九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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今年は寂しい年?

2006年10月14日 08時41分17秒 | 部活(投稿者・コーチ)
三年生が引退すると人数が減った事ばかりではなく、部を寂しく感じる事がある。その年の三年生が強力であり、下級生に力がない時ほど強く感じるのは指導者共通の思いである。今年の九里陸上インターハイ出場は三年生のみ四名であり、本来なら寂しく感じて当然なのだが、この10年間あまり感じた事が無い。(その年によって多少はあるが)寂しい思いをするのが嫌だから下級生を鍛えて新人大会で勝てる様に頑張る。指導者にも夢がなければ次への活力は生まれてこない。選手の自主性ばかり強調し要求するのは指導者の怠慢以外の何者でもない。強くなれば、もともと力があれば、選手は黙っていても意欲的に取り組む。だから、優秀選手ばかり集めている指導者は自主性をよく口にする。本物の指導者は名も無い選手と常に向き合っている人を言うのだと思う。一・二年生も順調に向上しているので、今年も寂しい思いをしなくて済みそうだ。

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