こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

プリンセスの義勇海賊

2006-07-24 00:00:00 | 未分類
秋山完さん『プリンセスの義勇海賊』やっと読み終えました。
図書館で借りている本の期限に押されて、後回しにしていました(^^;)

フリースラント公国の公王女レイティアの、銀河をまたにかけた義勇海賊との冒険の物語です。
面白かったのですが、16歳の少女ってあんなに考えなしのおばかさんでしたっけ?
ラシルが考えに考えた計画を、かたっぱしから台無しにして。
ちょっと考えれば、自分の行動がどんな結果をもたらすか分かりそうなものですが。(-"-)
まぁ、王女としては型破りで正義感が強くて情に厚いところは、好感が持てます。

あと、宇宙海賊といえども弱小企業で、書類の山を片付けたり従業員の生活を考えたり、
所帯じみたところが妙にリアルですね。

敵役のスカーリアは、冷酷無比で頭脳明晰で、つけいる隙を与えない凶悪な魔女で、
どうやっても勝てないと思っていました。
もし続きがあるとしてスカーリアが出てくるとしたら、経験値が上がっているでしょうから、
まともに戦えるのか心配になります。

また、レイティアが足を引っ張るのかな?(ため息)
女性読者としては、女の子がお荷物になるような小説は、勘弁してほしいです。
女の子だって活躍したいんだー!足手まといになんかなりたくないんだー!!
守られているばかりなんてつまらないと思っているんだぞー!!!

コメント
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