリアフリーのまちづくりについて

 

 まず、本年9月3日月島第三小学校児童が晴海三丁目交差点において青信号で横断の際、工事関係車両により重傷を負う交通事故が発生した。都の工事車両とは関係はしないということであるが、地元と約束をした絶対に起こしてはならい事故の発生であり、重く受け止めねばならない。今後、五輪に向け、ますます、工事車両が増加することを考えると、同交差点含め大通りの交差点は、歩行者横断の際はすべての自動車交通を止める完全歩車分離式の信号とすることを強く要望する。

 五輪に向け、選手村を抱える本区は、これを好機としてとらえ、中央区を世界に発信するべく目玉企画を打つべきであると考える。そのことが、2兆円規模の経済的損失を市場移転により被る穴埋めにもなるであろう。例えば、存在感の薄かった築地大橋を、金色に塗りかえ、東京湾に臨む“ゴールデンゲートブリッジ”として東京五輪の顔とさせることで、中央区をアピールするなどの手法である。まるごとミュージアム、中央区の魅力映像配信などすでに特色ある取組はなされているが、さらに、柔軟な発想の下、世界を引き付ける企画の創出に期待をする。

 選手村のまちづくりなどにおいては、①障がい者支援拠点や障がい者スポーツ拠点の整備、②水素パイプラインの安全性の確保と、③歩道境界部の段差解消などバリアフリーの視点を取り入れたまちづくりを求める。

 築地のまちづくりにおいては、①五輪駐車場による排ガスの環境アセスメント資料の早期提出や②未利用の勝どき門駐車場の早期解放、③卸売市場機能の再整備など地元の要望を適切に伝え都の施策に反映されて行くことを要望する。

 

6、子育て支援と待機児解消、「幼保連携型認定こども園」について

 

 子育て不安の解消に産後ケア施設利用の広がりに期待する一方、実際に、虐待の数も、その相談件数で124件と増加している。児童相談所の検討を進めていただきたいことと、少なくとも、個々のケースにおいては、弁護士などの専門家も入れた対応がなされていくことを求める。特別養子縁組制度の広がりやその制度を実際のおこなっているご家庭への支援にも期待をする。

 待機児童解消は、喫緊の課題であるが、地域別の状況も把握して解消を図っていくことと、一方で、幼稚園など活用の余地は残されている。阪本幼稚園で取り組まれようとしている「幼保連携型認定こども園」の、すべての幼稚園への広がりに期待をする。
 本年7月に保育ママでの死亡事例があった。事故などのない保育の質の維持も引き続き要望する。

 

7、誰もが、自らの個性を延ばすことができる教育環境の整備について

 

 区独自の学力テストを中二にも採用して全学年で実施することとなり、経時的に学力を把握し指導に役立てる取組や、五輪に向け一校一国の選定など教育内容の充実を評価する。選定したその国との間でのICTを用いた遠隔授業などによりその国との交流が深まることを期待する。
 一方、病気や不登校で長期欠席を余儀なくされている児童79名、生徒63名である。このほど、病室などとICTでつないだ『同時双方向型授業配信』が出席扱いされることとなったことから、それら技術を適切に用いた教育の機会の拡大に期待をする。現在区内の18歳未満の医療的ケア児は22名おられるが、医療的ケア児の幼稚園や小中学校への就学を可能にする環境整備も、『医療的ケア児等連携支援部会』での検討を経て実現がなされていくことを期待する。

 晴海地区新設小中学校へは、特別支援教室が小中2教室ずつ設置が明らかにされたが、特別支援学級の必要性についても『同校建設準備協議会』での議論に期待する。将来的には、日本橋地域にも特別支援学級が開設され、各地域の子ども達が、地元で教育が受けられる整備を要望する。

 本年4月に「子ども発達支援センターゆりのき」が開設され、全ての子ども達の健やかな発達への支援に期待をするところである。本格運用された『育ちのサポートカルテ』は、21名作成中で、医療機関等関連機関と共有されつつ適切に運用されることを期待する。

 平成29年は、いじめの件数は13件であったが、いじめ問題に対しては、全校に第三者委員も含めた「学校いじめ対策委員会」が設置されており、いじめの早期発見とSSW含めた組織的な対応がこれからもとられて行くことを期待する。

 

8、在宅療養支援の充実について

 

 本区の認知症の方は、約3600人と推計が出された。

 「在宅療養支援の手引き作成」や「認知症初期集中支援チーム」など、在宅療養支援協議会の議論を経て、事業が着実に進捗している。地域包括ケアシステムの構築のためには、地域の見守りが欠かせず、在宅療養を支える医療と介護、そして地域の見守りの方々との三者の積極的な連携・意見交換の場を作ることに期待をする。地域の見守りに、『地域の担い手講座』修了生らの新たな参画の場として繋がっていくことにも期待をする。

