柴田よしきさんの『やってられない月曜日』を読みました。
コネで大手出版社の経理部に入社・配属された高遠寧々。
自称・ブス、趣味・Nゲージ用150分の1スケールの住宅模型製作、友人・同期コネ入社の弥々。
コネ入社ということで周りに気を使いつつ、給料分の仕事はしているという自負はあり、
結構、経理の仕事は気に入っている。
このまま、ずっと平凡な日常が続いていくと錯覚していた寧々。
しかし、平凡な中でも人生は大きく動いていき、彼女も泣いたり笑ったり落ち込んだり
怒ったり喜んだりしながら成長し、変わっていきます。
曜日毎に様々な事件を挟みながら展開していくこの物語。
共感するところも多く、とても楽しめました。