こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

メイド刑事2

2006-07-18 00:00:00 | 未分類
早見裕司さん『メイド刑事2』を読みました。

第4話『葵、スターになる!セレブ夫婦の裏の顔』
IT企業の社長、青柳志朗(41歳)は25歳のアイドル大空瞳と結婚した。
青柳の本名は恩田行三、警視庁がマークしている名うての詐欺師である。
今度は、何をたくらんでいるのか・・・。

瞳は可愛いだけのアイドルかと思っていたら、何の何の、人生を雄雄しく切り開ける
天性のスターだと思いました。
騙されたと泣き寝入りするだけじゃない、たくましさを持っています。
このような女性になりたいものです。

第五話『葵のお見合い!?花嫁衣裳は死に装束』
葵の主人である警察庁長官、海堂俊昭が見合い話を持ってきた。
相手は、海堂の友人大道寺忠宏。
実は、これまで家柄のいい女性をと気位の高い母親たちが選んできた花嫁候補が、
次々と、奇怪な死を遂げたのだった。

悲しい犯罪、そして本来罪に問われるべき人々がのうのうと暮らしている。
理不尽だと感じます。でも、今度こそ、メイドの土産を手に立ち直って欲しいと感じました。
笑えるところもちゃんとあって、海堂の大学時代の所属サークルに、私もずっこけてしまいました(^^;)

第六話『悲しき同窓会!葵の王子様』
葵にとって嫌な思い出しかない中学時代の同窓会の案内が届いた。
本来なら、破り捨ててしまいたいほど行きたくなかった同窓会。
しかし、葵の父親を死に追いやった犯人を探るため、華やかなドレスを身にまとって
お嬢さまのように会場に登場した。
しかし、当時いじめられていた亜子に挑発されては演技もそこまでだった。
当時かばってくれていた日下部も含めて、清瀬には様々な思惑がひそんでいた。

この話だけでも、たくさんの悪事があかるみに出てきます。
しかし、その背後にもっと大物の黒幕がいる気配。
次の巻で、どれだけの悪人が現れて葵が立ち向かっていくのか、気になるところです。

GA文庫のアンケートに答えたら、『メイド刑事』の販促用ちらし(ですよね?)と
『メイド刑事』1・2その他文庫のイラスト葉書を10枚いただきました。
せっかくだから使いたいのはやまやまなのですが、この年になって可愛い葉書は使いにくいです。
どうしましょう?

コメント
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