 

9、ペットとの共生社会とネズミ対策について

 

 晴海臨海公園にできる築地市場のネコの臨時保護施設については、唐突感が否めないが、動物愛護の観点からは許容する。ただし、臨時から恒久施設と転換を図る場合においては、丁寧な説明のもと地元との合意形成が大前提であることを申し述べる。

 ネズミ対策においては、ゴミ出しの手法の検討など、商店街や地域での議論ができるきっかけづくりを期待する。

 

10、公文書の行政資料・地域資料として図書館での管理及び正しい情報発信について

 

 築地移転の背景には、行政から情報が適切に都民に届けられなかったことがある。公文書は、適切に管理し、都市計画審議会で提出されたまちづくり関連の公文書などは、積極的に行政資料・地域資料として情報公開コーナーや図書館に保存され、将来の検証作業などに備え情報提供されていくことを期待する。

 行政は、もともとは信頼性がある存在であり、例えば「がんの免疫療法について」や「トリアージについて」など専門的な分野にまでおよぶ健康情報等の発信や相談対応を保健所などから行っていただくことに期待をする。

 

 以上、来年度予算検討において、区民福祉の向上に向け適切に反映いただけることを期待し、平成29年度各会計決算認定に同意をする。


 最後に、決算特別委員会開催中の10月11日、築地市場が豊洲に移転することとなった。市場移転という誤った東京都の政策が遂行されてしまったことは、たいへん遺憾である。①食の安心・安全、②築地ブランドがこれからも築地の地で息づかせ築地を再生していくこと、③解体工事に伴うアスベスト・粉じん等による健康被害を絶対に出させないこと、④環状二号線の着実な交通環境整備を求めて参る所存である。

 

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決算特別委の争点:住民の合意形成なく、ホテルのなかった佃・月島にホテル誘致を可能にする地区計画の変更は許されるのか?

2018-10-11 20:12:04 | 財務分析(予算・決算)

 住民の合意形成なく、といいますか、そもそも、合意形成の前段階として、住民説明会を月島・佃から遠く離れた京橋プラザで開催して終わりとする姿勢からわかりますように、地区計画を変更するという重要な情報を区民に与える努力をすることなく、地区計画の変更手続きが進められています。

 他地域では、ホテル建設に伴う宿泊客の夜間の騒音や、ホテルのネオンの光害の問題が取りざたされている中で、佃・月島には、ホテルがなく、ホテルと住居が明確にゾーニングがなされた状態で、良好な住環境のひとつの要因でした。

 ところが、現在、佃・月島にホテル誘致を可能にする地区計画の変更の手続が進んでいます。

 本日、その意見書の〆切であり、以下、佃・月島の良好な住環境を守るために、意見を中央区へ届けました。


******意見書*******

〒104-8404 東京都中央区築地1-1-1 中央区役所5階

都市整備部 地域整備課 御中

                   氏名:  小坂 和輝     印

                   電話:03-5547-1191

 

 私は、佃・月島の良好な住環境を守るため、ホテル誘致を可能にする今回の「月島地区の地区計画の変更原案」(以下、「原案」という。)について反対の意見書を提出致します。

 

 ご検討を、よろしくお願い申し上げます。

 

意見の内容:

 

第1、都市計画原案に対して十分に地元に説明すべきであるにもかかわらず、説明もなく都市計画案の公告・縦覧手続きに入った手続き上の重大な違法について

 

 今回の都市計画原案の地元説明会は、月島から遠く離れた京橋プラザを会場に9月18日と9月19日の両日に行われました。
 本来、変更がなされる各地区で(月島地区であれば、佃二・三丁目地区、月島一丁目地区、月島二丁目地区、月島三丁目地区、月島四丁目地区、勝どき一・二丁目地区、勝どき三丁目地区、勝どき四丁目地区の8地区)それぞれ、説明会を開催すべきです。

少なくとも、土地柄も、住民の構成も異なる月島地区、日本橋地区、京橋地区の三地区でそれぞれ行われるべきでした。

原案が都市計画となることで、既存不適格となる建物の所有者にとって、重大な財産権の侵害であるから今回の地区計画変更の重要性を知っていただく必要があるにも関わらず、知らされないままに都市計画手続きが進められようとしています。

「愛する月島を守る会」からも月島で説明会の開催を行っていただきたい旨の要望書が出されながら対応がありませんでした。形式的に説明会を開催した事実だけを作って済ませることは都市計画法16条の趣旨にも反し違法であると考えます。

