川端裕人さんの『銀河のワールドカップ』を読みました。
表紙の通り、サッカーの話です。しかも小学生。
私はサッカーにあまり興味がないので、半分読むまでは読み続けるのが苦痛でした(^^;)
でも、縛られるのが嫌でチームを辞めた天才的な三つ子たちや、ダイエットのためサッカーを始めた玲華、
サッカーは下手だけど全体を俯瞰で把握できる翼など、少し本道から外れた少年少女が、
心の動きを追うほどに理解でき、魅力的に感じました。
更に、元プロサッカー選手で少年サッカーチームの名監督でありながら、
誤解が元で解任された花島のサッカーへの思いや、それだけに成長したところも魅力的でした。
試合中の細かな動きや心理状態も、目に見えるように描かれており、どんどん話に引き込まれていきました。
初めはぎこちなかったけれど、花島の自分自身で考えるようにさせるという指導のおかげで、
お互いにカバーし合い、能力を伸ばしながらチームらしくなっていくところが読み応えがありました。
最後の方の、なぜか軽く勝てそうな相手チームにぎりぎりで勝つような手抜きのように見られる試合も、
あとから聴いてみると、笑うしかありません。
こいつら、本当に世界を目指していたんだな、って。
彼らのその後も、自分に正直に生きているところが共感持てます。
どのような人生を歩むのか、楽しみです。続きは無いでしょうから、自分の心の中で・・・。
表紙の通り、サッカーの話です。しかも小学生。
私はサッカーにあまり興味がないので、半分読むまでは読み続けるのが苦痛でした(^^;)
でも、縛られるのが嫌でチームを辞めた天才的な三つ子たちや、ダイエットのためサッカーを始めた玲華、
サッカーは下手だけど全体を俯瞰で把握できる翼など、少し本道から外れた少年少女が、
心の動きを追うほどに理解でき、魅力的に感じました。
更に、元プロサッカー選手で少年サッカーチームの名監督でありながら、
誤解が元で解任された花島のサッカーへの思いや、それだけに成長したところも魅力的でした。
試合中の細かな動きや心理状態も、目に見えるように描かれており、どんどん話に引き込まれていきました。
初めはぎこちなかったけれど、花島の自分自身で考えるようにさせるという指導のおかげで、
お互いにカバーし合い、能力を伸ばしながらチームらしくなっていくところが読み応えがありました。
最後の方の、なぜか軽く勝てそうな相手チームにぎりぎりで勝つような手抜きのように見られる試合も、
あとから聴いてみると、笑うしかありません。
こいつら、本当に世界を目指していたんだな、って。
彼らのその後も、自分に正直に生きているところが共感持てます。
どのような人生を歩むのか、楽しみです。続きは無いでしょうから、自分の心の中で・・・。