有川浩さんの『空の中』を読みました。
瞬の父親―斉木敏郎が、訓練飛行中に殉職をした。
覚悟をしているつもりだった・・・でも全然できていなかった。
こんな日がくると分かっていたら、離れて暮らしたりしなかったのに。
表面は平静を保っていたが、海で見つけたクラゲモドキ(命名フェイク)に
入れ込むようになった。
敏郎と一緒に飛んでいた武田光稀三尉は、その事故の原因となるものを見ていた。
そして、もうひとつの事故機「スワローテイル」の事故調査委員・春名高巳に
それを見せている最中にそれからのコンタクトがあった。
私としては、青春物とファーストコンタクト物と航空自衛隊のミックスと言う感じなのですが、
どうでしょう?ファンタジーでもSFでもくくれるかなと思います。
真帆が母親に謝罪を聞き入れてもらうために【白鯨】に復讐しようとするあたり
痛々しいです。
また、日本が国際関係のためにある行動に出る辺り、リアリティがあるなと思いますし、
しっぺ返しを食らうところは、合理的だけれど被害者には納得のいかないものだろうなぁと、思います。
最後はちょっと寂しいけれど、どこかでつながっていると思えて、さわやかな終わり方だと思います。
文庫になったら買います。
瞬の父親―斉木敏郎が、訓練飛行中に殉職をした。
覚悟をしているつもりだった・・・でも全然できていなかった。
こんな日がくると分かっていたら、離れて暮らしたりしなかったのに。
表面は平静を保っていたが、海で見つけたクラゲモドキ(命名フェイク)に
入れ込むようになった。
敏郎と一緒に飛んでいた武田光稀三尉は、その事故の原因となるものを見ていた。
そして、もうひとつの事故機「スワローテイル」の事故調査委員・春名高巳に
それを見せている最中にそれからのコンタクトがあった。
私としては、青春物とファーストコンタクト物と航空自衛隊のミックスと言う感じなのですが、
どうでしょう?ファンタジーでもSFでもくくれるかなと思います。
真帆が母親に謝罪を聞き入れてもらうために【白鯨】に復讐しようとするあたり
痛々しいです。
また、日本が国際関係のためにある行動に出る辺り、リアリティがあるなと思いますし、
しっぺ返しを食らうところは、合理的だけれど被害者には納得のいかないものだろうなぁと、思います。
最後はちょっと寂しいけれど、どこかでつながっていると思えて、さわやかな終わり方だと思います。
文庫になったら買います。