従って、都市計画法16条の手続き違背をとった原案に反対を致します。

 

 

第2、地区計画の変更を基礎付ける基礎調査がなされていない手続き違背について

 

 地区計画を変更する場合には、基礎調査などなされている必要があります(都市計画法21条)。
 しかし、今回は、原案が都市計画となることで、既存不適格になる住居がどれだけ生ずるかなど重要な調査がなされないまま、地区計画の変更が先行しています。基礎調査により見えてきた事実にから、なぜ、都市計画変更をする必要が生じているかの十分な説明もまた、なされておりません。

 これら重要な事項の基礎調査なく都市計画手続きを進めることは、都市計画法21条の趣旨に反し違法であり、手続き違背である原案に反対を致します。

 きちんと、既存不適格になる住居の戸数を出していただくようお願い申し上げます。

 

第3、現在ホテルが存在せず、良好な住環境を享受している月島・佃の住民は、今回の原案でホテル誘致が可能になることについて、合意形成がなされていないことについて

 

 ホテルが出来ると、そのネオンによる光害や巨大な看板などで街並みが一気に変わります。24時間宿泊客の出入りもあり、夜には静かになり眠る居住地域にはふさわしくない存在です。治安、災害時の問題などもあります。

 現在、月島・佃地域にそのホテルは存在していません。商業地域、第一種住居地域(但し、ホテル面積は、3000㎡以下)、第二種住居地域には、ホテル建設の規制はかかっていないため、ホテル建設が理論上は可能であるわけですが、もうひとつの特別用途地区として、第二種中高層階住居専用地区や第三種中高層階住居専用地区が、それぞれ4階あるいは5階以上は住居にすることを求めており、3階までホテル或は4階までホテルとし、4階或は5階以上は住居とするようなホテルは、実際上、建設し辛いために(下の階がホテルである住居に人は住もうとは思わない)、結果として、ホテル建設を抑制してきました。

 この度、第二種中高層階住居専用地区と同等の縛りを住居地域には残すため、住居地域では、同様に、ホテルが建設し辛いままであるが、商業地域では、第三種中高層階住居専用地区を廃止し、ホテルの建設し辛かった問題が解消されることとなります。

 行政の皆様、人が住む地区とホテルとは、明確にゾーニングすべきと思いませんか。そして、実際に、月島・佃の住民は、明確にゾーニングし、良好な住環境を望んでいます。だからこそ、今までのまちづくり協議会等の場で、ホテル建設を望む声が、月島・佃の住民代表からは、出されませんでした。佃・月島の住民のホテル誘致に対する合意形成はなされておりません。

 従いまして、間接的にホテル建設を抑制する効用のある第三種中高層階住居専用地区の廃止に反対を致します。
 また、ホテル計画に対し、容積率を緩和することも、同様に反対を致します。

 

以上

 *******参考資料********



********月島地区の地区計画変更の原案(中央区の資料より)********






 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中央区が、築地市場と言う大切な大切な宝を失った日、平成30年(2018年)10月11日。

2018-10-11 05:44:31 | 築地重要

 まずもって、築地市場を移転させてしまうという東京都の誤った政策に対し、「東京都の持ち物だから」という言い訳を盾にし、中央区が抗しきれませんでしたこと、深くお詫び申し上げます。
 環状二号線はもともと地下で都市計画決定がなされていました。それを都市計画決定の変更をかけてしまったところから中央区は道を踏み誤っています。地下のままであれば、現状のような交通問題は、起こらなかったことと推察致します。あの時、外堀が埋められてしまいました。
 科学的な道理、経済学的な合理性などが通用しなくなる政治というもののある意味、怖さを感じます。

 豊洲市場開場に当たり、交通・物流が大混乱している模様ですが、食の安心・安全が守られること、築地ブランドが築地の街でこれからも息づいていきますこと、解体工事に当たりアスベスト・粉じんなど周辺地域に健康被害等絶対に起こさせないこと、環状二号線の交通に支障を来させないことを見守って参る所存です。

 10月6日、営業最終日の築地市場。
 数限りなく歩いた市場。目に焼き付けたくて。
 携帯の充電の関係でまだまだ撮りたかったけど撮りきれていません。




































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月13日(土)、クリニック近くの月島荘において、医療的ケア児11時~、発達障がい児16時~を育てる当事者による講演会が開催されます。

2018-10-10 23:00:00 | 医療的ケア

 10月13日(土)、クリニック近くの月島荘において、医療的ケア児、発達障がい児を育てる当事者による講演会が開催されます。

 ご関心のございます方、お気軽にお出かけください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする